バイクブーム再来の中で中古価格も上昇してるよ!

なぜ、昔の中古バイクの値段が上がっているのか

考えられる理由のひとつに、バイクが趣味の乗り物であるということが挙げられます。

価格が高騰しているバイクのほとんどが、ビジネス用途や原付スクーター以外の車種で、実用性よりも趣味性が高いという共通点があるのです。

元々値落ち率が低い

自動車と比較した場合、バイクは新車・中古車ともに流通台数が少ない点も、価格が高い理由のひとつとして挙げられるでしょう。

一般的な中古バイクは、年式が古くなっても同じ年式の自動車よりも値落ち率が低い傾向にあり、人気の高いモデルではさらに顕著です。

これらの事情が古いバイクの価格を高める要因となっていますが、「希少」「根強い人気」「流行」などの要素が加わることにより、新車販売時には予想だにしなかった高値がつくことも珍しくありません。

昨今価格が上昇している中古バイクは?

では、実際に高値がついている中古バイクには、どのようなモデルがあるのでしょうか。

国内4メーカーから、いくつかピックアップして紹介します。

【カワサキ 900 Super Four】

中古バイクの代表格として、カワサキ900 Super Fourを外すわけにはいかないでしょう。

ライダーの間では、むしろZ1という型式名の方が広く知られています。

1972年に、ネイキッドタイプの輸出専門モデルとして初代が登場。

搭載する903cc直列4気筒エンジンは、4ストロークながら82psという最高出力を誇ったモデルです。

国内仕様としては、Z2と呼ばれる750RSが生産されていました。

くせがなく扱いやすい大排気量バイクとして、乗り手を選ばないという点も魅力のひとつです。

1976年まで生産が続けられ、その系譜はZ900やZ1000などに引き継がれました。

価格が上昇しているというよりは高値安定のモデルではありますが、2021年9月時点では比較的安価なものでも400万円近く、状態の良いものだと500万円オーバーの値がついているほどです。

【ホンダ ドリーム50】

小排気量のバイクで価格が上昇しているモデルとしては、ホンダ ドリーム50があります。

細身の燃料タンクや丸いシートエンドをもつシングルシートなど、クラシックレーサーの雰囲気が随所に感じられるモデルです。

1997年~2000年と、比較的最近販売されていたモデルであり、レトロモダンな雰囲気も相まって、高い人気を博しました。

また、50ccでは珍しいスポーツモデルとして、空冷DOHC4バルブエンジンを搭載し、生産終了後もワンメイクレースが行われていました。

現在でもブームは続いており、2021年9月時点では、安価な中古でも70万円以上の値がついています。

【ヤマハ WR250R】

オフロード系バイクの代表として今後高騰が予想されるモデルに、ヤマハ WR250Rが挙げられます。

2007年に生産を開始しましたが、2018年からの排ガス規制に対応できず、2017年に国内では販売が終了しました。

WR250Rは、ヤマハの競技用モデルである「WR250Fの市販車を作る」というコンセプトのもと、ザ・プレミアム・オフロードスポーツを具現化したモデルです。

デザインはクールかつスタイリッシュな仕上がりで、メインフレームやエンジンの軽量化により、優れたオフロード性能と市街地の走行性能を両立させています。

中古車価格は2021年9月時点で70万円台から90万円台が中心ですが、最終型では150万円という高値がついているものもあるほどです。

【スズキ RGV250Γ】

レーサーレプリカのバイクを語るうえで、スズキのΓ(ガンマ)シリーズを外すわけにはいかないでしょう。

その中心モデルであるRGV250Γは、後のレーサーレプリカブームの火付け役となったRG250Γの後継として、1988年に登場しました。

車名に冠せられたRGの名は、「レーサー・オブ・グランプリ」に由来します。

ブームを牽引する一台として高い人気を博したRGV250Γは、ネイキッドタイプやサーキット用のSPなど、豊富なバリエーションがありました。

1996年に後継モデルのRGV-Γ250にバトンタッチし、1999年に生産終了しましたが、国内2ストレーサーレプリカ最後のモデルとして貴重な一台となったのです。

2021年9月時点では、60万円台から80万円台の中古車が多いですが、中には150万円以上するものも見受けられます。

当時不人気車でも価格上昇

バイクは自動車より圧倒的に台数が少なく、愛好家も数多くいます。どんなものでも大切に扱っていればやがて希少価値が出てきますが、バイクでもそれは同様でしょう。

特に人気が高いモデルは、需要と供給のバランスにより価格もアップしますが、台数が年々少なくなる中古車ではその傾向がいっそう顕著です。

現在はそれほど高い評価をされていないバイクでも、個性的なモデルは生産終了すれば中古車の価格上昇も見込まれます。

今回紹介したモデルの他にも高騰しているモデルはあるため、気になった方は中古車市場をチェックしてみるのも良いかもしれません。

ネットの声

「コロナによる密にならない趣味としてバイクが見直され、コロナ前に比べて3割?4割増の値段になってきています。古いバイクは買った後のメンテナンスや部品交換費用が高いから覚悟が必要ですねー。しかし多種多様なバイクが走ってるのを見るのは嬉しい。安全運転で末長く楽しんでもらいたい。」

「今じゃなくて随分と前から徐々に値上がりしてる。旧車はパーツの問題あるから時間が経てば自然に上がる。需要と供給だから欲しい人は高くても買うし、欲しい人いなければスクラップ。」

「何故今?結構前から高いですけどね。まぁ、あとは新車じゃないので台数にも限りがありますし。現存しているZやCBはまだ多い方とは思いますけどもう買えないですねー。高くて。」

「Z1なんか30年ほど前から高かったけどそれが更に高くなったって感じ。その頃乗ってたけど、さすがにこの価格では買い戻す気にもならない。」

「最近バイクに乗ってる年代がそのバイクの現役時代を知ってる。ジジイが圧倒的に多いからじゃないの?そこそこ金も持ってるし。」

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