
2020年にリリースされると思われるiPhone 12については、既に様々な噂が出回っています。
大幅なアップグレードがなされる一方で、価格上昇は限定的という見方が有力ですよ。
2020年版のiPhoneは期待大
2020年版のiPhone新型は6機種展開で5G対応、バッテリー大型化の可能性ありと予想されています。
2019年の秋にリリースされたiPhone11は、低価格に押さえられたことが注目されました。
一方で機能面のアップグレードは最小限にとどまったのです。
競合他社が5G対応を急ぐ中でiPhoneには搭載されることはありませんでした。
その反動としてiPhone派の2020年に対する期待は高まりを見せています。
iPhone12はエキサイティングになる
2020年のiPhone 12ラインナップの詳細は既にかなり語られています。
Appleは6機種のiPhone12モデルをリリースする可能性があるというのです。
1つの単純な理由は5Gです。
ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリストは
「9月に発表されるであろう5Gのスマートフォンは、巷で過小評価されているiPhoneのアップグレードの扉を開くと信じている」
と記しています。
ウェドブッシュ・セキュリティーズのサプライヤーチェックによれば、売上は、前年比で2桁の増加。
少なくとも10%は増加することが見込まれています。
台数にして、2億台から3億5000万台のiPhoneがアップグレードのために店頭に用意されると見積もられているのです。
iPhone 12のラインナップが5Gに対応した場合、いわゆるアップグレード・スーパーサイクルが促進されるでしょう。
5G関連の部品は、デバイスあたり30~100米ドル高くなる可能性がありますが、それほど価格上昇はないというのが一般的な見方です。
4G・5Gの平行販売
世界的に著名なAppleインサイダーであるTFインターナショナル・セキュリティーズのミンチ・クオ氏は、2020年のiPhoneが5Gの影響によって、それほど価格上昇はないと推測しています。
さらに、ローゼンブラットのアナリストであるジュン・ザン氏によれば、ほとんどのiPhone 12モデルには、4Gと5Gの2つのバリエーションがあるというのです。
一方でウェドブッシュのアナリストであるダン・アイブス氏は、2020年のiPhoneのうち少なくとも4機種が5Gに対応するだろうとしつつも
「スーパーサイクルだという確信はまだ半分だ」
と述べています。
アメリカの投資銀行パイパー・ジャフレイの最近の調査結果では、現在のiPhone所有者1,050人のうち、23%が1,200ドルの5G iPhoneにアップグレードすると答えていて、2019年の初めの18%から上昇しています。
近年で最大のアップグレードに
『Tom’s guide』は「2020年のiPhone 12は、ここ数年で最大のアップグレードになるはずだ」と伝えています。
2020年の秋までに変わる可能性があるとしつつも、バッテリーが大型化といった多くのリーク情報を既にキャッチしているのです。
また、iPhone11 ProとiPhone11 Pro MaxがAppleのハードウェアで初めてトリプルレンズのリアカメラを搭載したのですが、2020バージョンでも継続されると思われるとしています。
ネットの反応
「なんかアップルも迷走してるなあ。バリエーションを増やすのは消費者にとって選択肢がありいいのかもしれないけど、アップルのこだわりというか製品に対する自信のなさが現れてるかなと思った。5のころのような一種類展開の強気な姿勢はどうした?近年は多種展開で様々な層を取り込もうと必死感が漂う。」
「Android各社はそれぞれの強みを活かしてやりたいことやってる。Apple一社でそれら全部をあれもこれもと手を出すから種類が増える。結果、独創性のないiOSなだけのスマホが出来る。」
「今年のiPhoneは大幅に進化する、という言葉も毎年聞くが、発売されてもあまり変わり映えがしない。」
7、8くらいで不満のない人が多いようです。SEが復活するのが朗報という声が大きいですよ。
そうはいっても、iPhoneファンの多い日本。
2020年は買い替えといった大きな動きがあるかもしれませんね。