宝くじと並んで根強い人気なのがスポーツくじです。毎回、BIGやtotoを購入してサッカー観戦を楽しんでいる人も少なくないでしょう。
ここではBIGやtotoの当選確率を改めて考察してみます。

BIGとtotoはどう違う?

春・夏・秋にかけて、さまざまなスポーツが花盛りとなります。

毎週末、野球やサッカーをはじめとしてたくさんのゲームが行われています。

今年の秋にはラグビーワールドカップ日本大会、来年夏にはオリンピック・パラリンピック東京大会が開催予定となっています。

このようなさまざまなスポーツのうち、サッカーの試合観戦に花を添えているのがスポーツくじです。

くじには、いくつかの種類があります。大きく分けると、コンピュータがランダムに試合結果を選択するBIG、くじを買う人が試合結果を予想するtotoです。

宝くじと同じように単純にくじとして楽しみたいならBIGがオススメです。

そして、対戦する両チームの戦力分析をしたり、過去の対戦成績を考えしながら、試合結果の予想を楽しみたい人にはtotoがオススメとなります。


なお、BIGもtotoも当選金は売上金額や当選口数によって変動するので注意が必要です。

BIGの種類

まず、くじの仕組みを確認します。BIGには、いくつかの種類があり、代表的なものでは指定されたサッカー14試合の90分間の試合結果がくじの対象となります。

1つの試合には、ホームチームの「勝ち」「負け」「その他(引き分け・延長)」の3通りの結果がありえます。14試合すべてについて、コンピュータの選択した結果が、実際の試合結果と一致した場合、1等当せんとなるのです。

1口は300円で、1等はキャリーオーバーがない場合最高3億円で、キャリーオーバーがある場合最高6億円となります。

これまでは、「ボーナスBIG」と呼ばれる特別開催回では、キャリーオーバーがない場合で最高7億円、キャリーオーバーがある場合、最高10億円となっていました

2019年度は、キャリーオーバーがある場合の上限が引き上げられ、最高12億円のくじが2回程度販売されることとなったのです。また、それとは別に、キャリーオーバーの有無にかかわらず最高7億円のくじが4回程度販売されることに

この新しい「ボーナスBIG」の最初の回は、6月8日から22日までの期間限定で販売されることとなっています。

totoの種類

totoにもいくつかの種類があります。単に「勝ち」や「負け」ではなく、各チームのゴール数を予想するtoto GOALというくじもあり、ここでは、代表的なtotoをみていきます。

指定されたサッカー13試合の90分間の試合結果がくじの対象となります。13試合すべてについて、くじを買う人が予想した結果が、実際の試合結果と一致した場合、1等当せんとなります。

totoは、1口100円で、1等はキャリーオーバーがない場合最高1億円。キャリーオーバーがある場合は最高5億円となります。

宝くじと違うところは?

BIGやtotoのスポーツくじが、宝くじと異なる点はどこにあるのでしょうか。

それは、1枚のくじの当せん確率が必ずしも同じではないところです。宝くじならば何組の何番であろうと、当せん確率は変わりません。どの番号のくじでも、当せんの確率は同じなのです。

いっぽう、スポーツくじの場合では、対象となるサッカーの試合で、「勝ち」「負け」「引き分け」の結果が均等に出るとは限りません

BIGならコンピュータの選択に応じて、totoなら買う人の予想しだいで、それぞれのくじの当せん確率に違いが出ると考えられるのです。

勝ち・負け・引き分けの割合

2018年のJリーグのうち、J1のリーグ戦の結果をみてみます。

2018年全306試合のうち、ホームチームの「勝ち」が128試合。「負け」が109試合。「引き分け」が69試合でした。

つまり「勝ち」「負け」「引き分け」の割合は、それぞれ41.8%、35.6%、22.5%だったのです。

ホームアドバンテージの存在が、結果に表れる形となっているのは一目瞭然です。

ホームアドバンテージが存在し、各試合でホームチームの「勝ち」「負け」「引き分け」となる確率が、この割合のとおり、41.8%、35.6%、22.5%であると仮定してみます。

この仮定だけをもとにした場合、当せん確率が一番高くなるのはどういうくじになるのでしょうか。

これは言わずもがなで、全試合ホームチームの「勝ち」のくじです。

1等当せん確率は、BIGで0.0005%、totoで0.0012%となります。

いっぽう、当せん確率が一番低くなるのは、全試合「引き分け」のくじです。

1等当せん確率は、BIGで0.00000009%、totoで0.00000039%となります。

全試合ホームチームの「勝ち」のくじと比べると、1等当せん確率はそれぞれ1万分の2倍、1万分の3倍となってしまいます。

しかしこれには違和感があるでしょう。

それは、次のことです。

「すべてホームチームの「勝ち」なんて、当たらないのでは?」
「てきとうに、「負け」や「引き分け」が混ざっていたほうが、当たりそうな気がする」

というものです。

「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数が、どういう内訳のくじが当たりやすいのかということでいえば、この違和感は正しいです。

BIGで試合数のパターンごとに1等当せんの確率を計算してみると下図になります。

BIGでは、対象の14試合のうち、「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数が6、5、3のケースが、1等当せん確率が5.9%となって、最も高いパターンとなるのです。

totoでも考えてみましょう。

試合数のパターンごとの1等当せんの確率は、下図のようになります。

totoでは、対象の13試合のうち、「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数が5、5、3となるように予想するケースが、1等当せん確率が6.1%となって、最も高いパターンとなります。

当選確率を求めると

BIGやtotoでは、試合数だけがわかっても意味はありません。当せんは、あくまでも「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数ではなく、対象試合それぞれの結果によって決まるからです。

BIGで、「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数が6、5、3となるケースは、16万8168通りあります。totoでは、「勝ち」「負け」「引き分け」の試合数が5、5、3となるケースは、7万2072通りもあるのです。

このなかから選ばれた1つのくじが当せんする確率は大変小さく、1等当せん確率は、BIGの場合0.000035%、totoの場合0.000084%となり、全試合ホームチームの「勝ち」とする場合の10分の1以下となるのです。

以上のことから、サッカーの専門的な予想を抜きにし、ホームアドバンテージの存在という過去の結果と、統計的な確率だけを頼りに考えると、やはり、全試合ホームチームの「勝ち」のくじがオススメということになります。


もちろん、確率の低いくじが当せんしないというわけではありません。むしろ確率の低いくじは、当せんした場合、当せん口数が少ないと考えられるので高額の当せん金が受け取れるかもしれないのです。

いずれにしても、スポーツくじを買って、ワクワクしながらサッカーの試合観戦ができます

そうなると、その時点ですでに、サッカーとくじを十分に堪能していることになりますね。

ネットの声

「使い道に困るほどお金を持ってみたい」

「6億も当たる方って本当何かを持ってるんだと思いますね、世の中お金じゃないと綺麗事言う方もいますが、金さえあれば嫌な会社で働かなくていいし、関わりたくない人間とも関わらず自分らしく生きれるんですからね。」

「気が大きくなってアホな買い物するんだよな。」

お金があったら何でも解決できそうな気がしますよね。

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