いまさら聞けない…アルコール度数表記の「度」と「%」の違い

アルコール度数表記に【「度」と「%」ある】のはなんで?それぞれの違いをご紹介!

焼酎やワインなど、お酒には欠かせないアルコール度数の表記。「〇〇度」と記されていることもあれば、「〇〇%」と表記されていることもあるこの違いは一体何なのでしょうか。

アルコール度数を示す単位に違いがある理由や、色々なお酒のアルコール度数をご紹介します。

「度」と「%」の違いとは?

アルコール度数とは、お酒に含まれるアルコールの割合のこと。

日本酒や焼酎の表記は「〇〇度」であることが多く、ワインやビールは「〇〇%」と示されるのが一般的です。

実はこの表記の違いに、特別な意味はありません。

「10度」も「10%」もお酒の強さは同じであり、全体量に対して含まれるアルコールの量を示しているのです。

日本で誕生した日本酒や焼酎は「度」、海外発祥のお酒であるワインやビールは「%」で表記される傾向にあります。

ただ特別なきまりがあるわけではないので、例外もあることを知っておきましょう。

お酒の種類によってアルコール度数が異なる理由

お酒の種類によるアルコール度数の違いには、お酒の醸造方法が関係しています。

発酵後に蒸留させたり、発酵をどんどん進めたりすることでアルコール度数は高まるのです。

ただ、無理に発酵を進めると原料の旨みが薄れることがあります。

ビールと同じ麦を原料とするウイスキーに、麦の風味があまり感じられないのはウイスキーが蒸留酒であるためです。

色々なお酒のアルコール度数を紹介

お酒の種類が同じだからといって、アルコール度数も同じとは限りません。

同じ飲料メーカーでも、4.5%~8%の間で4種類ものビールが販売されています。

サワーやチューハイ、カクテルやハイボールのアルコール度数を見ると3%~9%のものがほとんどですが、12%のチューハイも存在します。

一般的には、ビールや発泡酒のアルコール度数は5%前後の場合が多く、ハイボールは7%前後、ワインは12%前後のものが多いでしょう。

しかし先述したように、銘柄によってアルコール度数は異なることを知っておきましょう。

アルコール度数は、お酒の銘柄などによってそれぞれ異なります。

お酒を購入する際は、アルコール度数を欠かさずチェックするようにしましょう。

お酒を飲むときは、飲みすぎに注意しながら適度に楽しむことが大切。

お酒に弱い体質の人は、とくに気をつけましょう。



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