忘年会のスピーチはそれを任された人には大きなプレッシャーになるものです。
普通に簡潔に話して無難に切り抜けるのが一番いいのですが、中にはやはりきまじめにいろいろなエピソードを交えて話す人もいますし、実際には普通に話しては面白くないから、なんて手っ取り早く逃げたいのにそういうわけにもいかない、なんて思う人も多くて、気が重かったり、それでいて楽しみであったりするのが忘年会の挨拶なのです。

みんなのがんばりを褒め称える

忘年会はとにかく明るく元気よく、今年一年何かいいことがあればそれを取り上げて褒め称えるのです。そうすることでみんなの尊敬を集めることもできるでしょうし、誰もが知っていることではなくて、こんな些細なことをがんばってくれている人がいる、というようなところを褒めてみるのもいいでしょう。

「毎朝机の上を拭いてくれている人がいます。ここで名前を言うことはしませんが、私はとても感謝しています。というか今まで知っていながら感謝の言葉を言ったこともないのですが、この場を借りて感謝の言葉を述べたいと思います。どうもこの一年机を綺麗にしてくれてありがとうございました。」

敢えて苦言を呈する

良いことばかりを言うことが上司の仕事ではありません。どちらかというと叱咤激励するタイプが慕われる上司像かもしれません。もっとも忘年会では口うるさいことは言いたくない・・そんな中でも敢えて言いたいことは言うといった挨拶も逆に尊敬を集めるものかもしれません。

「一年の労をねぎらうこの席でも言いたいことを言わせて貰います。この一年皆さんには多大な努力をしてもらいましたが、そんなに努力をしてこの程度なのか、というのが正直な気持ちです。もってできるのに実力を出し切れていない人が多いと思うのです・・。」

ちょっと嫌われそうですが、上司はこんなことも言えて初めて上司と言えるのです。逆に尊敬を集めると思いますよ。

前向き思考の挨拶をする

「今年一年はこの場でしっかりと反省して、来年は心機一転頑張りましょう」

これは常套句なのですけど、これを言うだけできっちりみんなの気分を切り替えて来年にみんなの目を向けることができる言い言葉で外せないですね。

忘年会の段取りや進行をするのは幹事の大事な役目です。
毎年やっているからパターンがあるんだとよく言われますけど、実際の忘年会の挨拶の順番なり、そこからゲームに持って行ったら最後の締めの挨拶までどのような流れになるのかを考えてみました。

① 忘年会開催の挨拶からはじめの挨拶

幹事が開催の挨拶をします。ここはもう軽めの挨拶ですね。式次第めいたことを言う場合もあるかもしれませんが、ここでは

「平成27年度の忘年会を始めます・・まずは初めの挨拶を社長にお願いしたいと思います。」

ここでいきなり社長に振るのか、社長の言葉はみんなに酔いが回らない程度の序盤にもってくるかは社風によるかもしれません。ここでは初めの挨拶を社長に任せるパターンですね。
ただ乾杯の音頭まで飲めないので、話が長くなりそうな社長の場合はやはり挨拶は中盤くらいにお願いしたほうがいいかもしれません。もっともあらかじめ3分くらいで、なんてお願いしておくといいかもしれません。3分でもけっこう話せますからね。

② 乾杯の音頭

長めの挨拶でみんなが辟易しているときは電光石火の早業で「乾杯!」の一言で終わらせるのも楽しいかもしれません。
「おいしい料理早く食べたいですよね。それでは、乾杯!」「スピーチとスカートは短いほうがいい。乾杯!」これは若干セクハラ追求がありそうですけど、その後の話にもつなげることができるし、何よりも笑いの中で乾杯ができるのがいいですね。
乾杯は本当に一言二言でいいと思います。できれば笑いが取れたらパーフェクトでしょう。

③ 締めの挨拶

 

「宴も盛り上がっているところ時間が経つのは早いもので・・それでは中締めの挨拶をしてもらいます。」

ここは長くても短くてもみんな酔いが回っている人は本気で聞いていません。話が始まったことすらもわからないような人もいますので、長く話したほうがいい場合もあります。
中締めの挨拶は所属のリーダーなど、先輩上司がいいでしょう。


「これから2次会もありますよね。それではここは中締めで一旦締めましょう。それでは一本締めでお手を拝借、いよーーーっ!」ぽんっ「今年一年ありがとうございました」
この流れでいいと思います。

ネットの声

「ウルトラマンはいい話が多いイメージだったので忘年会の挨拶で「ウルトラマン80の28話でもあるように……」と一か八か具体的なシリーズ、話数を言い話に深みを出したんだが、家に帰って調べたら空から流れ星のように降ってきた死骸が住宅街を粉々にする回だった。」

「これから忘年会シーズンになりますが、年配者の皆さんくれぐれも挨拶の場面でONE TEAMという言葉を口にしないでください。その言葉を言った瞬間、あなたはチームから外されるでしょう」

「だって…なんか挨拶もまともに返してくれないし、確実に私より意識して関わらないようにしてる感出てるし。「私が悪いの?」って思って、何もしないと、この三連休気持ち切り替えられない気がする。今、自分に罪悪感がある。忘年会までにこの空気どうにかしたい。」

ワンチーム…今年の忘年会のトレンドだと思うのですけどね。

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