古舘伊知郎 報道番組からお呼びがかからない”切実事情”
10月中旬、午後6時ごろ、スタッフらしき人物に出迎えられ、JR品川駅の改札口に姿を現したのは、古舘伊知郎(67)。
この日は、名古屋にあるCBCテレビの『ゴゴスマ』(TBS系)に出演した帰りだったのでしょうか。
少しお疲れの様子で送迎車に乗り込んだのです。
目次
キャスター復帰をあきらめていない?
2016年3月31日をもって『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板してからというもの、多くのバラエティ番組に出演し、俳優にも挑戦したりとマルチに活躍している古舘。
報道系といえば、『ゴゴスマ』のご意見番としてすっかり定着した感があります。
しかし…。
「本人は、正直、今の立ち位置には満足していないようなのです。自身のYouTubeチャンネルでも、ニュース番組のキャスター復帰を諦めていないと語っています。しかし、なかなか呼ばれないと嘆いていました」(スポーツ紙記者)
お呼びがかからない…
ちょうど1年前、ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』にゲスト出演した際も、
「報道番組も週1回くらいやりたいと身勝手な思いはいまだに正直あるんですけど、不思議にというか当たり前かもしれないけど、お呼びがかからない」
「『報道ステーション』で完全燃焼しちゃったのかな」
と、寂しそうに語っていました。
実際のところ、報道番組関係者は古舘の存在をどう感じているのでしょうか。
古舘伊知郎さんがワールドプロレスリングのテンションでウルトラマンや怪獣の戦いを実況する映画がある
#特撮見たことない人が嘘だと思うけど本当の事言え pic.twitter.com/MxPzatmWFw— YAMAKI (@YAMAKI97) November 8, 2022
既視感がありすぎる?
「多くの視聴者にとって『報ステ』を12年間やってきた古舘さんは報ステのイメージも強いですし、古舘さん自身のキャラクターも濃い。新しい番組のMCに起用したとしても、視聴者にとっては既視感が強くなってしまう。制作側はやはり既視感のない、若手のフリーアナウンサーやタレントをキャスターに招きたいのです。新番組と共に成長していくキャラクターが好まれるんです。
テレビ離れが顕著な若者層に報道番組を観てもらうためには、古舘さんでは正直、難しい。未熟なキャスターをフォローできる重鎮コメンテーターという立ち位置が一番合っていると思います」(民放報道番組ディレクター)
1時間喋り倒してもまだ喋り足りない、あの古舘節をもう一度聞きたい気もするが、ご意見番として、長く活躍していただくのがよろしいようです。
古舘伊知郎がセックスのことを「言葉を選んで言いますけど、男女の秘め事の団体戦」ってゆってて そっちのほうがイヤ??なおっさん
— じゃんそん (@shousei4794) November 9, 2022
ネットの声
「熱が入りすぎて割と、偏った見方をしちゃう傾向があったから報道番組のMCとしたら私的意見はさらっとして事実をしっかり伝える重要性からみるとちょっとそぐわないかもしれないね。
制作側もかなりギャラが高いし、今更感もあり年齢もいってるのでプライドのある男性はコントロールが出来ず敬遠されがちなんだろう。」「採用する局側からしたら、リスクの方が大きいと思っているんだと思う。古舘さんの世間の支持率?もさほど無いの対し、炎上する可能性は高く感じる。今の報道番組のMCは堅実な人が好まれているように思う。古舘さんのような良くも悪くも癖が非常に強い人というのは、今望まれていないのかもしれない。その手のMCとしてはミヤネさんが最後の生き残りのような気がする。」
「「テレビ離れしている若者層」ですが、どの番組においてもまず出演者ありきで決めようとしている様子がありありなのも離れる原因なのではと強く感じています。特にニュースにおいてはMCが誰かというより取り上げるニュースとその内容が重要なはずなのに。」
「古舘さんはプロレス、F1等々の実況中継では好きなアナウンサーでしたが、イメージが固定してしまったのでしょうか。報道ステーション時代も含め報道番組には向いていないように思います。まだまだ枯れては駄目です。あの個性を生かして活躍して独自のポジションを確立して欲しいものです。」