4630万円誤送金持ち逃げ男に返還義務が

4630万円誤送金問題 弁護士“給付金分の返還争わず” 24歳男に返還義務生じる 山口・阿武町

山口県阿武町がコロナ給付金4630万円を誤って24歳の男に振り込み、町が男に5100万円あまりの支払いを求めていた裁判で、男の弁護士が給付金分の返還については争わない方針を明らかにしました。

返還義務が生じることに

阿武町は4月8日、新型コロナ給付金4630万円を誤って田口翔容疑者(24)の口座に振り込みました。

田口容疑者が返還に応じなかったため、町は5月12日、田口容疑者に弁護士費用などを含めた5100万円余りの支払いを求めて提訴していました。

20日午後、田口容疑者の弁護士が給付金分の4630万円の支払いについて争わない方針を明らかにし、田口容疑者に返還義務が生じることになりました。

弁護士費用など約500万円分に関しては裁判で争うとしています。

不法な利益を得た疑いで逮捕

一方、田口翔容疑者はコロナ関連の給付金4630万円について、誤送金されたと知りながら決済代行業者の口座にこのうちの400万円を振り替え、不法な利益を得た疑いで逮捕され、20日朝に送検されました。

ネットの声

「記者会見した弁護士さん、どなたか分かりませんが、あの弁護士さん、報酬をもらえるから引き受けたんでしょう。手付金だけという事はないと思います。残金の6万円で弁護を引き受けたとは思えないです。金がもらえるから引き受けた、と考えた方が納得できますね。」

「テレビなどで出てくる画面では出金記録だけです。何で入金記録がないのかな。何回かに一回は勝ってるんだろう?そしたら 入金記録がないとおかしいよね~」

「町長は本人の良心を信じて、仮差し押さえをしなかったと言っているが、すんなり返済していたら、今回の誤振込の件を公表していたのだろうか?仮差し押さえしなかったのは、今回の件を隠す意図があったと思う。裁判所に申請したらマスコミにバレてしまうから。」

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