新型コロナ禍で外出を控えている方も多いのではないでしょうか。

クルマは密が避けられるので、移動手段として注目が集まっているものの、そもそも出先で罹患する可能性もあります。

そうなると、帰省やレジャーに使うこともなく、サンデードライバーであれば車庫や駐車場に置きっぱなしということもありえるのです。

停まったままのクルマにはかなりのストレスがかかっている

クルマは同じ場所に停まったままの状態は不得意。

動いていないとはいえ、かなりストレスがかかってしまうのです。

今回はそんなストレスをできるだけ和らげるために注意すべきポイントを紹介します。

1)エンジンを時々かけるだけでは不十分

近所を一周するだけでも動かしたほうがいいでしょう。

貴重なクルマなどの取材に行くと、機会がなかったり、もったいないから動かさないけど、エンジンは1週間に1回かけてます!

という声はけっこう聞きます。

もちろんかけないよりはいいのですが、それだけでは不十分。

停まったままだと、ミッションや足まわりなどは動かないので、近所を一周するだけでもいいので動かしたほうがいいのです。

2)バッテリーは動かさなくても電気は減る

バックアップ電源を利用するか、充電する必要があります。

最近のクルマは電子機器が多いので、キーをオフにしていても電気は流れています。

暗電流というのですが、昔は時計程度だったのでシビアに考えなくてもよかったのですが、最近は油断しているとけっこうすぐ上がってしまいます。

上がってしまうと、単純にバッテリーを交換したり、充電しただけではダメ。

セキュリティの問題もあり、ナビにエラーが出たり、窓が開かなくなるなど、思わぬトラブルが発生するのです。

また弱り過ぎている状態でキーをひねり続けると、セキュリティが作動してシステムが停止。

解除にはディーラーに持っていくしかないという自体にもなりかねないため、注意が必要です。

バッテリー上がりの対策としてはソーラーパネルやコンセントにつなぎっぱなしにするバックアップ電源を利用するか、ときおり充電しましょう。

走って充電する際は、バッテリー内部で化学反応が起こって充電が開始されるまで10分ぐらいかかります。

よって、それ以上走る必要があることは覚えておきましょう。

3)タイヤに凹んだクセがつく

タイヤが一度凹んだら結局新品にするしかありません。

フラットスポットという現象で、停めっぱなしだと当然のことながら、タイヤは同じ場所がずっと凹んでいる状態となります。

それが、そのままクセが付いてしまうのです。

一度凹んだら、空気を高めに入れても元に戻らず、そのまま走ると振動が出ることに…。

結局新品にするしかなくなるのです。

エンジンをかけて動かすというのは、フラットスポットの防止にもなるのを覚えておきましょう。

4)ガソリンは腐る

長期間放置したら給油口を開けて臭いを嗅いで確認したほうがいいでしょう。

ガソリンは腐ると聞くと驚く人もいます。

天然にあるものとはいえ、それは地中でのことで、加工されているので確実に腐るのです。

2カ月ぐらいから変化が出て色が濃くなったり、臭いがきつくなってきます。

走りにも若干影響があるのですが、半年ぐらいまでなら新たに給油すれば問題はないでしょう。

半年を超えると、何回か給油しないとダメで、1年以上だと色はだんだんと緑色になり、臭いも強烈になります。

こうなると最悪の場合、タンクや配管、インジェクションの洗浄をしないと始動不能なことも…。

季節や場所などによっても進行具合は違うので、長期間放置したら、給油口を開けて臭いを嗅いで確認したほうがいいでしょう。

5)エアコンはときどき回すべき

長期間動かさないとオイルの被膜が薄くなってしまいます。

エアコンのシステム内部は密閉されていて、潤滑はガスに混ぜられたオイルによって行っています。

それが長期間動かさないと、オイルの被膜が薄くなってしまうのです。

たまにでいいので、オンにしてやるとガスが循環するので、潤滑性を保つことができます。

6)日の向きに注意

動かさない場合はカバーをかけるなどして日光を避けたいところ。

クルマは外で使うものとはいえ、ずっと同じ向きで停めておくのは問題です。

ヘッドライトレンズが片側だけ劣化しているクルマをたまに見かけることがあります。

これも停めっぱなしが原因の可能性が高いのです。

動かさない場合はカバーをかけるなどして、日に当たりっぱなしにならないよう対策を心がけるようにしましょう。

ネットの声

「自粛で動かなくなるのは車だけではなく人間も同じです。壊れ始めている人は結構います。一方で自粛によって頻繁に車の手入れをするようになった知人がいます。車はどんどんキレイになっているし、そうそう意味ではうらやましく見ています。」

「ダメージを受けやすいのがバッテリーですね。近年は充電が出来ないタイプが多いのではないでしょうか。偶然駄目になったのが街中のSSでディーラーも店休日じゃなくOPENしていたので、JAFさんに来てもらい無事済みました。*バッテリーが駄目になる前に予兆があるのでそれを絶対に見逃さない事ですね。」

「水がはけづらい青空駐車で長期放置すると、シャシー底が湿気に晒され続けて錆びやすいなんて話もありましたね」

タイヤは見た目OKでも内部的にダメージを負っていることが多いです。

長期間乗らないで急に遠出…という場合は注意してください。

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