2ケタの大台に到達! 海自の最新ステルス艦が年の瀬に進水へ 艦名どうなる?
海上自衛隊は2024年12月12日、建造中の令和4年度計画護衛艦の命名・進水式を近日中に執り行うと発表しました。
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三菱重工長崎造船所
場所は三菱重工長崎造船所で、日時は12月19日(木)9時52分から10時5分、執行者は佐世保地方総監の俵 千城(たわら たてき)海将が務める予定です。
もがみ型護衛艦 もがみ&くまの
珍しく出船で停まっていました pic.twitter.com/l8tPQyd89p— m.s.o (@MSOGoeikan) December 1, 2024
もがみ型護衛艦の10番艦
令和4年度計画護衛艦とは、もがみ型護衛艦の10番艦です。
もがみ型は全国の河川名を由来に艦名付与されてきた経緯があるため、今回進水する艦も河川名になると推察されます。
海上自衛隊は、もがみ型護衛艦を12隻建造する計画で、すでに最終番艦まで予算承認済みです。
おおむね年2隻ずつ進水しているため、残る2隻も遅延なく建造が進めば、来年度(2025年度)までに進水し、艦名が明らかになるでしょう。
【護衛艦「もがみ」来港】
護衛艦「もがみ」が大湊に来ました!普段見ることのないシルエットにタイムトラベルした感覚に陥るのは、私だけ? 護衛艦「もがみ」はもがみ型護衛艦のネームシップで横須賀を母港としています。#海上自衛隊 #大湊地方隊 pic.twitter.com/pxqExu3JXo— 海上自衛隊大湊地方隊【公式】 (@JMSDF_orh) September 10, 2024
河川名が用いられている
なお、もがみ型は数が多いため、これまでに北海道(ゆうべつ)、東北(もがみ、のしろ、なとり)、北陸(あがの)、東海(やはぎ)、近畿(くまの)、四国(によど)、九州(みくま)の各地方を流れる河川名が用いられています。
【護衛艦「あがの」初来港!】
第14護衛隊護衛艦「あがの」が大湊にやってきました。護衛艦「あがの」は、もがみ型護衛艦の6番艦で母港は舞鶴です。艦名は福島県を源流とし、新潟県を通って日本海に注ぐ阿賀野川に由来します。大湊地方総監も視察しました。#海上自衛隊 #大湊地方隊 #あがの pic.twitter.com/fPeY4BcF5j— 海上自衛隊大湊地方隊【公式】 (@JMSDF_orh) December 5, 2024
ネットの声
「改めてつくづく良くできた艦に見えます。
中国海軍の増強は著しく、ちょっとやそっとでは手が届かない。
そんな中で生まれたもがみ型は数を作ること、人員を減らすこと、掃海艇の役割を代行することなど様々な新基軸を盛り込んだ艦。
従来のDD、DE、MSC(掃海艇)を代替するというある意味野心的な艦。
短期間で量産を狙った作りは輸出も可能ではないかとしてオーストラリア海軍も注目しています。もがみ型は第一線に出すには心もとないけど護衛艦隊を後ろで支える重要な艦になりますよ。」
「オーストラリアへの輸出はなんとしても成功してほしい。
輸出の成功は、くまの型が太平洋自由主義陣営のデファクトスタンダード艦となれることを意味するし、
なにより、オーストラリアに整備拠点を日本は得ることになる。
有事の際において、日本国外の最後方となるオーストラリアに拠点を持つという意味は大きい」「今下手するとアメリカより日本の方が艦艇の建造ペースが上だったりしてますから、オーストラリア海軍での採用が決まると他の国の海軍からの引き合いもありそう。
個人的にはもがみ型12隻の中で最上型重巡(もう使えない「鈴谷」以外は使ってる)だけでなく阿賀野型軽巡(あと「酒匂」だけ)の名前は継承してほしいな。」