コーヒー党には朗報!コーヒー飲むと寿命が伸びるらしいよ!

【最新研究】米国4万人超の調査で「コーヒーを飲むと“寿命が伸びる”時間帯」が判明?!

世界中で愛されるコーヒーは、多くの人にとって毎朝欠かせない習慣となっている。

そんなコーヒーが健康に与える影響についてはこれまでにも多くの研究が行われてきたが、最新の研究で「コーヒーを飲む時間帯」が寿命に大きな影響を与える可能性が示された。

死亡リスクを抑えるコーヒー習慣

朝にコーヒーを飲む習慣は、心血管疾患や全ての原因の死亡リスクを抑える可能性があることが明らかになった。

ただし、ひとつ条件がある。それは、正午までにコーヒーを飲み終わること。

2024年1月8日、学術誌『European Heart Journal』に掲載された米ニューオーリンズ州にあるチュレーン大学の研究者が主導した研究で、朝にコーヒーを飲むことが、午後に飲むよりも死亡率の低下と関連があることがわかった。

成人のコーヒー摂取量と死亡原因を比較したところ、朝に2~3杯のコーヒーを飲んだ人々は、飲まない人々と比べて、あらゆる原因による死亡リスクや心血管疾患による死亡リスクが「有意に」低かった。

今回の研究は、1999年から2018年の間に行われた米国の「国民健康栄養調査」(NHANES)のデータを基に、9年間にわたる42,000人以上の成人の食生活データを分析した。

参加者を「朝型コーヒー消費者」と「終日型コーヒー消費者」のふたつのグループに分類し、それぞれの死亡率を比較した。

結果として、「朝型コーヒー消費者は心血管疾患による死亡リスクが31%、全ての原因による死亡リスクが16%低い」という興味深い傾向が示された。

一方、終日型コーヒー消費者は、コーヒーを全く飲まない人と比べても統計的な有意差が見られなかったという。

なぜ朝のコーヒーが有効なのか?

研究者たちは、この結果の背景には体内時計(サーカディアンリズム)が関係している可能性を指摘している。

研究の主著者であるチュレーン大学疫学部の臨時部長ル・チ博士は「Foxニュース デジタル」に対し、「適度なコーヒー摂取は健康に良い影響があることはすでに知られていますが、私たちの研究は、コーヒーを飲む量だけでなく、飲むタイミングも重要であることを初めて示しました。

朝に飲むことが、終日飲むことよりも健康への効果が強いという結果が得られました」と語った。

また、ニューヨークの登録栄養士ミシェル・ラウテンシュタインによれば、「朝にコーヒーを飲むことでサーカディアンリズムが整い、日中の集中力が高まるだけでなく、夜の休息もしっかり取れる」という。

逆に、午後や夜にコーヒーを飲むと、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制され、睡眠の質が低下する恐れがある。

この睡眠不足やサーカディアンリズムの乱れが、心血管疾患や酸化ストレスの増加につながる可能性があると考えられている。

全世界で1日20億杯飲まれるコーヒー、健康効果を最大化するにはタイミングが鍵のようだ。

ネットの声

「朝、コーヒーをゆっくりと飲める、生活が送れてるから健康なんでしょ?早死にする人は、朝、コーヒーを飲める環境じゃない悪条件に生きてるんだよ。朝、毎日コーヒーを飲める規則正しい生活が寿命を伸ばしている、」

「コーヒーが体に悪いと聞いてやめてたけど、また飲み始めなくっちゃ!」

「朝に限らず一日いっぱい飲んでる場合はどうなるんだろう(^^ゞ。」

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