教習所では「AT限定」が基本になってるよ!

まともにMT車に乗れる人がいなくなるぞ! 

教習所のカリキュラムが「AT車が基本」に変更される!!

運転免許を再取得する理由はさまざまですが、近年では運転免許を再取得する際にAT限定で取得する方も多くいます。

かつてMT免許を保有していた方もAT限定にする理由とは何なのでしょうか。

ここでは、運転免許を再取得する際にAT限定にする方が多い理由を解説します。

免許を再取得する人は意外にも多い

まず、運転免許を再取得する人は意外にも多いです。

運転免許再取得のために教習所に通っている人を何人も見かけたことがあります。

運転免許を再取得することになった理由は人それぞれですが、意外に多いのが仮免許保有の入校です。

つまり、運転免許を失効して一定の期間を過ぎてしまった方が運転免許を再取得するために仮免許の交付を受け、教習所に入校するというパターンです。

そのほかにも、運転免許が取り消しとなってしまい、再取得する方も年に数人いました。

運転免許を再取得するときはAT限定にする人が多い

運転免許を再取得するとき、かつてMT免許を保有していた方がATにすることはよくあります。

実際に免許再取得のために教習所に通っている人に話を聞くと「昔はMT免許だったけど、AT車しか乗らないからAT限定でいいと思った」という声をよく聞きます。

このような理由で、かつてMT免許だった人もAT限定免許にするというケースが増えているといえるでしょう。

ただし、仕事の都合や乗りたいクルマなどによっては、MTでなければならないこともあるため、再取得するときもMT免許を選択する方もそこそこ多かったです。

令和7年4月1日からMT免許のカリキュラムが変更されAT車主体の教習に

令和7年(2025年)4月1日から、運転免許(普通車・普通二種)の教習の課程が変更されます。

これまでMT免許を取得するために教習所に入校した方は最初からMT車に乗って教習を受けましたが、令和7年(2025年)4月1日からはMT免許を取得するために教習所に入校した場合であっても、基本的にAT車で教習を進め、AT車の見極めに合格したらMT車の教習を受け、卒業検定を受ける形に変わります。

わかりやすくいい直すと、AT限定免許と限定解除を一体化させたような教習の課程に変更されるということです。

令和7年(2025年)4月1日から順次新しい教習の課程に移行するため、これから免許を取得しようとする方は、MT免許でもAT限定免許でも、基本的にAT車での教習になります。

ネットの声

「買って乗るのはAT車だけでもいいんですが、せめて教習期間くらいはMT車に乗ってもいいんじゃないかと思います。
AT車だと車の仕組みを体感しづらいんですよね。
MT車だと「アクセルを踏む=スピードが上がる、ではない。エンジンの回転数が上がるんだ」というのが体で分かって、こういう理解って意外と大事なんじゃないかと思ったりします。」

「今、AT車がほとんどの車種で採用されていて販売比率も高く、MT車を設定していない車種もあるけど、MT車のようにシフトパターンがある程度統一されているなら良いが今のAT車ってシフトパターンは様々なものが多くて初めて乗ると驚くものが多い。これを統一しないと事故が増えると思う。」

「時代の流れ的に仕方ないんでしょうけど、本質的なことを言えば、AT限定免許自体が間違いだろうと思います。

そもそも、AT車は“運転操作は簡単”ですが、決して“運転が簡単”という訳ではないからです。

操作を誤った際の自己制御性という意味では、自動制御の宿命として、AT車の方がより重大な結果を招き易いので、機械操作の資格としては、「先にMT車で暫く経験を積んでから、初めてAT車の運転が許可される。」という方が正しい筈なんです。

なので、本質的には「MT限定で免許を取得し、その後にATも運転可能とするため限定解除」というのがあるべき姿でしょう。

ところが、世の中の認識として「AT車は運転が簡単」という誤解が一般化していて、上記の様な話をしても理解できる方は極一部です。

恐らくこのコメントに対しても「うーん」が大多数になるんだろうなぁ、と思います。」

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