
スマホ決済のキャンペーン合戦が続いています。
「PayPay」が40%還元、「au PAY」が20%還元のお得なキャンペーンを展開中。
このほかのキャンペーンも含めて、開催期間が2月中のものが多いので、3連休中に利用するのがおすすめです。
2月14~22日のキャッシュレスニュースを振り返ってみました。
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ルール変更で要注意! au PAYの20%還元キャンペーン
2月に最も注目を集めているのが、会計金額の20%相当を還元するau PAYの「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」。
上限金額は最大7万円。
期間ごとに上限が分かれており、ステージ1(2月10日~3月1日)で3万ポイント、ステージ2(3月2~22日)で3万ポイント、ステージ3(3月23~29日)で1万ポイントとなっています。
注意したいのが、開始当初から二つのルールが変更されていることです。
まず、キャンペーンの終了時期。
当初は、「翌日に10億円に達すると判断した場合、翌日にその週のキャンペーンを終了する」となっていたのですが、17日週からは「当日に10億円に達すると判断した場合、17時までに通知して当日終了する」に変更されました。
毎週月曜日が10億円のチャージ日なので、月曜日もしくは火曜日にキャンペーンが終了する可能性が高くなりそうです。
次に変更されたのが、1日の上限金額。
これまで設定されていなかったのですが、「1日あたりの還元ポイントは最大6000円相当」に引き下げられたのです。
キャンペーンを利用して、3万円以上の高額商品を狙っていた人は注意しなくてはいけません。
期間は3月29日までですが、実際に利用できる日や還元金額は今後も変更される可能性があるため、思い立ったら早めに利用するのが吉です。
40%還元のPayPayは3月もキャンペーンが盛りだくさん!
スマホ決済サービスで覇権を握りつつあるPayPay。
2月20日に登録ユーザー数が2500万人を突破したと発表。
加盟店が194万カ所、単月の総決済回数が毎月1億回を突破しているというのです。
そんなPayPayでいま一番お得なのが、「全国6,500店舗以上の有名飲食チェーンで『40%戻ってくる』キャンペーン」。
全国6500以上の飲食店や21万台以上の自動販売機「Coke ON」で、支払った金額の最大50%(Yahoo!プレミアム会員50%、他は40%)をPayPayボーナスとして付与します。
還元上限は500相当/回、1500円相当/期間。
支払方法はPayPay残高のみで、クレジットカードが対象外となっています。
キャンペーンをフル活用するなら最低3回は利用したいところですが、2月29日の最終日が迫ってきているので計画的に利用してほしいところですね。
PayPayは3月以降に実施するキャンペーンも続々と発表しています。
まず、「10時~14時がおトク!春のスーパーマーケット大還元祭」と「春のクリーニングおトク祭り」。
前者が10~14時の時間限定で対象のスーパーでPayPay残高から決済すると最大10%を還元、後者が対象のクリーニング店でPayPay残高から決済すると最大20%を還元するというものです。
10時~14時がおトク!春のスーパーマーケット大還元祭の付与上限は500円相当/回、3000円相当/期間。
Yahoo!プレミアム会員が10%還元の対象で、それ以外のユーザーは5%還元になります。
春のクリーニングおトク祭りの付与上限は500円相当/回、1500円相当/期間。Yahoo!プレミアム会員が20%還元の対象で、それ以外のユーザーは10%還元に。
次に、「ガストで美味しいおトクなキャンペーン」。
こちらは3月4~31日の期間で実施し、PayPay決済による会計時にYahoo!プレミアム会員であれば最大20%、それ以外のユーザーに10%を還元します。
付与上限は、500円相当/回、1500円相当/期間。支払方法はPayPay残高のみ有効です。
このほか、静岡県伊東市、PayPayドーム、岩手県のスーパーマーケット、など、局地的なキャンペーンも多数開催予定。
近隣に住んでいたり、出かける用事があったりするのならば、積極的に活用しましょう。
また、虎ノ門・西新橋エリアで実施する予定の同サービス初のランチパスにも注目。
こちらはまだ実証段階で、テストユーザーを2月26日まで募集しています。
気になるマイナポイント事業
各社サービスが9月1日から開始される「マイナポイント事業」の事業者として登録を完了したという報道もありました。
マイナポイント事業は、ユーザーが選択したキャッシュレス決済サービスでチャージもしくは買い物をすると、利用金額の25%(上限5000円相当)を、その決済サービスで利用できるポイントを「マイナポイント」として還元するというもの。
ユーザーの登録開始は7月を予定しています。
6月にはキャッシュレス消費者還元事業が終了するが、その次に利用すべきお得な制度としてチェックしておきたいですね。
今後の展望
消耗戦なら体力のある側が有利、さらに本気度が問われます。
そういった意味ではauPAYのルール変更は残念でした。
その点PayPayの出だしは良かったですし、何しろ営業のローラー展開がすごいんですよ。
そこにauPAYの本気度が伝わってこないんです。
ただし、楽天PAYと組んだのは正解で、どちらかというと楽天が引っ張ってくれるかもしれません。
楽天は携帯キャリア事業に参入しますし本気度はかなり期待できますから。
マイナポイントはマイナンバーカードの普及を牽引するか…ある程度は期待できますね。