「ばすだしで」非常時の車中泊の合い言葉らしいよ
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非常時の車中泊、合言葉は「ばすだしで」コロナで変わる防災意識…。

新型コロナウイルス感染症の流行により、避難場所での感染を避けるため「分散避難」が推奨されています。

分散避難とは、避難所に多くの人が集まり密になる状況を避けるため、指定の避難所以外の場所に避難することです。

ハザードマップでその場所が危険ではないことを確認し、自宅、親戚・知人宅、ホテル、車中泊などを避難先とすることを事前に考えておきましょう。

車中泊の合言葉は「ばすだしで」

「自宅が安全な場合は自宅待機が良いですが、そうでない場合は別の場所への避難が必要になります。お子さんがいるご家庭は避難場所で迷惑をかけるのが嫌だから、気をつかうからなどの理由から、車を避難所がわりにする場合も見られます。
今回は、その車中泊に注目しましょう!
アウトドアでは実施されてきた車中泊ですが、災害時は楽しいキャンプとはやはり事情が違います。
車中泊の体験を元にして考案された標語『ばすだしで』という言葉を使って、車中泊のコツを紹介していきます」

「ば」場所

まずは、安全な場所選びです。

浸水や土砂災害の恐れはないか、倒れてくるものがないかなど周囲の確認が必要です。

そして、停車場所の近くに水道やトイレがあるかは重要です。

キャンプ場ならば揃っている設備も、避難となると話は違います。

そこで準備しておきたいのが携帯トイレです。

車中泊にかかわらず、災害用トイレを設置して、練習しておくことはおすすめです。

「す」水平

車中泊で一番注意したいのが、エコノミークラス症候群です。

エコノミークラス症候群とは

「食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。(厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」より抜粋)」

水平ではない場所は、快適ではない上に、エコノミークラス症候群の危険もあるため、

すき間を毛布や衣類で埋めるなど、できるだけフラットに寝られるように準備をしましょう。

「だ」断熱

車には、熱しやすく冷めやすい鉄やガラスが多く使われています。

そのため、夏の車内は気温50度くらいになり、冬の車内は外気温と変わらなくなるため、暑さや寒さの対策が必要になります。

そこでおすすめするのが断熱マットです。

アウトドアでも取り入れられているように、窓やドア、フロントガラスなどに断熱マットを貼ることで、

車内の気温は外気温に左右されにくくなります。

ですが、たとえ断熱マットを貼ったとしても、夏場に子どもを車内に残して離れることは決してしないでください!

また、車内では断熱マットを敷いてから布団や寝袋を敷くのが必須です。

断熱マットを敷くことで、冷気をさえぎるだけでなく、車内外の温度差によって布団が湿るのを防ぐことができます。

またクッション性もあるので寝心地も良くなります。

「し」収納

車内での避難となると、こまごました物が行方不明になりがちです。

限られたスペースで暗い中、ごちゃごちゃしていては物が探せず、踏んだり口にしたりすることで、

子どもの思わぬケガにもつながりかねません。

そういったことを避けるためにも、物の収納場所を決めておくことをおすすめします。

「で」電源

通常の自動車は、スマートフォンの充電や300W程度なら電気が使えるものもあります。

電気自動車やハイブリッドカーなどは、1500Wの電気を発電することもでき、

これは室内のエアコンや冷蔵庫を動かせることもあるんですよ。

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