ヘンリー王子が警護要求…英政府は拒否

王室の公務引退後に家族と米国に移住したヘンリー王子が、英国に滞在する際に英警察による警護が認められるよう英裁判所で法的手続きを開始したことが分かりました。

BBC放送などが1月16日に伝えています。

自腹を提案

警護費用を「個人的に払う」と「自腹」を提案したものの、英政府に拒まれたための措置。

王子側は、引退後も王位継承順位は6位のままで安全上のリスクは生涯にわたって解消されず、「英警察による警護がなければ帰国できない」と訴えています。

王子側の声明や報道によると、王子は家族がここ数年「ネオナチや過激主義者らによる脅迫」にさらされていると強調している。

6月にはエリザベス女王の在位70周年が…

2020年3月末の王室を離脱に伴い、英国の内務省は公的資金を使った警察の警護は今後つけないことを発表しています。

王子側もこの決定を受け入れたのです。

しかし、このほど滞在中の警護費用を「私費」で払うことを提案したのですが拒否されたことで、裁判所に警察による警護が認められるよう法的手続きを開始したことが明らかになりました。

ヘンリー王子は昨年4月のフィリップ殿下の葬儀と同7月に行われた母ダイアナ元妃の銅像除幕式に出席するため単身で2度帰国していますが、妻のメーガン妃と長男アーチー君(2)は1度も帰国していません。

昨年のクリスマス休暇を英国で過ごすのではないかとうわさされたのですが、最終的に断念したことが伝えられています。

今年6月にはエリザベス女王の在位70周年を祝うパレードなど盛大な祝賀イベントが行われる予定になっており、夫妻がそろって出席するのかが注目されています。

身の危険を主張

ヘンリー王子側は昨年7月に帰国した際に身の危険を感じたと主張しており、自身や家族がネオナチや過激主義者らによる脅迫にここ数年さらされていると訴えています。

「ヘンリー王子の目標は単純です。英国滞在中、彼自身と家族の安全を確保し、子供たちが母国を知ることができるようにすることです」と代理人はコメントしています。

ネットの声

「引退後も王位継承権6位のままで安全リスクは変わらない
↑だから王位継承権を返還したい、とは言わないのがヘンリーさんの不思議なところ。」

「私的に警備を雇ってもらえばいいと思いますが英国だと何か理由があって難しいのでしょうか。
英国の話とはいえ、変な前例になってしまって日本でも同じようなことが起こらなければいいですね。あ、自腹ならまだマシな方か。。」
警察は私費で雇えるプライベートな機関ではありません。そんなに不安ならプライベートなセキュリティを雇えばいいし、それが不満なら行かなければいいだけの話です。
「」

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