【断水時にトイレは流せない?】知っておくべき『災害時の正しいトイレの流し方』
地震や水害があったときに、懸念されるのが断水の問題だ。中でもトイレの使用に大きな影響があるでしょう。
断水時のトイレの流し方や注意点を理解しておけば、自然災害が起こっても慌てず対応できます。
災害への備えとして、ぜひ知っておきましょう。
目次
断水時の手動によるトイレの流し方
近頃は、タンク内の貯水を使って便器を洗浄する「タンク式トイレ」が一般的です。
ただ、断水時にタンクへ水を流し込んでも平常時と同じようには使えません。
洗浄不足やトイレ詰まりの原因になるため、水を直接入れてはいけないのです。
断水時はバケツ1杯程度の水を用意し、タンクではなく便器へ直接水を流すようにしましょう。
その後は便器の中がもとの水位になるまで、多めの水を入れておきます。
水飛びしないよう、トイレの周りにタオルや新聞紙を敷いておけば安心です。
明日は熊本地震の日。
あのとき学んだ知見は「おいしくない非常食は、非常時でも食べたりしない」「小鳥を避難させられる避難先など存在しない」「断水のとき、不足して困るのは料理用・飲用ではなく、トイレの水」の3つになります??— まさゆき (@lunarium09) April 13, 2022
手動で水を流すときの注意点
断水時、トイレにお風呂の残り水は使用してはいけません。
水にごみや髪の毛が残っていると、詰まったり故障したりする恐れがあるためです。
またオート洗浄などの機能はオフにし、取扱説明書を確認しながら進めることが大切。
メーカーによっては別の方法が記載されていることもあるでしょう。
朝から会社のトイレ断水してみんな大騒ぎやったwww
水の有り難さを再確認??笑— あかりん@タント (@tanto_1001) April 14, 2022
断水後の注意点
断水が復旧した直後に水を流すと、故障の原因となってしまいます。
洗面台やお風呂など、トイレと同じ給水管の蛇口を先に開けてから水を流すことが重要です。
タンクに水が貯まりにくいと感じたときは、断水によるタンクフィルターの詰まりが考えられます。
フィルターを外して確認し、必要に応じて掃除しましょう。
手動のトイレの流し方を知っておけば、断水時に焦ることなく対応できます。
ただしトイレの形式などによっては流し方が異なるため、取扱説明書には目を通しておきましょう。
いざというときのために、簡易トイレの準備もおすすめします。
普通なら、2~3時間くらい、トイレにも行かず水分もとらないことあるのに、停電とか断水って言われると、なんかやたら「その間にトイレ行きたくなったらどうしよう??」とか思ったりするよね。あと、人間ドック前の○時以降絶食絶飲の時とかも。
— ぶ~太ママ??(あひるorひよこ??) (@buutamama_ahiru) April 13, 2022
ネットの声
「設備の点検で現在断水中!それ忘れててトイレ行ったら水でなくて慌てた!お風呂に残り湯があったのでそれでしのいでる。」
「今日朝イチで病院行かなきゃだったんだけど、昨日ワクチン3回目接種だったから副反応で発熱してるし節々まで痛いしなぜか断水してて水使えない(トイレも行けない)し謎に鼻血も出てくるし骨折してるしで厄年よくばりセットみたいな朝だった(病院行けず)」
「断水時のトイレの使い方 ●洋式トイレ
洋式トイレで、断水していても排水が できる場合は、バケツ一杯の水で排 泄物を流すことが可能です。小便は ま と め て 流 し 、ト イ レ ッ ト ペ ー パ ー な どは流さずゴミとして捨てます。」