今だったら大受け間違いなし…ホンダ・ランナウェイの思い出

レトロバイク・グラフティ第59回HONDA RUNAWAY(ホンダ ランナウェイ)1982年

1982年に登場

1976年に登場したロードパルの人気爆発によってホンダのファミリーバイク市場は活気付けました。

その後77年にはバリエ、78年にはパルフレイ、パルホリデー、パルディン。

79年にはカレン、80年にはハミング…と個性豊かなファミリーバイクが町を賑わせるようになったのです。

そのような中、基本的な部分はロードパルのスタイルを継続しながら、男性ライダーを強く意識したモデルが1982年に登場したのです。

それが今回のランナウェイ!

この名前を聞いて「80年にデビューしたシャネルズが歌って大ヒットした曲「ランナウェイ」を思い出す人もいるでしょう。

それを意識したネーミングなのかは定かではありませんが、インパクトがあったのは確かです。

かつてのホンダヤマハ戦争

車体を見ると、メタリック塗装のカラーリング、直線を基調としたデザイン、ファミリーバイクとしては大柄な車体など…ターゲットユーザーが男性なのは明らか。

1980年に発売されたヤマハのタウニィの人気が高かったので、そこを意識して作った可能性は大です。

1980年~82年といえば「HY戦争」がバチバチに激しかった時代。

戦火はこんなところまで飛び火していたんですね。

非力がネック

ただ、当時の男子が求めていたのは便利さではなく、高性能・ハイパワーなマシン。

本格的なスポーツバイクに強いあこがれを持っていた男子から見ると、オートマチックギアは魅力的ではなく、最高出力3.1PSも物足りなりなかったのです。

残念ながら、名前と同じようにランナウェイ(楽勝、大勝)ということにはなりませんでした。

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