バイクに乗り始めたら一度はキャンプツーリングをしてみたい。自由なバイク乗りはキャンプでさらに自由を満喫できるのだ。

テントは持ち運びのできる家

バイクによる旅は、列車やバスの発着時刻に縛られない。そのため、時間からも解放される

テントを持ったキャンプツーリングなら自由度はさらに増える。テントは持ち運びのできる家なのだ。バッグに入る別荘という言い方もできる。

キャンプには少々のテクニックを必要とするものの、それは経験を重ねていくことで何とかなる。組み立てやすいテントを始めとして、良い道具が豊富になったおかげで、キャンプはとても手軽なものになった。


キャンプの楽しみを覚えてしまうと、ありきたりの宿に泊まることが、費用面ばかりでなく精神的にもばからしくなってくるのだ。

また、オートキャンプ場と宅地造成されたようなキャンプ場が嫌いだというバイク乗りは少なくない。キャンプ場まで行って、どうして団地のような生活をしなければいけないのかという理屈だ。

オートキャンプがブームになったせいで、いい雰囲気だったキャンプ場が次々とオートキャンプ場になってしまっている。それを残念に思っている生粋のバイク乗りキャンパーは多い。

車を置くスペースを確保するために、キャンプ場内の木が伐採され、各テントサイトに電気のコンセントが設置された。キャンプ場まで行って電気料金を支払うなんて信じられない

オートキャンプ場は、日常を引きずることしかできない連中のたまり場となってしまった。この連中が一般のキャンプ場にも進出し、花園を荒野に変えてしまったのだ。

そうなると、キャンプ場以外のところにキャンプするといった方法を考えるようになったバイク乗りも多い。本来キャンプというのはそういうものだったはずだ。

しかし、時代が変わってしまった。火の取り扱い方や汚水、排せつなどを考えるとやはりキャンプ場を利用するべきだろう。

どこでキャンプする?

キャンプ場を選ぶ際、オートキャンプ場を避けるのは当然として、釣りのシーズン中は釣り場となっている川のそばのキャンプ場も混雑しているので避けたほうがいいだろう。キャンプ料金は公営のところが安い

そして、キャンプ場の近くに公共の温泉があると言うことはない。最近は温泉施設を持つ「道の駅」が増えている。これはキャンプツーリングのバイク乗りの強い味方だ。

ほとんどのキャンプ場では予約が必要になってきているが、空いている日は飛び込みでも利用できる。たいていのキャンプ場の管理人は性格のいい人が多い。世間話でもしつつ頼み込めば使わせてくれるだろう。

キャンプとツーリング

キャンプツーリングと一言で括っても、キャンプに比重を置くかツーリングに比重を置くかどちらかのタイプがある。もちろん、バイク乗りならツーリングに比重を置くタイプだろう。特に単独ツーリングとなるとテントを寝床と割り切ってしまう。


キャンプ場にテントを張った後、温泉に入りにいったり、周辺の食堂で夕食を食べてきたりする。朝食もコンビニで仕入れたパンと飲み物で済ます事も多い。筋金入りのキャンパーからすれば、キャンパーもどきが鼻につくかもしれない。

それでもキャンプツーリングは楽しい

バイクに積載できる荷物には限りがあるこれはキャンプツーリングの宿命といっていい。何かを優先してしまうと何かをあきらめなければならない

いずれにしても、ツーリングに行くにしてもできるだけ積む荷物は厳選しなくてはいけない。キャンプツーリングになるとなおさらだ。

まず、テントと寝袋は必須だ。寝袋は必要ない…と思う人もいるかもしれないが、夏でも朝は凍えるくらいの寒さになるのだから、寝袋を持っていかないと100%後悔することになる。

荷物を極限に抑えるにしても、テントと寝袋だけでもけっこうな荷物だ。これにコンロや椅子、できればタープなども…となるとかなりの荷物になる。

もちろん着替えも必要だし、その他諸々の旅行用品が必要になる。コンロは要らないだろうという人もいるかもしれないが、キャンプをするとなると火をおこしてコーヒーを飲まずして、何がキャンプなのかと言わざるをえない。

経験が何よりも勝る

キャンプツーリングは自由だ。バイク乗り一人ひとりに正解がある。

正解を求めるわけではないけれど、キャンプツーリングを一回一回こなしていくことで、自分にしっくりくるツーリングキャンプスタイルを確立していくことができる

それが、自分にとっての正解ということなのだ。繰り返しになるが、キャンプでの寒さはつらい。軽装で行くと必ず後悔することになる。

そのことだけはお忘れなく。

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