いよいよ春のツーリングシーズン! 思わぬトラブルを防ぐための「冬眠明け」バイクメンテナンス「5つのポイント」とは?
冬の寒さや路面凍結の危険から、バイクを冬眠させていたライダーも多いはず。
寒さも徐々に和らぎ、いよいよ本格的な春のツーリングシーズンの到来です。
しかし、冬眠明けのバイクはそれまで走っていなかった分、ツーリング前には念入りなメンテナンスや点検をする必要があります。
安全に楽しくツーリングを楽しむためにも、まずはバイクのメンテナンスから始めましょう。
目次
バッテリーは上がっていないか
しばらく乗っていないバイクは、自然放電によりバッテリーが上がりエンジンが始動できないことがあります。
この場合はブースターケーブルを使用するか、バッテリーを外し十分に充電してから再度取り付け始動する必要があります。
ツーリングに行く日程が決まっているのであれば、あらかじめ充電しておき、前日に装着してエンジンを始動してみるのがベスト。
おはようございます?
この3日間、走って食べて撮って…
そしてたくさん笑いました(‘▽’*)
リフレッシュしたから今日からまたお仕事頑張れそうです??今週も笑顔で頑張りましょう???? pic.twitter.com/nVR4CeHZ4a
— のぶねこ (@nob_neko_rider) March 21, 2022
空気圧は正常か
タイヤの空気もバッテリーと同じく自然に抜けていってしまうため、乗車前には必ず空気圧もチェックしておきましょう。
空気圧のチェックにはエアゲージが必要ですが、もし空気圧が低い場合は最寄りのガソリンスタンドで空気を充填しましょう。
通常ガソリンスタンドにはエアゲージ付きのコンプレッサーが備わっているので、自宅にエアゲージがない場合はガソリンスタンドへ。
春のツーリング pic.twitter.com/jEtGzggrSx
— クロロ??@駅メモ (@krs_ekimemo) March 29, 2022
灯火類は全て点くか
灯火類は安全を確保するための保安部品にあたるので必ず確認すること。
しばらく乗っていないバイクはどんな不調が起こるかわからないため、エンジン始動後は必ず灯火類が全て正常に点くかもチェックしておきましょう。
ヘッドライトのHI/LO切り替えやウインカー、ブレーキランプ等を必ず確認し、電球が切れていたら交換し全て正常に点くことを確認してから出かけましょう。
旧甲州街道犬目宿付近の高台で桃の花でしょうか、鮮やかな花が咲いていました??
私は寒くてもクッキリとした景色と真っ青な空が楽しめる冬のツーリングが好きなのですが、こういう景色を見ると春もまた良しと思えます。
眼下に談合坂サービスエリアが見えます。 pic.twitter.com/y113NeIGXO— ModeRider (@TigerandDjbel) March 28, 2022
外観のチェック
特にエンジン周りやキャブレター周辺は要チェック。
乗車前には必ず愛車の外観も見ておこう。パッキンの劣化によるオイル滲みはないか、各ボルトやナットの緩みはないか、著しいオイル汚れや不自然な汚れ、傷はないかを必ずチェックしておきましょう。
水気飛ばすため、10分ほど近所を流したけど、気持ちよい気候だったよ。
バイク乗ってる人々よ。
春だね。
帰路のツーリングも気をつけて。 pic.twitter.com/ghUZ0CkKj3— 狸?? (@Kansai223S) March 27, 2022
洗車もなるべくツーリング前に
洗車はきれいな状態を保つ上で重要。ツーリング前に済ませておこう。
しばらく乗っていないと埃や粉塵がボディに多く付着していることが多い。放置するとメッキ部分のサビや塗装の劣化を促してしまうため、ツーリング前にはできるだけ洗車も済ませておくことをおすすめします。
これは必須ではなく、ツーリングから帰ってきてからでもいいのですが、愛車をきれいに永く乗るためにもツーリング前に一度洗うことを推奨します。
冬眠明けのバイクはどんな不調を訴えるかわからない。安全に春のツーリングを楽しめるよう、乗車前には入念なチェックをしておきましょう。
特に旧車の場合は不調が顕著に現れやすいため、念入りな点検とエンジン始動後の暖気運転を充分に行い、ツーリングが楽しめるよう準備をしておきましょう。