一場靖弘…覚えていますか?

桐生第一高校から明治大学に進学し野球の才能が開花。

大学通算では、52試合に登板して26勝15敗の好成績を残しました。

東京六大学を代表する投手に成長すると、2004年のドラフトにて楽天に自由獲得枠で入団します。

6年間で16勝33敗の成績を残し、2012年に引退しました。

破産していた?

「はい。事実です。今年8月22日に自己破産しました」

一場靖弘(37)はそう答えました。

プロ入り前から、波瀾の人生でした。

2004年のドラフトでは、各球団が獲得合戦を繰り広げた「10年にひとり」の有望株。

しかし、大本命だった巨人をはじめ、 阪神、横浜などから「栄養費」という名目で “裏金” を受け取っていたことが発覚したのです。

結果…新設球団・楽天に、自由獲得枠での “ドラフト1位” 入団で落ち着いたのです。

当時はかなりすったもんだがあり、大きなニュースとなりました。

その15年後、現在はユーチューバーとなっているのです。

引退後はどうだった?

「現役引退後の2013年1月からは、知人の紹介で看板製作会社で働きました。30年間、野球しかやってなかったので、『会社勤めをして社会に飛び込もう』と思ったんです」

看板製作会社で、大手スーパーへの営業、看板デザインの製作に、現場での取りつけ作業もおこないました。

「最初は現場に出るとき、『あの一場だ』と思われたくなかったですね。また1年たつと、野球への思いも少しずつ芽生えてきて、水戸市の電気機器販売代理店に転職しました」

「水戸で働いていたころから、弁護士と話していました。じつは現役中に、仙台市内でマンションを購入していたんです。引退後も家賃収入を得られると思っていました。ですが、ヤクルト時代の2011年に東日本大震災があり、そのマンションが『半壊』扱いに。価値が下がったので売却しました」

そこから “地獄”が始まりました。

購入時にローンを組んだのが、2018年、不正な不動産融資が発覚して社会問題になった「スルガ銀行」だったのです。

「プロ野球選手ということもあって、ローンを組めたのがそこだけでした。引退後、ローンを月々約30万円返しても、元金が数千万円から減らない状態になりました。正直言うと、支払いがキツかったんです」

2015年9月に電気機器販売代理店を退職。

2019年11月にユーチューバーに “転職” するまでは、外資系保険会社で4年間働いていました。

「そのときの営業の仕事は、完全歩合制でしたが、そのぶん経費もすごくかかっていました。稼いでも経費で全部出ていくという生活で、このままでは家族にも負担を強いるだけだと思いました。そこで今年8月、弁護士と相談のうえ破産し、仕事も辞めました」

開設した「一場靖弘のBASEBALLチャンネル」をメインに活動しています。

同時に芸能事務所にも所属しました。

ちなみに同チャンネルでは、「栄養費」騒動や、戦後最多の「シーズン107奪三振」を記録した、明治大学時代の裏話を披露しています。

「ユーチューバーになったのは、指導者への第一歩なんです。将来的には、指導者として甲子園を目指したい。いろいろ不安はあるけれど、もう失うものはない。引退したときは、『一場』という名を知られたくないとも思いましたが、いまは “消えかかっている” 自分の名を知ってもらって、指導者への道をこじ開けたい。今ユーチューバーや芸能活動を始めなかったら、手遅れになると思ったんです」

一場事件とは

楽天、ヤクルトでプレーした元プロ野球選手の一場靖弘が、3日に自身のユーチューブチャンネルを更新。

俗に「一場事件」と呼ばれる、2004年の裏金問題について言及しています。

この問題は当時明治大学4年の一場靖弘に対し、ドラフト自由枠での獲得を狙っていた巨人・阪神・横浜(現DeNA)の3球団が“交通費”、“食事代”、“栄養費”といった名目で多額の金銭を渡していたというものです。

当時の報道によると、巨人は約200万円、阪神は約25万円、横浜は約60万円を一場靖弘に渡していたというのです。

この問題の発覚後、巨人・渡邉恒雄オーナー、阪神・久万俊二郎オーナー、横浜・砂原幸雄オーナーはいずれも辞任。

また、当事者の一場靖弘も大学野球部を退部する事態に発展しています。

一場靖弘は金銭を受け取ったことについて、当時は親から仕送りをもらっていたと前置きした上で、

「親から仕送りをもらわなくてもいいようにという簡単な考えで受け取ってしまいました」

と発言。続けて、

「内心では『バレないだろう』と思ってました。(当時の球界では)これが当たり前なのかなという認識がありました」

とも述べています。

問題が報じられた当時は、大学日本代表の一員として台湾に遠征していたという一場靖弘。

巨人のスカウトから

「一場くん、ごめん。(遠征から)帰ったら(球団)事務所に来てほしい」
「(金銭を渡したことが)報道に出てしまうかもしれない」

という電話をもらったことで事の大きさを知ったということです。

また、帰国から2日後に球団事務所に向かった際、一場氏は

「(話し出してから)ものの1分ぐらいで、当時の代表の人に土下座された」

と暴露したのです。

続けて、その球団代表から

「すみません、(規定違反を犯したので)うちの球団では獲得することができません」

と告げられたことも明かしています。

この他にも、一場靖弘は問題発覚後に起きたこととして

“接触した3球団を含め、日本のプロ球団には行けなくなった”
“報道陣によってあることないことを記事にされた”
“大学にもいられなくなった”

といった内容も口にしています。

今回の動画を受け、ネットでは

「一場の例は氷山の一角で、他にも同じようなことは行われてたんだろうな」
「行きたい球団のスカウトに直接金渡されたらそりゃ断れないよなあ」
「お偉いさんがいきなり土下座するってすごい状況だな」

といった反応が多数寄せられています。

一場靖弘は、裏金問題で騒がれた2004年、ドラフトで同年に創設された楽天に入団。

2008年シーズンまでプレーしています。

その後2009年3月にヤクルトへトレード移籍。

2012年のオフに現役を引退します。

ネットの反応

「破産してYouTuberになりましたって、とてもじゃないけど同情する気になれない。元々、YouTuberって仕事なのか?別に何で生計たててもいいんだけど、子供のなりたい職業の1位がYouTuberってだけで、日本の将来終わってんなって思ってしまうのは考えが古いのかな。」

「色々足りないの一言。へんなプライド持ちながら結局知名度に頼って今生きているわけだし行き当たりばったり感しかありません。名前と写真がある記事だから一場さんを認識できるけど普通に街中にいてもわからないと思います。もうその程度。地道に生きることを考えて欲しいです。」

「今ユーチューバーや芸能活動を始めなかったら、手遅れになると思ったんです…この辺りの考えが、安易過ぎる。そんな簡単に行くわけないし、自分のネームバリューをどう考えているのか知らないけど、引退後コーチの声も掛からない時点で人間性にも問題があったのでは」

自己破産は大変でしたがベストな選択なのかも…そしてユーチューバーという思考回路が残念な人だと思えてしまうんですよね。それとスルガ銀行は別に悪くないのでは…。

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