フジテレビの異変…ACさえ流れなくなった…

フジテレビに“異変”か AC大量だったのに「おそらくこれが理由で…」笠井信輔アナが分析「社員の皆さんに同情」

元フジテレビで現在はフリーの笠井信輔アナウンサーが1日に自身のインスタグラムを更新し、フジテレビの“異変”について分析した。

AC公共広告が消滅

「フジテレビからACが消えている!」と題して投稿。

「今朝、フジテレビを見ていたらコマーシャルタイムに入って驚きました。これは一体…」と書き始めた。

「ずっと心を痛めながら見ていたACの公共広告がほとんど出てこない!フジテレビのドラマの番組スポット。フジテレビのバラエティー番組スポット。もう全てがフジテレビの番組スポットに変わっているのです」

と変化に気が付いた。

ACジャパンの広告放送について

その理由について「そういうことかと思いました」と持論をスタート。

まずは公益社団法人ACジャパンの広告放送について説明した。

「ACの公共広告が流れるときの典型的なパターンは、コマーシャルを出稿している企業が不祥事を起こした時『コマーシャルを流すのをやめてください』と放送局にお願いし、そうすると、流すものがなくなるので、その代わりにACの公共広告を流すと言うパターンが主な使い方です。その時、企業側の事情でコマーシャルを取り下げるので、テレビ局のコマーシャル放送収入はそのままテレビ局のものになります。ところが、今回は、あろうことかフジテレビ側の不祥事によって、各企業がコマーシャルを取り下げました。このパターンであってもルール上、フジテレビの収入は減らない状況が続いていました」

と振り返った。

何とも言えない気持ちに…

続けて

「しかし、これでは、あまりにも申し訳ないということでフジテレビは放送せずにACに差し替えコマーシャルの放送料金は企業側に返還すると言うことを決めました。と、なるとACを放送しなくてもよい、何を放送しても良いことになるのです」

と説明。

「おそらく、これが理由で、ACではなく、番組スポットに差し替えることができるようになったんだと思います」

と考えをつづった。

笠井アナは「ACが出てくるたびに、何とも言えない気持ちになっていました」という。

「多くの社員は全く悪くないのに」「本当に多くの社員の皆さんには同情してしまいます」などと複雑な心境を記した。

ネットの声

「山一證券の社長が、社員は悪くありませんと言っていたこともあった。しかし、ビッグモーター問題は経営陣だけではなく、多くの社員も不正をしていた。フジテレビの大多数の社員は悪くないという理屈は難しいと思われる。被害者みたいなことを言っている大多数の社員の中にも経営陣側を許容、靡いていた人が多いと考える方が自然。」

「業界外の人からしたら驚く様なテレビ業界の非常識さは、そこにどっぷり浸かってる自分達は気づかないんだと思います。
数年前にフジ系列の地方局からお宅訪問的な番組の取材を受けた際に、とても不快な思いをしました。
事前取材に来た方、玄関を開けるなり自分の家さながらにリビングのソファに直行、ドカンと座る
当日は断りなく車輪も拭いてない撮影用の車椅子を家に持ち込む
勝手に家具や小物を動かす、元に戻さない
ガラスの照明に頭をぶつけて危うく壊す
ペットを嫌がる
他人の家に宅配ピザを取ってダイニングで食べる、ゴミはそのまま
家の特集だけじゃ面白みに欠けるから、料理を作ってくれ…など
5人のスタッフの数々の無礼と非常識さに、心から呆れ嫌気が差しました。
朝8時?夕方4時まで、もちろん謝礼もなし。あー疲れたと言って散らかしっ放しで去って行きました。
これがこの人達の常識と思うと、番組も面白くないのにも納得です。」

「多くの社員は全く悪くない、と言い切るのは違うかな。
それが適用されるのは、新卒の子たちぐらい。

他の社員さん達も同罪ですとまではいかないけれども、フジテレビは報道期間なので、本当は社員さん達が自分でジャーナリズム精神を持って自社のウミを出して欲しかったな。
もちろん、報道志望じゃなくて、バラエティー志望で入ってきた人がいることもわかるけれども。
公共性が高い法律に、守られた、企業だからこその身の振り方っていうものがあったのではないでしょうか。一般的な企業にいる気持ちで働いていい会社ではないと思うのです。

もしフジテレビにいて、こういう悪い文化の話を聞いたことがないという人がいるのであれば、その人のアンテナは大丈夫なのかなと思ってしまう。」

おすすめの記事