小池栄子の運命を変えた”高一水着写真”

NHK大河「鎌倉殿の13人」で、“尼将軍”こと北条政子役を熱演中の小池栄子(41)。

26年前、小池を最初に見出した“社長”が、知られざる女優デビュー秘話を明かします。

当時は高校1年生。渋谷109近くでスカウトされた小池

実家は下北沢でパチンコ店を経営していました

「いろんなところからスカウトされ、名刺をいただきました。(所属先を決めたのは)当時の社長が魅力的だったので。押しが強く面白い方でした」

3月11日、NHK「あさイチ」にゲスト出演した小池は、芸能界入りのきっかけをこう振り返っていました。

名前は出さなかったものの、社長といえば、小池がかつて所属した「イエローキャブ」の名物社長・野田義治氏を思い浮かべる人が多いでしょう。

しかし、小池が野田氏のもと“巨乳グラドル”として売り出される前――、短期間だけ別の事務所に所属していた事実は、世間でほとんど知られていません。

「今や大女優ですが、彼女は高校生の時から『時間がかかってもいいので、女優になりたいんです』と真剣に話していました」

そう目を細めるのは、小池をスカウトした元プロダクション社長のA氏。

1996年7月。

渋谷「109」近くの路上で声をかけたのが、当時高校1年生の小池だったのです。

A氏の回想。

「友達と2人で歩いていた小池は、白いサマーニットにパンツルック。コギャル全盛の時代でしたから、それに比べたら地味な、普通の女の子でした」

小池はA氏の目を見て毅然と言った

話してみると、受け答えが明快で、頭の回転も速い。

名刺を受け取った小池は、A氏の目をしっかり見て毅然とこう話したそう。

「私、よくスカウトされるんですけど、信用していいか分からないので、必ず父に相談しているんです」

後日、さっそくA氏は下北沢の喫茶店で彼女の両親に挨拶。

A氏と小池の父が同じ大学出身だったことも分かり、とんとん拍子で所属の話がまとまりました。

「小池の通っていた女子高が芸能活動に厳しかったので、学校を訪ねました。『本人は女優を志望しているので、お芝居の勉強をさせます』と説明し、学校側にもご理解をいただいた」(A氏)

そして、A氏が知人を介してフジテレビに小池を売り込むと、端役ながらドラマ出演が決定。

同社を代表するヒット作「踊る大捜査線」(97年)です。

第5話の冒頭、小池は湾岸署に補導されてきた、今で言う“パパ活少女”の一人として登場。

後の大河女優が映像デビューした瞬間でした。

セリフはなかったのですが、エンドロールには小池の名前も流れたのです。

「本人はとても喜んで『本当にありがとうございました、ますますやる気が出ました!』と」(同前)

小池の運命を変えた「高1水着写真」

ただ、その後も小池は高校に通いつつ演技の勉強を続けたのですが、次の仕事がなかなか決まりません。

A氏が気にかけると、小池は明るくこう話したという。

「大丈夫です、全然焦ってないですよ、私。学校のダンス部も楽しいし」

その一方、前後してA氏は、当時のグラビアバブルに乗っかって名前を売ろうと、ちゃっかり小池の水着撮影を済ませていたのです。

96年暮れ、無名ながら小池のグラビア写真が「週刊プレイボーイ」に掲載されます。

しかし、小池が高校2年になった頃、事務所が立ち行かなくなって閉鎖に。

その後、元スタッフが「週プレ」写真をイエローキャブに持ち込むと、野田氏の食指が動いたのです。

かくして小池の本格グラドルデビューに繋がっていきます。

芸能界を離れているA氏は、最後にこう語ります。

「あれから紆余曲折はあったと思いますが、初志はブレていませんよね。彼女が女優として活躍する姿を見ていて、嬉しい限りです」

“アマ”時代から将軍の風格があったようです。

ネットの声

「踊る大捜査線の小池は、きたろうがパパでそれに連れられたうちの一人じゃなかったかな。
大走査線だともっと後の話で青島がリハビリしてる病院の看護師に木村多江がいたり、映画「カイジ」のモブ黒服の中に鈴木亮平がいたりと、歴史を感じられて良い。
そのうち気が向いたらリメイク版「隠し砦の三悪人」にエキストラでオードリーが揃って参加してたらしいので探しながら見て見ようと思っている。」

「この方の演技力の凄さ」

「その後の成長が著しいですね」



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