いまどきはクルマの修理代も高騰中…かなり高いよ 

安全性の向上はありがたい限りだが修理の時は高い!

まさかの修理代に驚愕! 安全性の高いイマドキのクルマの修理代高騰の事例4つ

安全装備が続々と義務化されたり、義務でなくてもメーカーの方針として標準採用されていく昨今。

この点についてはとても喜ばしいことですが、気をつけないといけないポイントがいくつかあります。

バンパー

従来であればパンパー交換はとても簡単でした。

色合わせは別として、構造としてはドンガラなので、内側から止めているネジ類を外していけば取ることができたし、取り付けも同様。

しかし、最近はセンサーが内側に大量に取り付けられているのです。

バンパーをよく見てもらうとわかるのですが、丸いものがいくつか表面に付いているのがわかるはず。

これはソナーで、そのほかにもクルマによってはカメラも含めた各種センサーが付いているのです。

グリルも同様です。

つまりぶつけるとこれらもダメになってしまう可能性も高く、さらにセンサーは使えたとしても位置を修正すると正しく働くかのチェックが大変。

つまり費用がかさむというわけです。

ボンネット

最近のモデルには歩行者保護機能が付いています。

歩行者を跳ねてしまった場合、ボンネットに落下してきたのを優しく受け止めるようにする機能で、具体的には少し持ち上がることで空間を作ります。

人を跳ねなくてもぶつけた衝撃で機能することもあって、一度持ち上がってしまうと元に戻せず、丸ごと交換となるのです。

これがかなりの高額でネットを中心に悲鳴が上がっています。

一部の車種にあるようにボンネット部分にエアバッグを仕込んである場合はさらに高くなるのです。

フェンダーなど

機能が作動しないならいいと思うかもしれないが、油断してはダメ。

最近はボディパネルの内側の構造も衝撃吸収に配慮しています。

そのため、ぶつけてパネルを交換したりする際も、メーカーの指示どおりに組み付けないと性能保証ができないのでダメ。

実際に保険修理をメインとする板金工場にはメーカーからのマニュアルが常備されていたりするのです。

バンパー同様、外して、新品パネルを付けて形を元に戻しておけばOKという時代ではなくなってきています。

パネルの凹み

こちらは上記と同じような部分ですが、単純な凹みを直すのも高額化が進んでいます。

軽量化しつつ、衝撃を受け止めるために採用されているのが超高張力鋼板です。

メカ好きの人ならこの用語は目にしたことがあるでしょう。

簡単に言ってしまえば、薄くしても、張りが強いので形を維持することができるのが特徴で、張りが強いのがやっかいで叩いて元に戻すのは至難のワザ。

結局、パネル交換で対応することが増えているのです。

しかも溶接機もパテも専用のものを使う必要があります。

職人不足も拍車をかけて、板金費用は高騰中。

ちょっとぶつけただけだから安く済むと思ったら大間違いです。

ネットの声

「それなりの傷をそのままに乗っていれば、安全意識や運転マナーを疑われる。赤の他人ならまだしも、知らないうちに御近所さんや仕事関係さんから距離を取られているかもしれない。常にピカピカにしなくとも、ある程度見栄えの良い状態を保たないと。」

「車両保障(超過も車諸費も)は勿論付けてますから安心して乗っています。正直、新車買って車両保険を入れられないお財布事情は切ないです。車検毎に交換されていたり、実費負担でも困らない金銭的余裕があるなら、車両保険は要らないでしょうけどね。新しい車で凹んでいたり、傷だらけなのは、個人的にはアウトですね。」

「ミラーも意外と高くつきます、自分のS15シルビアが新車購入から22年で、かなり前に製造中止から10年以内の時にミラーを壊してアッセンブリー交換で3万円でしたが、親が2代目ノートの試乗車を購入して、安く買ったと喜んでいたらミラーをぶつけて壊し、試乗車でフル装備、アラウンドビューモニター付きだったので作業費込みで10万円でした。シルビアはドアミラー格納とミラーの向きが変えられるだけの単純な物で、ノートはアラウンドビューモニターのカメラが内蔵されている為、ドアミラー自体の価格が7万円ほどする様で驚きました。」



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