ゲーム依存防止条例が香川県議会で可決する見通しです。

8割超「賛成」も事業者は「反対」…ゲーム依存対策条例で約2700件の意見も。

ゲーム依存が深刻

子どものインターネットやゲーム依存症を防ぐ条例制定を目指している香川県議会の検討委員会。

3月12日、コンピューターゲームの利用時間を1日60分までとする「目安」を盛り込んだ全国初の条例案を開会中の今議会に提出する方針を決めました。

可決、成立の見通しです。

この日の会合では、県民らを対象にしたパブリックコメント(意見公募)で条例素案への賛成が8割以上を占めたとの結果が報告されました。

閉会日の18日に提出し、採決の予定です。

条例案は、県民を依存症に陥らせないため市町や学校と連携して啓発活動を行うことを県の責務と規定しています。

4月より施行

香川県議会が4月の施行を目指している「ゲーム依存」の対策条例。

県議会が行ったパブリックコメント結果が公表されました。

香川県議会は「ネット・ゲーム依存症対策条例」の素案について2月6日までパブリックコメントを募っています。

この素案には、「依存症につながるようなゲームの利用は1日60分まで」などが盛り込まれているのです。

パブリックコメントは合計2686件寄せられ、約84パーセントが条例に「賛成」するものでした。

一方、ゲーム事業者は賛成0件、反対67件、提言等4件でした。

事業者や個人から来た反対意見としては、「行政が家庭に介入するべきでない」や「依存症の根拠が不明」などが多かったということです。

県議会の検討委員会は、パブリックコメントを受けて、「制限」としていた部分を「家庭におけるルールづくり」に、「基準」を「目安」に変更するなど、素案を一部修正しました。

「修正したような内容は全て網羅していると、我々は考えておりましたが、より分かりやすく表現を変更した」ということです。

検討委員会は、条例案を3月18日の県議会最終日に提案することを賛成多数で決めました。

県議会は4月の条例施行を目指しています。

“規制”ではなく「規範を示す条例」

「規制」ではなく「規範を示す条例」だと強調。

香川県議会は全国の都道府県では初めてとなるネット・ゲーム依存症対策の条例について検討。

6回目の検討委員会では1月10日に発表した素案の修正案が示されました。

素案は、スマートフォンやゲームの使用について各家庭でルールづくりを行うことを求めています。

その上で、当初の案で、「スマートフォン等の使用は1日60分まで」としていた部分を「コンピュータゲームの利用は1日60分まで」に改めました。

このほか、条例施行後、2年間は内容を見直す期間とすることも追加しました。

「決して、インターネットやゲーム全てを否定したり、親権や子どもの人権を侵害しようとしたりするものではない」

香川県議会によると10日の素案発表以降、事務局には112件のメールが寄せられました。そのうち79件が条例に反対する内容で、賛成は3件でした。

今回の修正は、条例の意図が誤解されて伝わることを防ぐことが目的だということです。

ネットの声

「依存症対策としての有効性って観点からも、政治による家庭教育への介入って観点からも、非常に問題の大きい条例案だと思います。」

「家庭内に法律を及ぼす事には同意しかねる。依存症を問題視するなら当然パチンコも制限するんだろうね。」

「ゲーム依存を問題視するのなら、大人のアルコール依存、ギャンブル依存、タバコ依存、これも防止するようにすべき。カジノもできるみたいだしどうなってんの。」

問題提起だと思いたいですね。そして、このような条例が出るくらいゲーム依存が進んでいるのに驚きます。

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