
エコバッグって何回使うとレジ袋より得?
レジ袋有料化に合わせて、エコバッグを1000円くらいで購入…といった人も多いでしょう。
洗濯できるエコバッグを2つ交互に使っているという人も。
でも、よく考えてみたらそれだけで2,000円もの出費となります。
レジ袋は1枚3~5円程度ですが、エコバッグって何回使うとレジ袋よりお得になるのでしょうか。
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1000円のエコバッグで元を取るなら200回の使用が必要
レジ袋の有料化に伴い、エコバッグを購入する方が増えてきているのではないでしょうか。
エコバッグを何回使えばレジ袋よりもお得になるのかについて、1000円のエコバッグと1枚5円のレジ袋で計算してみましょう。
これらで単純計算すると、200回の利用で元が取れます。
もし毎回スーパーやコンビニでレジ袋を2枚ずつ使うのであれば、元を取るまでは100回ですね。
エコバッグは500円程度で探すのがおすすめ
株式会社ランク王が、10代~60代の男女1,000人を対象に実施した「レジ袋有料化に伴う、人々のエコバッグへの意識調査」のデータによると、
いくらならエコバッグを購入するかという問いに対して、48.3%の方が「500円未満」と回答。
全体の8割以上が「1,000円未満」と答えていることが明らかになっています。
このことから見ても、エコバックは500円程度を目安に購入するのがいいでしょう。
その中で、「丈夫さ」や「長持ちしやすさ」、コロナ禍で除菌面が心配であれば「洗濯可能かどうか」といった条件を考えつつ選ぶのがおすすめです。
付録のエコバッグも意外と長持ち
ファッション誌の付録のエコバッグを利用しているのですが、これがまたおしゃれで使いという声も。
500円程度のエコバッグもいいですが、読みたい雑誌の付録にエコバッグがついているようであれば、それを利用するのも大いにおすすめです。
付録といえどもしっかりしたエコバッグであれば、より長持ちするでしょう。
100回や200回は余裕で使えるはずです。
折り畳めるエコバッグをカバンに忍ばせて
個人的にエコバッグを選ぶ時のポイントは、折り畳んで携帯できるかどうか。
というのも、エコバッグは日用品の買い物だけではなく活用できる場があります。
例えば、クリーニング店に洋服を出しにいくシチュエーション。
紙袋いっぱいに洋服を入れていくと、帰りに紙袋が邪魔になってしまうんですよね。
そんな時に使えるのがエコバッグです。帰りは畳んで帰れるので便利です。
あとは旅先でも! ふらっと買い物をして荷物が増えた際にもレジ袋を買わずに済みます。
このように、日常的にカバンの中にエコバッグを入れておいてはいかがでしょうか。
節約だけじゃない! 環境に配慮しているという意思表示にも
今回のレジ袋の有料化は、二酸化炭素の抑制やゴミの量を減らすことが目的。
なので、エコバッグを利用することは、お金の損得だけではなく、地球環境に配慮しているという意思表示にもなります。
そしてその先に、ちょっと無駄を減らしてみようとか、買い物における行動の変容などが生まれていくはずです。
たかが5円、されど5円。
「絶対にしなくてはいけないこと」ではないのですが、そういう小さな配慮を始めることで、自分のお金の使い方や意識が少しずつ変わっていくでしょう。
買い物の際にサッとエコバッグを取り出せたら、周りからも、堅実でしっかり環境のことを考えられている素敵な人だと思われること間違いなし!