F1第9戦オーストリアGPが6月30日に行われ、レッドブル・ホンダのドライバーであるマックス・フェルスタッペンが優勝しました。ホンダにとっては2015年F1復帰以来初の優勝です。

ホンダ歓喜!13年ぶりの優勝

6月30日に行われたF1第9戦オーストリアGPで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝しました。今季初優勝。ホンダにとっては2015年のF1復帰以来初優勝となります。また、第3期F1活動の2006年ハンガリーGP以来の勝利となったのです。

2006年の優勝はジェンソン・バトンでしたね。大の親日家として知られていて、当時道端ジェシカとつきあっていました。

さて、今回のレースなのですが、フェルスタッペンの魂の走りを見ることができました。本戦グリッドは2番手という好位置につけていたのですが、スタートダッシュに失敗してしまいます。

後続車に次々と抜かれ、8位まで順位を落としたのです。このとき同僚のガスリーにも抜かれてしまいます。フェルスタッペン本人も「レースも終わった…」と、あきらめモードだったのですが、レッドブル陣営も同じように思っていたようです。

しかし、フェルスタッペンはここから盛り返すんです。マシン自体のトラブルではなく、個人的なスタートミスですから、立て直せば、序盤の序盤ですから、そこから何とか挽回できるとわりきったところがよかったのでしょう。

それでも、前半は我慢のレースが展開します。しかし、終盤にはライバルよりもフレッシュなタイヤで攻める戦略がピタリとはまります。残り20週というところで次々とオーバーテイクを決めて4位から一気に首位まで浮上するのです。

とはいっても、首位になったのは残り2周というところでしたから、8位スタートで薄氷の勝利…大逆転での勝利といっていいでしょう。

F1ファン・ホンダファンならずともF1レースの醍醐味を知るものすごいレースとなりました。

接触で1時間45分の審議も…

実はゴール即優勝ということにはならなかったのです。フェルスタッペンの地元ということもあり、もちろん会場は割れんばかりの歓喜の嵐となったのですが…

というのも、残り2周というところで、首位のシャルル・ルクルールを抜いた際にマシン同士が接触したことが、審議対象となったのです。

2人のドライバーへの聴聞も含めて審議はなんと1時間45分にも及びます。

結果として、レーシングアクシデントと判断されて、フェルスタッペンの優勝が確定。レッドブル・ホンダの優勝となったのです。ホンダは実に13年ぶりの優勝です。

これには、日本のファンも感涙となったのは間違いありません。

フェルスタッペンは地元での勝利に喜びを語っています。

「本当に信じられないほど素晴らしいレースだった。終盤はペースがすごく良かったし、僕は絶対に諦めなかった。シャルルとは接近戦だったけど、あれが許されないなら家にいた方がマシだ。チームにとってはホームグランプリであり、これまで何年も苦労してきたホンダが初優勝を挙げることができて本当に嬉しいよ」

ホンダ愛が感じられるコメントですね。

ホンダの逆襲が始まる

マクラーレンと決別し、昨年はトロロッソ・ホンダとして、今季はさらにレッドブルにもエンジンを供給しているホンダ。

昨年も良い感じでトロロッソの車体とエンジンがマッチしていました。完走も増え、上位を脅かすようなレースもたびたびみられました。

それだけに、今季はさらに車体の良いレッドブルとタッグを組んだホンダの躍進が期待されていたのです。そして、9戦目での優勝は遅きに失した感がありますが、同時にF1の難しさを物語っています。

今後も連勝街道を走るほどたやすいことはありませんが、「勝てた」ということは大きな自信に繋がるのは間違いありません。また、今回のエンジンもマックスではなく、PUも非力でまだまだ発展途上です。

熟成してくるとますますパフォーマンスが上がってくるのは間違いなく、これからのレッドブル・ホンダはとても楽しみと言えます。

とにかく、今回のフェルスタッペンの走りがすごかった。そして、ガスリーも入賞しましたし、オーストリアGPは今後のホンダの躍進の試金石になるのは間違いありません。

ネットの反応

「メルセデス、フェラーリの強豪を相手に勝負して勝ったことは何より苦労してきたホンダの皆さんにとって嬉しかったでしょう。」

「久しぶりにすごいレースを見た。メルセデスとフェラーリを抜いての文句なしの優勝。しかもファステストラップも。今までの苦労が報われた。おめでとう?」

「上位を全て抜いての優勝だからね。フェルスタッペンは優勝に相応しい走りだったと思う。」

去年から予感がありましたが、レッドブルとのタッグで今季のホンダエンジンはかなりやってくれそうです。来季はコンストラクターズチャンピオンも狙えそう。

フェルスタッペンもいいけどガスリーも侮れませんよ。それとトロロッソも完走率が高いのでかなり期待できそうです。

おすすめの記事