
SNS上で話題になった人気漫画「100日後に死ぬワニ」のカフェが開催されることが決定しました。
ワニを主人公に100日間連載されていた本作。
多くの注目が集まる中、100日目を迎えたのですが、その直後に映画化やグッズ展開などが発表され、「初めから商業的に展開されていたのでは」と物議を醸しています。
東京と大阪でカフェを展開
そのような中、「100日後に死ぬワニ」は23日に、東京・池袋と大阪・日本橋にてカフェを展開することを発表。
80分入れ替え制で予約金は税抜き500円。
ラーメンやカレー、デザートやドリンクなどのカフェメニューが一通り揃っており、グッズも販売されることがアナウンスされました。
しかし、このメニューについて、コーヒーなどのドリンクが税抜き800円。
パフェやティラミスも1000円超え、カレーに至っては税抜き1590円と通常のカフェと比べて高額ということもあって、
「ワニが死ぬのを待ってました!とばかりに準備万端ですね」
「爺ちゃん死んだから爺ちゃんの顔でキャラ弁作って食べようぜー、みたいな感じ」
「こんな高いカフェこのタイミングで誰が行くのよ…」
といった呆れ声が聞かれているのです。
予約表では…
「24日朝現在、公式サイトの予約表を見てみると、開催直後の土日はすべて『残席あり』表示になっており、連載中のファンの多くが引いてしまっているのは明らか。他のジャンルでもコラボカフェというと通常の飲食店の価格より上乗せになっていますが、今回はタイミングが最悪。『100ワニ』については、『無料で連載していたものから利益を得て何が悪い?』という擁護の声も多数聞かれていますが、バッシングを続けているネットユーザーの多くは、死によって終わった連載の直後にグッズ展開などをしていることへの違和感であり、いまだその噛み合わなさが続いているようです」(芸能ライター)
その他にも、ネット上からはさまざまな指摘が聞かれているというのです。
「このカフェの公式ツイッターアカウントが開設されたのは今年2月で、早い段階から決定していたのは明らか。さらに、『100ワニ』のグッズを巡っても一部が中国製ということが指摘も。中国と言えば、1月中旬の春節以降、新型コロナウイルスが爆発的に流行し、春節明けが3月まで延長されていたこともあり、『春節前から作ってたの?』『連載始まった直後にはもう作ってたのかな』という声が。作者は広告代理店の介入を否定していますが、ネットユーザーは粗探しに暴走しているような状態となっています」
古坂大魔王は擁護
古坂は「この騒動であなたは幻滅した?」という問いに「全く思ってない」とキッパリ。
「何なら炎上してないです。そういう意見があったということ。称賛の方が多いくらい」と持論を語った。「80日目くらいで盛り上がっても20日くらい準備の期間がある。仮に1から仕掛けたとして何が悪いんですか?金儲けの何が悪いんですか?そのために頑張ってるんだから」
と話したのです。
タレントの武井壮(46)は「終了後、急にPRが来て『踊らされた!』と感じる人がいたのでは」と分析。
「例えば、60日目くらいから『いきものがかりとコラボしました!』『グッズが出来ました!』と段階を踏まえればよかった。もしくは何日間か空けた方が良かった」
と語っています。
古坂はこのコメントを受け
「2週間で流行りが去るのがインターネットだから。こういうスピードになっちゃう」
とクリエイター目線で事情を説明。
自身が企画した「PPAP」に触れ
「やれるんならやってますよ。俺のときも『ジャスティンビーバーにいくら払ってるの?』って何回も言われた」
と過去を振り返りボヤいていたのです。
ネットの声
「もうそっとしといてやればいいのに。有名人まで反応してたら作者はもっと傷つくような気がするのだが。わざわざワイドショーなんかで取り上げるネタでもない気がするし。」
「発表のタイミングが全て。死んだ翌日に盛り上がってるのは流石に気が引けた。みんなそれだけワニの死を簡単に思ってないで、感情移入してたって事だと思う。」
「これ芸能人がこぞって「金儲けの何が悪い」って言ってるけど、別に儲ける事に対して言ってる人はいないと思う。やり方が悪いって言ってるだけで。でも、こういう事をして成り立ってる芸能人は声を大にしていかないと生きていけないからまぁ言うよね」
元々無料のツイッターでプロの漫画家が連載していたものです。そこに商業的な何かを求めるのは当然でしょう。
ただし、今のネット民を敵に回すような手法はまずかったですね。
いきものがかりの曲でしんみりこないのは興ざめしたからか…それでも映画は見てみたいかも…