{"source_sid":"B688EA35-0C4F-4369-B3F7-1B129708C8BB_1582769387378","subsource":"done_button","uid":"B688EA35-0C4F-4369-B3F7-1B129708C8BB_1582769270569","source":"other","origin":"unknown"}

ヘッドライトはもう消せない? OFFポジションが廃止される理由。

2020年6月に登場したタフトのウインカーレバーに付いたスイッチを見ると、ヘッドライトの「OFF」ポジションがなくなっています。

「OFF」にできなくなるヘッドライト

最近のクルマから、あるものがなくなっていることにお気づきでしょうか。

自動車誕生の黎明期から装備されていたものが、今になって消えつつあるのです。

ここまでのヒントで、それが何かわかった方はクルマの最新装備に詳しく、クルマ関連の法規にもかなり敏感な人でしょう。

答えは、ヘッドライトの「OFF」ポジションです。

『ヘッドライトを消せないならバッテリーがあがってしまう』と思った人もいるかもしれません。

これはあくまでイグニッションオンのときの話です。

エンジン(パワー)オフにするともちろんヘッドライトは消えます。

この「OFF」ポジション廃止は、昼間でもライトオンを推奨するようになったのがきっかけです。

国際連合の「車両等の型式認定相互承認協定」によって「前照灯の自動点灯(オートライト)機能に係る基準の新設」が行われました。

オートライトは日本でも普及しつつありますが、「OFF」ポジションがあって、それを選択してしまうとオートライトは機能しないのです。

だから「OFF」ポジションを廃止して、強制的にオートライトにするわけです。

安全性向上のために「OFF」ポジションが消滅しつつあるのです。

最近の国産車の例では、2020年8月20日に一部改良されたeKクロスとeKワゴン。

新型車だけでなく、改良などで廃止されるようになりつつあります。

輸入車の多くはすでに「OFF」ポジョンを廃止しているクルマが多く、

明るい時間帯にドライブしていてもライトが点灯しているクルマが多くなったのを実感している人も少なくないでしょう。

立体駐車場などで困ることは?

「機械式の立体駐車場だと、前方に鏡があるから反射してまぶしくなってしまうのでは?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

確かに駐車場のなかには、クルマの位置を運転者に確認にさせる目的で前方に鏡が設置されているところもあります。

そのため、ヘッドライトが点灯すると鏡に反射して幻惑されてしまうのです。

そういった場合は、スモールランプのポジションにすればいいでしょう。

完全オフにはできないのですが、眩しくないからスムーズに駐車できるはずです。

日本は対応が遅れていた

もともと北欧やカナダなど北極に近いエリアは、昔から日中でもヘッドライトを点灯していました。

自然環境が厳しいエリアでは日照時間や天候によって視認性が低下するため、

他車から見て目立つように被視認性を高めるためにヘッドライトを点灯していたわけです。

安全性が高まるということでヨーロッパに普及し、

今では海外の多くの国で昼間の走行時に点灯する専用の「デイタイムランニングライト(DRL)」が設定され、標準化されつつあるのです。

しかし日本の保安基準ではこういった従来DRLは認められていませんでした。

国産車の輸出仕様は標準装備ですが、国内用では輝度を低下させて「その他の灯火」として使っていたモデルもあったのです。

それでも今ではDRLを保安基準で「昼間走行灯」と呼び認可されています。

今回のオートライトの「OFF」ポジション廃止と同時に昼間走行灯に関する基準も改正され、

取り付け位置や取り付け方法などに関係する基準が明確化されたのです。

オートライトと昼間走行灯の新基準が乗用車(定員10人以下)に適用されるのは、

新型車が2020年4月から。継続生産車は21年10月からになっています。

ネットの声

「薄暮の時にヘッドライトをつけない車が多いこと。特にブラック系はさっさとヘッドライトをつけないと同化する。」

「通勤の帰り道、流れの早い幹線道路への合流があるのですが、ここで無灯火車が走ってくると、見誤って合流したら大事故になるので、いつもヒヤヒヤする。それだけ無灯火車と遭遇する率が最近増えてます。走り出したら自動で点灯する、このシステムは必須だと思います。」

「濃霧でAUTOが反応しない時もあるからね。ただ、その時でも点けない車多すぎる。」

夜間だけではなく、トンネル内の無灯火も多いので、しっかりオート点灯してくれるのは事故防止につながります。

おすすめの記事