「すごい時代になったもんだ」キャデラックF1へのフェラーリエンジン搭載に、SNSでは驚きの声
フェラーリは12月11日、2026年からキャデラックF1チームにパワーユニットとギアボックスを供給すると発表した。
この提携は、GMとTWGグローバルが率いるキャデラックF1チームとの間で合意されたもの。キャデラックのF1参入もサプライズだが、まさかのフェラーリとのコラボ発表にSNSでは驚きの声が上がっている。
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米国のF1人気が影響も
フェラーリのフレデリック・バスール チーム代表は、
「F1の米国での人気が高まる中、自動車業界で最も尊敬されるブランドの一つに支えられた米国チームのコミットメントを見られるのは素晴らしい」とコメント。
さらに、「この技術提携の基礎として、我々のパワーユニットとギアボックスをチームに供給できることを喜んでいる」と述べ、フェラーリにとって2つ目の「カスタマーチーム」を持つことの技術開発面でのメリットを強調した。
キャデラックF1
→フェラーリエンジン
アストンマーティンF1
→ホンダエンジン
アルピーヌF1(ルノー)
→メルセデスエンジン
こうなったら
トヨタさんにハース買い取ってもらってホンダエンジン搭載
これで監督までが日本製!
あとはドライバーも日本人乗せてタイトル狙うとか如何です? pic.twitter.com/uj6hd9zQ0M— くあどりふぉり男 (@z_quadrifoglio) December 15, 2024
好意的な声が大半
また、キャデラックF1チームのグレアム・ロウドン チーム代表は、「2つの素晴らしい伝統を結びつけるフェラーリとのパートナーシップに興奮している」と述べ、
「適切なパワーユニットパートナーの選択は極めて重要であり、我々はフェラーリの情熱、卓越性、そしてそのスタッフの優れた能力を信頼している」と期待を表明した。
これに対しX(旧Twitter)では、
「キャデラックとフェラーリが手を組む!?」
「すごい時代になったもんだ」
「バランスや負担的には安牌かな」
「キャデラックはとりあえずフェラーリとPU契約か」
「ギアボックスももらうんだね」
など驚きの声が上がった。
2026年からのF1はキャデラック、フォードという元同じメーカーが戦う激アツ展開が見られます!!
#f1jp pic.twitter.com/wqzwSUeFfO— TSUN2 (@tsun_cady2) December 10, 2024
ホンダと組んでほしかった!?
一方、
「ホンダじゃないのか、残念」
「フェラーリかぁ。ホンダが良かったな」
などキャデラック×ホンダの組み合わせを望んでいたファンからは落胆の声も見られた。
この提携は、FIAがキャデラックF1チームの2026年FIA F1世界選手権への参戦を承認することが条件となっているため、今後の動向から目が離せなさそうだ。
ホンダ青山でF1マシン見てます。。 pic.twitter.com/WR0BTchedB
— (@tomohiro9R) December 15, 2024
ネットの声
「別に驚くことでもないと思うけどね。
だって元々の参戦計画のアンドレッティ・キャディラックの時もルノーのPU使ってGMバッジ貼るだけだったじゃない。参戦拒否されGMがPUマニュファクチャ登録し、紆余曲折あってフルワークス参戦になったから話題になってるけど、このまま2028年以降もGMじゃなくフェラーリPUで走る可能性も高そう。
次世代PUの規格は2030年まで有効だから、GMが自社PUに切り替えるとしたらそこからが本命でしょう。」「F1人気が北米でどこまで安定して根付くのか不明だし。
PU開発はコストキャップ制度があるとは言え非常にコストがかかる。
最初はカスタマーPUでシャーシを仕上げるのは無難というか賢明。
どっちも初物となると何が機能していないのか
判断することが難しい、その点アウディなんか大変だよね。メルセデスAMGはカスタマー供給先が3チーム既にあるし
ザウバーがアウディに変わった見合い、フェラーリPUに空きが出来たので
丁度いいのでは。フェラーリはずっとF1に居るしね。」「2026年に新参戦するパワーユニットはアウディとフォード(RBPT)だけど、全くの新規ユニットということでやはり数年は苦労するだろう。
そしてGMキャディラックは新チーム・新シャシー・新PUと何もかも初めて尽くしになるので、PUだけでも購入してまずはチーム力を上げようってのはある意味手堅い戦略。レギュレーション変わって数年は各チームが混乱するだろうが、それを乗り越えて栄光を手に取るのはどこのチームか。
来年はマクラーレン・メルセデス・フェラーリの三つ巴になるんだろうな。」