夏場にかかる流行性の疾患として知られているのが、ヘルパンギーナと手足口病です。

ヘルパンギーナは発熱とのどの水疱が知られています。

対する手足口病は、文字通り手や足や口に水疱ができます。

似ていて、非なるように見えるヘルパンギーナと手足口病ですが、両者には共通点も多いのです。

状況によっては医師でも判別が難しいという、ヘルパンギーナと手足口病です。

ここでは、ヘルパンギーナと手足口病の症状の違い、さらには、治癒に向けて効果のある食事などを紹介します。

ヘルパンギーナと手足口病の症状の違いは?

症状が違うように見えて、実は似て非なるものとも言われているのが、ヘルパンギーナと手足口病です。

いずれも、夏場に罹患すること、乳幼児にかかることが共通点となっている両者です。

ここでしっかりと両者の違いについて理解しておきましょう。

ヘルパンギーナの症状ですが、まずは発熱します。

これは、39℃から40℃の高熱となるので、体力のない乳幼児にはつらい発熱となります。

対する、手足口病ですが、発熱をしても微熱程度となります。

また、発熱しないこともあるので、発熱をするかしないかで
ヘルパンギーナと手足口病を判別することもできそうですが、それはやはり素人考えで、医師などはもっとも根幹的な部分で
判別しなくてはいけないので、そこに難しさがあるようです。

というのも、ヘルパンギーナと手足口病のどちらもウイルス性感染症です。

ですから、元々はウイルスが原因となっているのです。

その、大元もウイルスなのですが、手足口病のウイルスは、コクサッキーウイルス、エンテロウイルスです。

ヘルパンギーナはコクサッキーウイルス、エコーウイルスなどです。


こうしてみると、コクサッキーウイルスはかぶっているので、両者は同じ病原菌ということになります。

しかし、ウイルスには数多くの種類があり、派生型があります。

ヘルパンギーナのウイルスはコクサッキーウイルスでも、コクサッキーAウイルスで、さらに4型6型10型が多いとされています。

大元では同じ系統のウイルスであっても、型が違うことで、判別が難しくなってしまうのです。

次に潜伏期間を見てみましょう。

ヘルパンギーナの潜伏期間は2日~4日となっています。

対する手足口病の潜伏期間は3日~6日ということで、ヘルパンギーナよりも長くなっています。

もっとも、それでも3日と4日がかぶっています。

それと、いつ感染したかがわからないので、この潜伏期間での判別はそれほど意味はありません。

ここまでは、発熱の有無が両者の違いを判別する大きな違いと言えそうです。

次に実際の症状を見てみます。いずれも水疱ができることが共通点となっています。

ヘルパンギーナはのどの中にしか水疱ができないのに対して、手足口病はのどの他に、手や足、さらには全身に水疱ができるケースもあります。

手足口病の場合、まずはのどに水疱ができ、そこから全身に広がっていくパターンです。

ですから、のどの水疱だけなのか、全身に広がっていくのかでヘルパンギーナと手足口病を判別できそうです。

一般的にヘルパンギーナのほうが、のどの痛みが激しくなります

ですので、発熱も高熱になりますから、全身に水疱ができる手足口病のほうが見た目が派手に見えますが、実際につらいのはヘルパンギーナのほうと言えます。

ヘルパンギーナに効果的な食事は?

突然の発熱が高熱になることが多く、水分補給をしたくても、すぐにのどに水疱ができるので飲み込むことが困難になってしまいます。

それでも、食べ物や水分は体力を維持するためにも必要です。

ここでは、ヘルパンギーナに効果のある食事を紹介します。

おかゆ

これはもう定番ですが、発熱をした場合は水分補給をしなくてはいけません。

さらに、のどに水疱ができているのですから、のどを通りやすい食事が必要となります。

食べない、という選択肢もありますが、体力維持にはやはり食べないことには話になりません。

特に体力のない乳幼児は、水分補給を兼ねておかゆを食べることが必要です。

栄養補給の一番手として卵を落とすといいでしょう。


また、大人がヘルパンギーナに罹患することがあります。

大人がかかると重症化することが多く、発熱はもとより、のどの水疱がかなりできるので、食べるのも困難になることが
多くなります。

そのような症状にもおかゆは効力を発揮するのです。

にゅうめん

うどんでもいいのですが、そうめんを温めて食べるにゅうめんが効果的です。

のどの通りが良いのはやはり細麺だからです。

ヘルパンギーナなど、口の中に口内炎ができてしまうと、その症状にもよりますが、食べるのが辛くなってしまうのは想像に難くありません。

それではどうしたらいいのかというと、まずはのどを刺激しないことです。

ですので、薄味のもので、さらにやわらかいものです。

そして、水分を多く含んでいるもの(汁物でもOK)

これらを頭に入れて、口内炎を痛くしないために、細かく切ること、さらにはクタクタになるま煮ることです。

ここまで徹底しなくてもいいのですが、これらのいずれもにゅうめんは、高いレベルでクリアしていると言えそうです。

のどが痛いときはできるだけ、固形物は食べないことです。

それでいて、栄養補給をしなくてはいけません。

もっとも、栄養補給にこだわるよりも、まずは刺激のない食べやすいものを少しでも食べるということが大切になります。

豆乳ヨーグルト

おかゆやにゅうめんは主食となりますが、それでは重いとか、それも口に入らない場合もあります。

これは発熱とのどの痛みが同時期に来ている場合に多いのですが、そのときでも有効な食事があります。

主食ではないのですが、豆乳ヨーグルトはかなり有効です。

豆乳ヨーグルトはその名の通り、植物性のヨーグルトです。

お腹を壊したときなどは、乳製品のヨーグルトが効果的なのですが、栄養補給をしたい場合は、タンパク質がしっかり取れる、豆乳ヨーグルトがオススメなのです。

ヨーグルトですから、乳酸菌もしっかり摂取できるのも大きなメリットと言えます。

のどの通りもいいですから、ヘルパンギーナにかかって、静養中のどのタイミングで食べても効果が期待できます。

ネットの声

「日曜にキッズ広場に出かけ、その間はご機嫌だったけど木曜夕方に急な発熱。ぐったりしていて食欲もなし。病院受診したけどなにも症状がないため翌日の受診を勧められました。そして翌日も解熱せず受診したらヘルパンギーナと診断されました。水泡が出来ていました。痛みをよくする薬をもらい、適宜座薬を使い苦痛をとるよう努めています。」

「昼寝後に身体が熱いと気付き計測すると38.8その後寝たり起きたり食欲不振で水分のみでした。夜お腹の痛みありその後嘔吐して夜中39度こえました。熱性けいれんをおこした事があるので心配でしたが朝には解熱して元気な様子に…咽をみたら痛そうなプツプツが出来てました。早めの解熱で安心しました。」

「17日に上の子がヘルパンギーナにかかった。それをしっかりもらった模様。。19日の正午カラダがとても熱くぐったりと抱っこを要求してきたので眠たいのかと思っていたら40℃越えのお熱。そのまま次の日のお昼過ぎまで40℃。。20日の夕方にやっっと37℃台まで解熱。まだまだ熱あるのに元気にJUMPしてます笑」

しっかり発熱して熱が下がれば完治ですから、親としてもドンとかまえておけばいいですね。

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