
ふりかけ「ゆかり」は今年で発売50年 アメリカでの意外な愛され方
赤ジソを使ったふりかけ生産量日本一、といえば三島食品の「ゆかり」。
三島食品を知らない人はいても、ゆかりを知らない人はほぼいないでしょう。
このゆかりが今年、発売50年を迎えました。
当初はなかなか売れなかったそうですが、いまや海外でも「Furikake」としてじわじわファン層を広げています。
海外輸出は1988年から
「海外輸出は1988年からです。ハワイや米本土では『Furikake』という言葉がそのまま通じるんです。ただし、ご飯のお供ではなく、調味料としてですね」(三島食品広報担当の新宅智彦さん)
ハワイでは、ポキ(Poke)にかける調味料として人気に。

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マグロなどの魚を角切りにし、油、醤油、タマネギのみじん切りなどのタレに漬け込んだハワイの郷土料理で、仕上げにゆかりをパラパラと振りかけるのです。
「アメリカでは赤ジソの黒っぽい色が虫のように思われ、敬遠される節があったのですが、日本食ブームに乗って『Furikake』として浸透しました。ホットドッグやポップコーンなどにゆかりをかけて食べるそうですよ」(新宅さん)
社員の間で話題の食べ方は
三島食品の社員の間で話題になっている意外な食べ方を聞いてみると……。
「カップ焼きそばにかけて食べるとおいしいと、よく聞きます。ゆかりの原材料は、ほぼ赤ジソと塩とシンプルなので、いろんな料理に合います」
浅漬けにも
浅漬けもおすすめ。袋にキャベツやキュウリ、大根などの切った野菜とゆかりを入れて軽く揉み、
冷蔵庫で30分ほど寝かせれば、程よい塩加減でさっぱりした口当たりの一品が出来上がります。
お試しあれ。
ネットの声
「勉強になります。いろいろ試してみたくなりました。」
「国内で品薄になりませんように!」
「ゆかり3姉妹は我が家の定番ふりかけです。」
ゆかりは何にでも合うので世界的にも売れやすいと思います。