F1日本GPはホンダとレッドブルがタッグを組むよ!

レッドブル、特別カラーで日本GP参戦、ホンダゆかりのカラーで角田裕が母国・鈴鹿を走る

オラクル・レッドブル・レーシングは4月1日、ホンダF1が1965年に初優勝を記録したマシン『RA272』をトリビュートした特別カラーリングを纏い、4月4~6日に鈴鹿サーキットで開催されるF1第3戦日本GPを戦うことを明らかにした。

ホンダとレッドブルのパートナーシップ

レッドブルの2025年型マシン『RB21』はホンダの『RA272』をトリビュートしたホワイトとレッドのカラーリングとなる。

2025年シーズンはレッドブルとホンダ/HRCのパワーユニット(PU)パートナーシップ最終年であり、ホンダが初めてF1で勝利した1965年メキシコGPから60周年でもある。

レッドブルRB21は日本国旗をモチーフとした『RA272』のスタイルを再現し、ノーズにはホンダの『H』ロゴが入る他、車体後部には1965年当時のシンプルなホンダのロゴも入る。

また、レッドブルだけではなく、レーシングブルズのマシンについてもホンダF1初優勝から60年を記念した特別なロゴが入るという。

チーム代表兼CEOのクリスチャン・ホーナーは「ホンダとのパートナーシップは、F1における我々の歴史の中でも最も成功を収めた期間の一つだ。

マックス(・フェルスタッペン)は4度のドライバーズタイトルを獲得し、チームも2度のコンストラクターズタイトルを手にした」、とコメント。

「そして2023年は、ホンダPUの信頼性に支えられ、F1史上最も成功したシーズンとなった。この特別なカラーリングは、F1におけるホンダとの輝かしい成功を称えるとともに、このパートナーシップの集大成を象徴するものだ。鈴鹿でその姿を見るのが今から楽しみだ」

HRCの渡辺康治社長は

「ホンダとレッドブルとのパートナーシップの締めくくりの年にあたり、60年前のRA272のオマージュを施して鈴鹿戦を迎えられるのは感慨深いです。我々がともに歩んだ足跡はF1の歴史の中でも輝き続けることでしょう。また、角田選手がこのマシンで母国の鈴鹿サーキットをドライブするというのはさらなる喜びです」と、コメントしている。

そして、フェルスタッペンと角田裕毅が着用する日本GP特別レーシングスーツやチームウェアのデザインもお披露目となった。

こちらもホワイトを基調にレッドのアクセントが入る日の丸デザインとなっている。

まさかいきなり日本GPでレッドブルから走れるとは

レッドブルF1チーム入りが決まったばかりの角田裕毅(24)が30日、東京都内で開かれた「ウエルカムプラザ青山グラウンドフィナーレ」のトークイベントに出席。

日本GP(4月6日決勝・鈴鹿サーキット)直前に急きょ決まった移籍について語った。

「まさかいきなり日本GPで、レッドブルから走れるとは思っていなかった。ホンダとレッドブルの最終年というタイミングで、すべてがかみ合った良い状態でここに立てていると思う」

ホンダ本社の建て替えに伴う同プラザの休館に際したイベントで、角田はレーシングブルズのメンバーとして参加する予定だったが、27日にレッドブルへの移籍が決まって急きょ報告会へ。

早朝から長い行列ができたというファン400人が会場を埋めた。

「うれしいという気持ちはありましたけど、正直それ以上はとくに何もなくて。本当にバタバタして、シミュレーター(疑似運転体験装置)やシート合わせなどで、うれしいという気持ちを、じっくり感じる時間もなかったです」と角田。

日本選手初のトップチーム入りにも、喜びを味わう暇もない慌ただしさだったようだ。

ネットの声

「レッドブル公式ホームページも更新されてますね。なんか手のひらクルリだけど、日本GPをこのカラーで走ることを決めたホーナーに感謝を。日の丸の赤に22のカーナンバー見たら泣きそうになった。実物見たらきっと泣くかも。絶対にこのマシンは壊さないで欲しい。その上で嬉しい結果をもたらして下さい。頑張って!」

「とてつもなく大きな期待と不安の入り混じる鈴鹿の金曜日。2012年も大きかったけどその比ではない。結果はともあれこのクルマに日本人が乗る。その事実だけで身震いする。どうか落ち着いて、その勇姿を見せてくれ!」

「パールホワイト。。。カッコいいけど、願わくばRA271のオフホワイトが良かった。ヘルやらリバリーやらいろいろ特別が盛り沢山だが、落ち着いてレースして欲しい。
がんばれ角田選手!現地で声枯れるまで応援します!」

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