
一般に風邪と言うと、感染症の一種です。
風邪症候群とも呼ばれていて、原因はウィルスなのですが、鼻やノドに炎症ができる疾患です。
もっとも、風邪は非常に範囲が広く、その症状も多岐にわたっています。
一般的には、咳や鼻水・鼻詰まりなどの他に吐き気や頭痛、関節痛、筋肉痛、などの諸症状を引き起こします。
また、胃腸風邪と呼ばれるものは、腹痛から嘔吐下痢などになりますから、何か体調に異変があれば、風邪と考えてもおかしくないのです。
ここでは、風邪の諸症状とその予防対策、さらには、風邪に似た病気なども紹介します。
風邪の症状の予防対策は?
風邪は冬の乾燥した時期に起こりやすい病気です。
鼻やノドなどの呼吸器は粘膜で覆われているのですが、ここが乾燥するとウィルスに感染しやすくなります。
それでは、湿度の高い夏場はどうなのかというと、どこに行っても冷房が効いている環境では、乾燥して冷え冷えとした室内では、
夏風邪にかかりやすいと言えるでしょう。
これは冬と同一環
おはようございます😃
10/25誕生花、パイナップルセージ
花言葉、愛を求めて。別名サルビアエレガンス。花期10〜11月。鮮やかな緋色の花を咲かせ触ると甘い香りがします。セージは古代から薬用として利用され、抗菌抗ウィルス作用強いのでセージ茶でうがいをすると風邪の感染予防になると言われます pic.twitter.com/JNN9RMUJT0
— もも (@blumen8783) October 24, 2019
境になるからです。
食事
バランスよく栄養を取ります。
日頃から、体の免疫力を高める食事を取っておくことが、風邪の予防に最も効果があるのです。
風邪引きの初期段階は、寒気とノドの痛みです。
それから、咳や発熱といった順番になります。
ですから、寒気やノドの痛みを防ぐためにも日頃から暖かい食べ物を食して、体を冷やさないようにしましょう。
そして栄養価の高い食事が必要なのですが、取り過ぎると肥満になってしまうので、バランス良く、大事です。
ビタミンA、C、E、たんぱく質はできるだけたくさん取っておくと安心です。
運動
体の抵抗力を高める上でも運動はもっとも効果的です。
激しい運動は必要なく、ウォーキングなどで十分です。
ウォーキングでも十分に体を温めることができ、さらに心肺機能が高まるので、風邪に対する抵抗力が増します。
できれば、一日に20分以上のウォーキングがいいでしょう。
そして、少しでもいいので毎日継続することが大切です。
ただし、冬場は空気が乾燥してノドを痛める可能性があります。
マスク着用か、適度な水分補給をするようにしましょう。
生活習慣
日頃から、バランスの良い食事と適度な運動をしていれば、仮に風邪にかかってもそれが長引くことはありません。
体の抵抗力が機能するからです。
しかし、この体の抵抗力が機能しない原因は不規則な生活です。
いくら運動をしてもバランスの良い食事をしても、睡眠不足だと効果も台無しです。
睡眠で、体の機能が回復していることを自覚することが大切なのです。
免疫力をコントロールしているのが自律神経なのですが、それは睡眠によってバランスが取られています。
また、過度なストレスは、自律神経を乱す原因となるので、できるだけストレスを感じないようにしましょう。
風邪に似た病気は?
風邪だと思ったのに、実は別の疾患・・
これはよくあります。
というよりも、何か体に異変があったら、「風邪かな・・」と思うくらい、風邪というのは疾患の中でも、もっともかかりやすくポピュラーな存在なのです。
それでは、風邪のようで実は風邪ではない、という病気を紹介します。
インフルエンザ
風邪に似た病気の筆頭として、あげられるのがインフルエンザです。
インフルエンザが風邪と似ているとされるのは、ノドの痛みや鼻水・鼻詰まりが起こるからです。
この呼吸器の乱れは風邪と類似していますから、インフルエンザと思わず風邪と思う人が多いのです。
腸内の善玉菌が一気に減ってしまうのが、「風邪をひいた後」。
風邪をひいた後は免疫細胞がいっぱい活躍してくれて、腸内の善玉菌も一気に減っているので、善玉菌を増やす絶好のチャンスです。
病院で「抗生物質」を処方されている人は特にね!
↓↓ https://t.co/jR8xK4Pk9p— くみんちゅ (@kuminchuu) October 25, 2019
もっとも、インフルエンザの場合は、すぐに高熱に襲われます。
そして、吐き気や、関節痛、腰痛などにも襲われます。
また、風邪もそうですが、インフルエンザは感染力の非常に強い疾患ですから、罹患すると完治するまでは自宅待機となるので、生活に非常に大きな影響を受けることになります。
花粉症
インフルエンザよりも花粉症のほうが風邪に近い症状と言えます。
鼻水・鼻詰まりが起こるので、花粉症に初めてかかった人のほとんどは風邪と勘違いするようです。
風邪との違いは、花粉が飛んでいるときに花粉症にかかるというアレルギー症候群なのです。
また、熱はないので、ここも風邪とは違うところです。
今では、風邪に次ぐ、あるいは風邪をも超えた国民病となっている花粉症です。
花粉の飛散情報などが、テレビニュースで欠かさず出る頃になれば、花粉情報に恐々としている人もたくさんいることでしょう。
ノロウィルス
俗に言う胃腸風邪です。
冬期に発症し、初期症状は微熱などから、軽い風邪と思われがちなところで、吐き気や下痢など、激しい腹痛に襲われます。
腹痛から風邪になることもあって、ノロウィルスを風邪と勘違いすることも少なくないのです。
ノロウィルスも感染性ですから、一旦罹患すると自宅待機はまぬがれません。
ネットの声
「健康には気をつけているほうだしワクチンもうってるのに、去年の年末にひどい風邪をひき(検査で出なかったけど多分インフルだった)1ヶ月くらい治らなかったので、今年は絶対に元気なまま冬を乗り越えたい~。みなさんがやってる風邪対策などがあれば教えてください」
「あなたは花粉症?花粉か風邪か分からないくらい、喉と鼻をやられていて、美声に磨きがかかっています」
「朝から喉が痛くどうも風邪を引いた模様。葛根湯プラス風邪薬を飲んで寝ながら聴きます。それにしてもここ数年すっかり免疫力が落ち風邪や小学生以来なかったインフルエンザに罹患しました。そのかわりに春の花粉症が全く無くなりました。どっちが良いのやら…」
風邪、花粉症、インフルエンザ…かかるならどれ??それでも花粉症は完治しないってことですから、選ぶとしたら風邪ですね。