TKO木下の役者として需要は? 業界関係者に本音を聞きました。

芸人だけでなく順調だった役者業

2000年代後半に笑福亭鶴瓶のモノマネで一躍ブレークし、東京進出。

個性的なキャラクターを生かした質の高いコントにも定評があり、「キングオブコント」の常連でもあったTKO。

そのボケ担当である木下隆行(48)が、所属の松竹芸能を退社しフリーに転身しました。

以前より素行の悪さがウワサになっていて、今回も後輩芸人によるパワハラが退社の大きな原因と考えられています。

ただし、お笑いコンビ・TKO自体は解散しないことを相方・木本武宏(48)は明言しているのです。

しかし、昨年起きた吉本興業の闇営業問題をはじめ、スキャンダルを起こした芸人のほとんどが、トラブル以前と同程度の活躍をできていません。

それが昨今のお笑い界――いや芸能界の現状といっていいでしょう。

しかも木下に関しては、後輩に対してモラルに欠ける行為をしていたこともあって、手を差し伸べる大物先輩芸人がほぼいない状況です。

このままでは芸能界引退を余儀なくされる可能性もあるのです。

ところが木下といえば、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』や『わたし、定時で帰ります。』を始めとした人気ドラマに多数出演。

役者業も順調だったことでも有名です。

それでは思い切って芸人としてではなく、本格的に俳優をやっていけばよさそうなのですが……

業界関係者は木下の演技力や役者としてのポジションをどう見ているのか?

役者・木下隆行について本音を聞いてみました。

大柄でコメディもシリアスもこなせるのは貴重だが…

まずは、かつてドラマ制作会社で働き、現在はフリーのプロデューサーA氏に尋ねました。

「確かにコントで培った演技力は確かなモノがありましたし、俳優業に対するリスペクトもあった方です。『戦力外捜査官』(日本テレビ系)ではイイ存在感を出していましたよね。今のテレビドラマ界に、身長が180センチ以上ある大柄の体でコワモテに見えて、実は面白い立ち振る舞いができるというギャップのある役者は意外といない。かつての松重豊さんや佐藤二朗さんがそのあたりのポジションでしたが、今は大物俳優になってしまったので、木下さんはどのドラマでも使いたくなる貴重な存在だったんです」
「しかし、今は俳優さんもイメージ重視の世界。東出さんの一件もそうですが、何かトラブルがあった俳優はとにかく使いづらい。ましてフリーのまま活動をするならば何のツテもない状況ですから、しばらくはドラマの仕事は来ないのかなと思います」


また、キー局でドラマディレクターをするB氏にも話を聞いた。

「毎年7月クールで放送していた『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(テレビ東京系)で、カレー好きのムードメーカー・桜庭巡査長を4期にわたって演じていましたが、おそらく今年も放送されるであろう同作のオファーがあるかどうかで、今後の木下さんの俳優業の有無が変わってくるかなと考えています。役者陣やスタッフも木下さんに愛着があるでしょうし、ドラマ現場ではさすがにパワハラをしていたという話は聞いたことがないので(笑)、ギリギリまでキャスティングで揉めるかもしれませんが続投するのでは……?」

役者として生き残るにはオーラも不可欠に…

また、刑事モノや2時間ドラマを手掛ける脚本家C氏からは辛辣な意見もありました。

「私が若いころ書いた作品に出てもらったのですが、コメディシーンもシリアスなシーンも非常に達者でした。ただ……人それぞれの意見があるでしょうが、芝居がクサすぎるというか前のめりになりすぎていて、刑事ドラマの肝となる「謎解き」や「泣き落とし」のジャマになることも少しありました。
今は刑事モノや医療ドラマ全盛なので脇役としてはすごく必要な方ですが、ラブストーリーや余韻を楽しむような映画などへの出演は、まだ演技力というか“オーラ”のようなモノが足りていないかなと思います。でも……応援はしています!」

最後は少し辛辣な意見もありましたが、今の木下は受け入れるしかないでしょう。

かつて芸人だった泉ピン子や竹中直人のように、過去の経歴を忘れさせるほどの演技力とオーラさえあれば、俳優として生き残っていくことも可能なはず…。

演技力とオーラ、そして“人としてのモラル”を体に叩き込んで、もう一度出直してもらいたいものです。

ネットの反応

「仮に演技が上手かったとしても、これだけパワハラとか金銭問題とか人間性に関するトラブルで世間を騒がしてたら、スポンサーがいい顔しないと思う。」

「元々、テレビの画面からでも人間性が透けて見えていて、あまり好きじゃない。代わりはいくらでもいるのでは?」

「役者としても中途半端、本業のお笑いも笑えない。だからお終い。」

確かに役者としても活躍していましたが、このポジションに人がいないニッチな役どころというイメージが強かったですね。

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