これはわかる!工務店の職人のあるあるマンガが話題に

「業界知らなくても笑える」工務店の職人のあるあるマンガが話題 

「猫近くの左官は不安」「空調服着ればハマる」

大阪に実在する工務店「株式会社コーバ」をモデルにしたマンガ『工務店の日報』がInstagramで大人気!

「現場勤務の夫が大爆笑」「業界のことは知らないけど、なぜか笑っちゃう」とファンが急増中。

ファン付きの作業着“空調服”の秘密や、建築現場ならではのあるあるなど、投稿を始めて半年ほどでInstagram(@komuten_no_nippo)のフォロワーは8万人以上に。

作者である福田雄一さんに、投稿を始めたきっかけや反響の大きかった作品などを聞きました。

きっかけは「本でも出したいなあ」という同級生のつぶやきから

モデルとなっている株式会社コーバの社長・松本さんと作者の福田さんは中学からの同級生。

始まりは、松本さんが「現場職人あるあるをまとめた本でも出してみたいなあ」とつぶやいたところから。

元々まんが雑誌のコンテストに応募し、賞をもらったことがある福田さん。

マンガの練習にもなりそう、とマンガ『工務店の日報』の連載を松本さんに提案したのだそう。

ネタは何気ないLINEのトークで。マンガに出たい従業員が続出!

マンガのネタは、ほとんどがノンフィクション。

実際に日常で起こったことが元になっているのだそう。

「こないだアイツがエンストしとったわ」「新人がこんなミスを……」と何気ないLINEでの会話がマンガの一コマに。

「そろそろ俺も出してや」「あの話マンガにしてや」と従業員はみんなマンガの出演に前のめりなのだとか。

人気のきっかけは「動物ネタ」 作者イチオシのエピソードはあまりバズらず……

最初に人気が出るきっかけとなったのは「現場についたネコの足跡」のエピソード。

やはり、動物ネタは幅広く人気が出やすいのだそう。

マンガの存在が広まると、次に空調服のダサさや便利さなど「作業服」を題材にしたエピソードが大バズリ。

同業者のファンが増えるきっかけにもなったのだとか。

作者・福田さんのお気に入りは「エンストした従業員があいみょんのマリーゴールドを歌っていて……」というエピソード。

しかし、こちらは残念ながらバズらず。

「これは良いぞ!」と思ったものよりも、何気なく書いた話のほうが同業者に刺さることが多いのだそう。

目標は「もっとたくさんの人に見てもらうこと」 理想は”中川家のモノマネネタ”

記念に本を出すため始まったマンガ『工務店の日報』。

当初は、一年くらい続けばいいかなと考えていたものの、たくさんの人に見てもらえるようになり、すぐに辞めたらもったいないと思うようになったそう。

今の目標は「もっとたくさんの人に届くマンガ」を書くこと。

理想は、中川家の鉄板ネタ「ADとカメラマン」。「業界を知らなくてもおもしろい、でも知っているともっとおもしろい」そんな笑いを提供するのが福田さんの理想なのだそう。

マンガ『工務店の日報』は、InstagramとTwitterで平日毎日更新中。

ネットの声

「うちの実家は猫がいたけど玄関先をモルタルで塗ることになりその辺を歩き回るのが好きな愛猫には可哀想だがしばらく室内に監禁することにした
乾くまで1日くらいとのことだったし、なかなかオシャレで雰囲気も良くなってみんなでよっしゃーと思ってたその時、猫はその乾燥場所の真上にあたる洗面所の明かり取りの小さな小窓を自力で開いて躊躇わずストンと着地。飛び降りた勢いでモルタルには見事な足跡のデザインがくっきり。わたしを舐めるなよって堂々と出てきた猫にみんな大笑い。そのまま残しました。もう猫は亡くなりましたがその足跡は永遠です。」

「昨年の冬に庭の外構工事をやりました。駐車スペースにコンクリートを打ってもらったのですが、ほぼ仕上がった段階で風が強くなってきて、隣の敷地のポプラから大量の落ち葉がハラハラと落ちてきてしまい、結局最初からやり直す羽目になりました。
『落ち葉の跡が付くくらいなら風流なのでそのままでもいいですよ』と言ったのですが、落ち葉の跡は後々変色してしまうので、とのことでやり直してくれました。
左官屋さんは落ち葉にもお気をつけください。」

「足跡が付いたら業者さんは困るのでしょうけれど、うちだったら大歓迎です。
直さずに残してください。とお願いしてしまいますね。
なんなら猫の肉球スタンプを作って足跡風に施工をしてもらいたいくらい。
実家の近くに一つだけぽつんと薄い足跡がついていて、通りがかるたびに
ちょっとうれしい気分になります。密かなファンがほかにもいそう…。」

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