椅子の取り合い…携帯大手の乗り換えは進んでる?ユーザーの反応は鈍い!?

携帯大手、料金値下げでも「乗り換え」は進まず? ユーザーの反応鈍く

NTTドコモが価格を抑えた新プラン「ahamo(アハモ)」を2020年12月に発表したのを皮切りに、ソフトバンクとKDDIも値下げに動きました。

さらに楽天モバイルや格安スマホの攻勢…。

携帯電話料金をめぐる競争が激しくなってきたことで、市場が変わる可能性が指摘されています。

値下げによる消費者のスマートフォンや携帯電話への意識や反応はどうなのでしょうか。

市場シェア調査など、フィールドリサーチのソフトブレーン・フィールド株式会社(東京都港区)が「携帯電話の料金、携帯通信会社乗り換えなどの意識調査」を実施。

2021年2月5日に発表しました。

格安SIMユーザー、楽天やソフトバンクを上回る

調査によると、回答者が契約中の携帯通信会社は、NTTドコモ1348人(36%)、KDDI(au)841人(22.4%)、ソフトバンク532人(14.2%)と、大手3社で7割以上を占めました。

楽天モバイルは264人(7%)でした。

また、Y!モバイルやUQなど格安SIMのユーザーは763人(20.4%)にのぼり、楽天モバイルやソフトバンクを上回っています。

「月額利用料金」(複数契約者は1台あたりの平均で回答選択)は、大手3キャリア利用者(2721人)で、最も多かったのは「2000円以上4000円未満」で21.1%。

続いて「5000円以上7000円未満」(19.8%)、「7000円以上9000円未満」(15.1%)でした。

調査したソフトブレーン・フィールドによると、回答者の平均年齢から推察して、家族割や光回線セット割などで、およそ3割が「4000円未満(31.7%)」に抑えられている結果になったとみられます。

格安SIMユーザーで最も多かったのは「2000円以上4000円未満」で45.1%。

次いで「2000円未満」が38.3%。

これらを合わせて「4000円未満」は83.4%と8割超となったのです。

料金について、ユーザーはどのように感じているのでしょうか。

「現在の携帯電話月額利用料金に満足しているか」との問いに、大手3社のユーザーである回答者(2721人)のおよそ3割(27.4%)が「満足している」と回答しています。

「満足していない」が53.8%と5割を超え、その差は26.4ポイントありました。

一方、楽天モバイルの利用者(264人)は、「満足している」が80.3%だったのに対し、「満足していない」(10.2%)は1割ほどだったのです。

格安SIMのユーザーは「満足している」が66.7%、「満足していない」は23.2%と、大手3社ユーザーと楽天・格安SIMユーザーとでは、満足度が大きく異なる結果になりました。

mineo(マイネオ)

大手3社、長期契約者多く

NTTドコモの新料金プラン「ahamo」は月額2980円。

2021年1月にKDDIが発表した「povo(ポヴォ)」は2480円、ソフトバンクは「SoftBank on LINE(2980円)」を発表しており、大手3社は相互に出方をうかがいながら、値下げプランを用意。

いずれもデータ容量20GBで、既存プランからは大幅に値下げを図り、ユーザーの期待に応える道を探っています。

楽天モバイルは20年4月の新規参入から、20GBで月2980円の価格を打ち出しており、大手3社の値下げを受けて、ワンプランから、小容量ユーザー向けに値下げすることを発表しています。

大手3社の値下げで利用者意識が変化することも予想されるが、いまのところではどうでしょうか。

「携帯電話サービス会社の乗り換え意向」を聞くと、3748人のうち、「乗り換え意向がある」のは22.6%と2割ほど。

およそ8割は「乗り換えの意向はない」(2901人=77.4%)と答えたのです。

過熱する値下げ競争とは対照的に、ユーザーは乗り換えに積極的ではないことが示されたのです。

その理由を聞くと、37.5%のユーザーが「手続きが面倒」、32.1%が「今の会社で満足」と答えました。

料金差は結局変わらない…

楽天モバイルや格安SIMのユーザーにとっては、料金の点からは乗り換えに利点はないようです。

また現状で月額料金が「2000円以上4000円未満」のユーザーが最も多い大手3社の利用者は、「10年以上」の長期契約者が6~8割を占めています。

料金に満足していないといっても、値下げプランが出たからといって、それとばかりに飛びつく状況にはないようです。

調査では、大手3社を「契約年数」でみると、「10年以上」の継続利用がNTTドコモで81.5%、KDDIで64.9%、ソフトバンクが57%と、長期優待割引などもあることから、10年以上の継続率が高かったのです。

なお調査は、2021年1月21~25日に、インターネットで実施。スマートフォン・携帯電話を契約している3748人から回答を得ました。

回答者の平均年齢は53歳だったのです。

ネットの声

「新プランに戸惑いとか結局怠け者の言い訳でしょ。単に面倒くさいだけ。どうしても面倒なら店舗ありのUQワイモバ楽天で相談してもいいのにそれすらしない。俺たちは搾取され続けた被害者だ今のキャリアがそのまま値下げしろって繰り返し続けるのみ」

「最近のMVNOで一押しはドコモに音声卸値の大臣裁定が確定した日本通信です。楽天は首都圏で長く利用してましたが繋がらないことが多く辞めました。
日本通信の特徴
1980で20GB70分通話無料がついてるので長電話になった時に嬉しい。テザリング無料。
1GB追加が250円など。
プレフィックスなしでキャリアと同じく通話できて長電話になっても気兼ねないので助かります。」

「元々docomoユーザなのでahamoが最有力ですが、ドコモがup・yモバに相当する価格帯に何をぶつけてくるのかを見極めてから決断しようかなと思ってます。何もないならahamoで。ギガライト改定で10GB1980円とかくれば一番嬉しいけど、まぁ期待し過ぎず。」

料金プランはもう一波乱あるかも…と思っている人もいそうですね。



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