バカっぽいけど思慮深い!?ネコの知能って人間の何歳児くらいなの?

ネコの知能は人でいう何歳児くらい? 思ったより思慮深かった!

一般的に、ネコの知能は人でたとえると「3歳児くらい」といわれることが多いようですが、行動によってはもっとコドモだったり、オトナだったりすることも。

今回は、大学准教授の齋藤慈子先生監修のもと、ネコの行動が人でいう何歳くらいなのかをご紹介します。

新生児くらい!飼い主さんとほかの人を区別できる

ネコは声や見た目で、飼い主さんとほかの人を区別しています。

最近では、声だけで飼い主さんと認識できるということも証明されました。

いっぽう人はというと、生まれて数日で母親とほかの人を区別できるといいます。

そのためネコのこの能力は、人における新生児くらいといえるでしょう。

1歳児くらい!飼い主さんの表情をうかがう

ネコは見慣れない物を初めて見たときに、飼い主さんの表情と見比べて「あれは何?」とうかがうようなしぐさを見せることが。

人の場合、見たことのないおもちゃを見たときに母親が笑っていれば触り、怖い顔をしていたら触らないという判断ができるようになるのは、1歳くらいだといわれています。

小学生くらい!ネコだけで留守番ができる

幼児の場合、環境や子どもにもよりますが、保護者がある程度の留守番をさせられるのは小学生以上のことが多いようです。

一方、ネコは保護者がそばにいなくてはならない幼児と比べ、単独で行動することができます。

ネコはもともと自分で狩りをして食料を探し、単独で生きていく動物でした。

そのため、自立しているという点では、幼児よりもネコのほうが「オトナ」といえるかもしれません。

ネコの知能は知れば知るほど奥が深く、飼い主さんが想像しているよりも思考を巡らせているのかもしれません。

ネコといい関係を築いていくためにも、愛ネコ自身の性格や、こういった知能の傾向を把握し、うまく向き合っていきたいですね。



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