医者を使いこなす賢い裏ワザ…ケアマネも替えよう

病院があえて教えない…患者が「医者」をめちゃ使いこなすための「すごい裏ワザ」

医者に「違和感」があるとき、どうするか

医者の先生が言うことは黙って聞くもの。

わがままを言ったり、口答えをするなんてとんでもない―。

そんな固定観念に縛られている人は少なくないでしょう。

しかし、大切な命を預けているのに、何でも言いなりでいいはずがないのです。

では医者を十分「使う」ために、どんなワザがあるのでしょうか。

まずは、手ぶらで病院へ行くことをやめることです。

体調や症状、要望を事前に文字化する習慣をつけるのです。

「短時間の診察で、口頭で全てを伝えるのは難しい。出かける前に、最近の体調や不安なこと、説明してほしいことを箇条書きにします。
そこから優先度順に3つを選んで、『次の外来のときでも構わないから、ちょっとここを教えてほしい』と紙を渡すのです」(島根大学医学部附属病院の大野智教授)

処方される薬がやたらと多かったり、診察時間が短くてぞんざいだと感じるときにも、きっぱりと指摘するようにしましょう。

医者にあれこれ注文をつけると「モンスター患者」と呼ばれてしまうのではないかと、不安に思うかもしれません。

もちろん医者に理不尽な要求をするような患者になってはいけませんが、必要な場面で必要な要求をするのは正当なことです。

話を聞かない医者への「奥の手」

あまりに対応が悪いようなら、看護師を活用します。

プライドの高い医者の扱い方を知り尽くしているのは、看護師だからです。

「セカンドオピニオンを受けたい場合や、紹介状を書いてほしい場合に、医者が難色を示しそうならまず看護師に伝えましょう。
担当医を替えてほしいときも、看護師に相談すると対応についてアドバイスしてくれます」(介護支援会社HOPE代表の森裕司氏)

どうしても医者が非協力的だったり、話を聞いてくれないときの奥の手が「カルテの開示請求」です。

受付で申請用紙を記入し、提出すると、カルテのコピーを後日受け取れる。それを持って別の病院に行くのも手です。

ダメなケアマネは替えてもらう

連れ合いや自分の介護が必要になったとき、必ず世話になるケアマネージャー(ケアマネ)にも、ストレートに要望を伝えましょう。

特に在宅で介護を受けたい、在宅で最後を迎えたい場合には、ケアマネの能力をしっかりと見極める必要があります。

対応が不得手なケアマネも少なくないからです。

たとえば、「在宅医を紹介してほしい」と伝えたとき、ろくに相談に乗ってくれないケアマネは、地域の医者や病院と連携が取れていないといっていいでしょう。

特定のサービス事業者や施設ばかりを手配するケアマネは、自分の勤め先に利用者を誘導しようとしているおそれがあります。

これらは、ダメなケアマネの可能性がきわめて高いのです。

「的確な提案ができないケアマネに当たると、人生の選択肢が大きく狭まってしまいます。希望を汲んでくれないと感じたら、別の人に交代してもらうよう伝えましょう」(前出・森氏)

医者もケアマネも、黙っていては動いてくれません。

つねに「使いこなす」という意識を持って、彼らと向き合いたいものです。



おすすめの記事