宮内庁長官は大絶賛…小室文書の強烈な違和感

小室圭さん文書に対する「強烈な違和感」…宮内庁長官は“大絶賛”で本当にいいのか

「世界終末時計」をご存知だろうか。

核による人類滅亡を午前0時とし、それまでの時間を象徴的に記した仮想の時計で、1947年からアメリカの「原子力科学者会報」が表紙に用いているものです。

ソ連が崩壊した1991年には「17分前」まで戻ったのですが、2020年と2021年は「人類滅亡まで100秒」とまさにカウントダウン状態。

核問題や気候変動問題への対策が進んでいないことに加え、新型コロナウイルス感染症の歴史的蔓延が原因です。

もし「皇室終末時計」というのがあるとしたら、その針は4月8日のお昼ごろ、「午前0時」に向けて大きく振れたに違いありません。

原因は秋篠宮家の長女・眞子内親王の“婚約内定者”である小室圭さんが公表した28枚にわたる「金銭問題説明文書」の公表です。

“何か”に迫られて書いた文書

眞子内親王と小室さんが婚約内定会見を開いたのは今から3年7ヵ月前の2017年9月3日のことでした。

当初は2018年3月4日に納采の儀を行い、同年11月4日に帝国ホテルで挙式の予定だったのです。

しかし、2018年2月6日には「十分な時間をとって準備を行うのが適切であるとの判断に至り」(眞子内親王の文書)という理由で、御代替わりの一連の儀式が終わる2020年まで延期することが発表されたのです。

結婚延期の本当の理由は、2017年12月12日に週刊女性が小室さんの母・佳代さんの“借金問題”を報じたことでした。

そしてこれをきっかけとして、各週刊誌は競って小室さんの「知られたくない事実」を書き立てるようになったのです。

そうした喧噪から逃げるように小室さんは2018年8月7日に渡米。

フォーダム大学ロースクールに入学し、2019年1月22日に「金銭問題解決済み文書」を出しただけで沈黙を貫きました。

しかし留学期間も終わりに近づき、勉学を名目に問題を放置しておくことができなくなったのでしょう。

また2020年11月13日に眞子内親王が「なりふり構わないお気持ち文書」を出したことも大きく影響したに違いありません。

それゆえなのか、「金銭問題説明文書」の文面は“何か”に迫られて書いたという印象が強いのです。

さらに目立つのは読みにくさと論理矛盾と自己中心です。

眞子内親王との結婚の意思が非常に強いことが伺えるのですが、同時にそのことを批判除けにしているようにも思えてなりません。

加えて

「借金ではなかったものが借金であったことにされてしまう事態を受け入れることはできないと考えた」
「一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもあります」

など、プライドの高さも際立っています。

それにしても、何よりも名誉を重んじる小室さんに、相談した複数の弁護士がなぜ適切なアドバイスをしていないのでしょうか。

彼らは小室さんに「反応すべきではなく、何もしない方がいい」と述べたというのですが、「何も払わない」ことを優先するのなら、借用書などがなければ何もしない方が得策に違いないのです。

しかし一般人とはいえない小室さんのような立場では、沈黙が逆効果になることは火を見るより明らかでしょう。

「借金」か、「贈与」か

ややこしいのは小室さんが「借金」であることを否定しながら、「贈与」とも主張していない点です。

もっとも2013年8月に元婚約者に対して「贈与であるから返済の気持ちはない」と伝えたものの、その後には貸付と贈与の両方が存在することを確認。

一方的に破談を申し出た元婚約者に対する佳代さんの損害賠償請求権でもって債務を相殺するという“荒業”に至ったと説明しています。

ゆえに2019年の「金銭問題解決済み文書」では「支援や慰謝料の点を含めて金銭的な問題はすべて解決済みであることを二人(注:佳代さんと元婚約者)は確認したのです」と主張することになるのです。

しかし、今回の「金銭問題説明文書」ではなぜか「母は、元婚約者の方の『返してもらうつもりはなかった』との言葉を受けて、婚約破棄に関する権利を放棄したと考えられます。

この元婚約者の方の言葉と母の対応によって、たとえ元婚約者の方が金銭の返還を請求する権利を持っていたとしても、それは母の権利(損害賠償請求権)と共に清算されたことになり、母が元婚約者の方への金銭を返還する義務はなくなったと解することができます」とまるで一般的な法律構成のように説明しているのです。

現実に存在する事実を述べるなら、「考えられる」「解することができる」などと言うはずがありません。

矛盾点はまだあります。

「贈与ではない」と主張するのなら、週刊新潮2018年4月12日号が報じた記事についてはどう説明するのでしょうか。

同号は秋篠宮家の事情を知る関係者の話として、金銭問題が報じられた後に秋篠宮家が佳代さんを呼び出し、解決をするように何度も伝えたということですが、佳代さんは「私たちはあくまで贈与を受けたという認識で、これに変わりはありません」ととりつくしまもなかったと報道。

佳代さんが借金を申し込んだことも暴露しているのです。

「『でも、どうしてもお返しした方がいいと仰るのであれば、皇室の方でお金を用立てていただくことはできませんか』と(佳代さんが)言い出したのです」

宮内庁長官は“大絶賛”したが…

この件について週刊新潮は宮内庁関係者のコメントもとっており、宮内庁にも伝えられたことは間違いありません。

しかし、その宮内庁のトップを務める西村泰彦長官は、4月8日に公表された小室さんの「金銭問題説明文書」について、

「非常に丁寧に説明されている印象だ」
「小室さん側と元婚約者との間の話し合いの経緯についても理解ができた」

と“大絶賛”したのです。

西村長官は昨年11月の秋篠宮文仁親王の「憔悴会見」の後に小室さん側の代理人弁護士と接触し、定例会見で小室さん側に説明を求めていました。

よって小室さんが文書を出したことで一応は“任務”を終えたと考えたのかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。

宮内庁長官の第一の職務は皇位継承の安定と皇室の存続に尽くすことですが、それには国民が皇室に対して敬愛の情を抱くことが不可欠です。

国民が理解し、眞子内親王と小室さんとの結婚を祝福するような環境にない限り、西村長官はその職務を全うしたとは言えないでしょう。

8日夕方、官邸では安定的な皇位継承策などを検討する有識者会議が開かれ、5名の専門家に対して女性宮家の創設や女系天皇の是非など10項目にわたって意見聴取が行われました。

男系の女性天皇については賛否が分かれ、女系天皇については慎重な意見が目立ったということですが、いずれにしても皇室なくして日本はなく、国民の支持がなくては皇室は存続しえないのです。

にもかかわらず、つまらないスキャンダルで皇室終末時計の針が大きく「午前0時」に振り切るとしたら、それは“我々の日本”が存亡の危機に瀕していることに他なりません。

ネットの声

「橋下徹さんが言ってましたが、「相手に対する気持ちへの配慮がない」と指摘してましたが、この小室文書なるものには、配慮もないしあくまで自分の正当性を示したいだけ…と感じ、改めて不快感が増しました。」

「宮内庁とかの仕事を受けるだけで、ものすごいチェックが入ると聞いた事があるが、そもそもなぜこんなブラック人材が婚約までにスルッと入れたんだ?絶賛の宮内庁幹部の痛恨のミスなんじゃないか?」

「本人が出てきてしゃべれ。内容では無く、人間性が問われている。なんでどこも世論調査、やらないのかな?反対の方が、圧倒的に多いでしょ。」

宮内庁長官が大絶賛というのも入れ知恵したのだったらそうなるでしょうね。



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