
長年乗ってきたバイクを手放すときは、少しでも高く売りたいと思うものです。
もっとも10年以上乗ったバイクであればそれほど高査定にならないのも誰でも知っていることでしょう。
それでも少しでも高く売りたいと思うのが人情というものですね。
高く買取ってもらいたい
それでは高く買取をしてもらうにはどうしたらいいのでしょうか。
それは日頃のメンテナンスが大事、という人も多いと思います。確かにそうなのですが、メンテナンスをしているしていないでは、それほど査定額に差が出るものでもありません。
今日バイト行くのにバイク乗ろうとしたらこんなの貼ってあった(笑)
洗車しないからだ💦 でも勝手に人の家入ってきて頼んでもいない査定されるとかおこだわw そもそも俺のバイクキー回さないと走行距離とか見れないのにどっから15万が算出されたんだろw電話します。 pic.twitter.com/iXhcDEoA4t— 常盤台のレールガン (@ComKawajima) October 27, 2019
オイル交換をしない、というのはもっての他ですが、他の部分に関しては寛容と言ってもいいと思います。
バイクの価値を決めるのは年式です。これが低年式になると査定ゼロという悲しい目にあってしまいますし、10年落ちのバイクということであればほぼ査定ゼロと考えてもいいでしょう。
そうなればやはり、インターネットの一括査定サイトで、複数の業者の目でバイクの買取査定をしてもらうのが、最善の策ということになります。
もちろん個人売買という手もありますが、手間暇がかかるという諸刃の刃のようなものなのです。
もっとも、ネットの一括査定サイトの高査定買取という言葉に踊らされてはいけません。
高査定というのも嘘ではありませんが、シビアな点もありますから、両手をあげて一押しというわけでもないのです。
それは人気車はよく売れるので高査定になりがちですが、不人気車となると途端に対応が冷たくなるのです。
これは不良在庫を抱えないための処置なのですが、長年乗りなれたバイクは最後まで面倒を見たほうがいいということになります。
一括査定サイトを利用
バイクの価格は常に流動しています。
これは需要と供給があるので当然の結果なのですが、バイクを売る側としては、買取価格の相場というものを常に意識していなくてはなりません。
買取価格の相場を知るには、これも一括査定サイトを利用します。
バイクの情報を登録すると、様々な業者から買取価格の提示があります。
その中で一番高い買取値を提示してくれた業者と交渉を始めたらいいのですが、これもまた本交渉の中で査定額が二転三転するのです。
人気のあるバイクはそれほど相場価格に変動がありません。
高値安定していると言えます。しかし不人気車でしかも低年式となると相場価格もかなり変動が大きくなりますから、常に買取相場というのを意識して査定交渉に臨まなければいけません。
査定ゼロになることも
バイクを売ろうとして査定をしてもらう際に特に多いのが査定ゼロです。
これはバイクの価値がないと言われたに等しいことですから、売る側としてはかなり悔しい宣告となるのです。
しかし、バイクも年式が10年落ちということになると、これも致し方ないといえるかもしれません。
10年以上乗ったバイクで査定がつかなかったと憤ってみても、そちらのほうがまっとうな査定と言えるのです。
それでは低年式のバイクは査定ゼロを甘んじて受けるのかということになりますが、実はそうではありません。
流通経路を考える
街のバイク屋では、流通経路が少ないためどうしても査定額が下がってしまいます。売れないバイクに高査定を出せないからです。
VFR直すために頑張って働いてるけど冷静に考えたら直す金でいろいろなこと出来るしもう乗ってないから一括査定に出すか誰か買い取ってくれないかな…
ディスク歪んでてフォーク漏れててタイヤの溝無い不具合まみれのゴミバイクだけど😇 pic.twitter.com/ifMtV8MHOY— 🤓やくも🤓 (@ONA_TEZZA) October 23, 2019
そこで全国ネットのバイクの買取専門店に査定に出すと、街のバイク屋ではゼロ査定を宣告されたバイクもいくらかの買取査定がつくことがあるのです。
これは先に上げたことですが、たくさんの流通経路を持っているからにほかなりません。
大きいのはバイクオークションでしょう。ここでは常にバイクの入札が行われていて、リアルタイムに売れ筋のバイクやレアなバイクなどが取引されています。
全国のバイヤー相手ですから、査定ゼロのバイクでも需要があり、その需要があるということは価値がある、すなわち買取値がつくということなのです。
もっともここでも不人気車は入札されないかもしれません。すなわち需要がないと思われると買取はしてくれないでしょう。
しかし、流通経路はバイクオークションだけではないのです。国内ではもう売れないと思っても、完動しているバイクでしたら海外にその活躍の場があります。
日本のバイクは性能が良く、そして壊れないとして評価がとても高いのです。
ですから、動くバイクであったら当然値段がつきます。びっくりするような値段がつくことはないかもしれませんが、それでも査定ゼロよりはましです。
バイクは車と違って個体差が大きく現れます。バイク一つ一つに評価基準があるのですが、いろいろな方法でバイクを売ることができますし、タイミングによってはびっくりするほどの高値がつくこともあるのです。
そのようなチャンスを是非とも逃さないようにしたいものです。
バイクを高く売ろうと思えば個人売買に勝るものはありませんが、煩雑さがどうしてもつきまといます。
そのため業者任せが一番いいのですが、その中でも全国的な規模でバイクの売買を行っている業者がいいでしょう。
ネットの声
「お母ちゃんのXL883Lをバイク比較ドットコムで一括査定依頼したら、直後に5件から電話がかかって来ました。1件の店は30分後に来るそうです」
「一括査定サイト。直ぐに価格が判ります。こんな所に売る気も無いバイクや車を登録したら、次の日ぐらいから電話がジャンジャン掛かってきて仕事どころではなくなりますよ。住所なんか書き込んだら最悪盗まれますよ。」
「バイク売却の件。ためしにネットの「一括査定」ってやつに出してみたら、入力後30秒で電話着信の嵐www」
商売ですから、負けまいと思ってすぐに連絡してくるのでしょうね。