8割の人が自動車税を負担に感じている…車を手放した理由

自動車税を負担に感じる人は8割 車を手放した理由で一番多かったのは?

春は何かと出費が多くなりがち。自動車オーナーが忘れてはいけないものに、自動車税の納付があります。

ガソリンや保険、車検など、車の維持にはさまざまな費用がかかりますが、自動車税を負担に感じている人はどのくらいいるのでしょうか。

今回は自動車税に関するアンケート調査をご紹介します。

自動車税を「かなり負担に感じる」人は4割にも

自動車税とは、三輪以上の小型自動車、普通自動車(特殊自動車を除く)の所有者として自動車検査証(車検証)に記載されている人に対して、毎年4月1日時点で課税される都道府県税(現在は税制改正により「自動車税(種別割)」に名称変更)です。

毎年5月に納税通知書が送付され、納付期限は通常5月31日(土曜・日曜の場合は翌月曜)です。

中古車一括査定サイト「ナビクル」を運営する株式会社エイチームライフデザインは、2月13~20日、自動車税に関するアンケート調査を行いました。対象は車査定の申し込みをしたユーザー4343人です。

まずは「自動車税についてどのように思いますか?」という設問から。

「負担に感じる」は45.5%、「かなり負担に感じる」は39.5%と、自動車にかかる税金を負担に感じている人は合わせて8割を超えることが分かりました。

自動車税が負担

過去に車を所有していた人に対して「車を手放した理由」を尋ねる設問では、最も多かった回答が「生活環境が変わったから」(41.9%)でした。

次いで「維持費が負担だったから」(36.8%)、「車が不要となったから」(34.2%)が続いています。

この設問で「維持費が負担だったから」と回答した36.8%の人に対し、その中で負担に感じていたものを質問したところ、「車検・メンテナンス費用」が81.4%でトップに。次いで「自動車税」(79.1%)、「保険料」(65.1%)でした。

「自動車税」の回答が「車検・メンテナンス費用」とほぼ同程度の割合だったことが分かります。

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車を手放したことがある人に対する設問では、「自動車税の支払いが発生することを意識して、4月より前に車を手放したことはありますか?」というものも。結果は「意識していない」が58.7%、「意識した」が38.3%でした。

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車検証の変更手続きも

手放すタイミングと自動車税の関連を意識していない人は約6割に。

とはいえ、自動車税の支払い発生前に車を手放せば、一時的な出費が抑えられ面倒な手続きをなくすことができます。

また、この1年で自動車を譲ったり引っ越したりした人は、車検証の変更手続をお忘れなく。

うっかり忘れていた場合、譲った自動車の納税通知書が届くこともあるので注意しましょう。

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ネットの声

「田舎は電車もなく、朝昼夕あった数本のバスでさえなくなってしまい自家用車なしでは通勤通学、通院、買い物ができなくなってしまったところもあります。都会は車を手放しても電車・バス・地下鉄・ネットスーパーなど様々な交通機関&サービスが揃っていて生活が出来るかもしれませんが、車社会と言われる地域のほとんどの人が自家用車に乗っているような場所は生活必需品になるのではないでしょうか?
急激な円安や世界情勢でガソリンも食品も何もかもが高くなり国民の生活を圧迫しております。
そろそろ車は贅沢品という括りを取っ払って税金を軽くして欲しいです。」

「この国の政治家はどれほどの負担を国民に背負わせるのか。税金が安くなれば車ももっと売れるし、車が増える事による経済効果がどの位になるかを試算なんてしないだろうな。税金を下げて車両台数を増やした方が国の税収は増えるんじゃないかな。メーカーも喜ぶし政治献金も増えるだろうよ。」

「確かに自動車税、軽自動車税は負担に感じるけど、払わなかったら次の車検が受けられないから辛いですね。また、ここ最近は県、市町村の徴収も厳しくなりましたし。全くの無税は無理でも、もう少し税額を下げてくれませんかね。」



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