
工藤兄弟は、1991年の「ホリプロスカウトキャラバン」をきっかけに芸能界入りしました。
デビューから半年で『笑っていいとも!』のいいとも青年隊に抜擢、数々のテレビ番組で活躍したのです。
笑っていいともの他、多数の番組に出演
工藤兄弟は、一卵性双生児の双子で、ホリプロに所属していたタレントです。
顔もそっくりですが、身長も同じ(177㎝)。
左が弟の順一郎で、右が兄の光一郎。
もちろん二人とも同じ日に生まれていますが、1972年2月9日生まれで、2019年現在で47歳と言う事になりますね。
笑っていいともに出演していたほか、ものまね王座決戦・ごっつええ感じ・めちゃイケなど有名番組にも多く出演していました。
特に身体能力が高く、芸能人スポーツマンNo.1決定戦では跳び箱20段を跳ぶなどの記録も残しています。
工藤兄弟の全盛期は90年代になるのですが、当時の年収は1億円ということですから、大人気だったのですね。
確かに当時の人気はすさまじいものがありました。
一卵性双生児である工藤兄弟は19歳のとき、“ホリプロタレントスカウトキャラバン”で審査員特別賞を受賞しています。
このオーディションを機に芸能界デビューしたのです。
そして、当時の大人気番組『笑っていいとも!』の8代目“いいとも青年隊”として活躍し、大ブレークを果たします。
転落人生が待っていた…
しかし、現在のメディア露出はほぼゼロ状態。
まさに“あの人は今状態”なのです。
しかも、ネット上では死んだものとしてイジられまくっていると激白しています。
2人は、そんなしくじりを引き起こしてしまった理由として
「自分たちがいかに恵まれた環境にいるのかまったく気づいていなかったから」
だと猛省するのです。
2人は当時、芸能界では双子が珍しかったがゆえに、“ホリプロタレントスカウトキャラバン”に合格しました。
しかも事務所に所属してわずか半年で、“いいとも青年隊”に抜擢されたのです。
そうなると天狗になるのは言うまでもなく…
「芸能界ってちょろい」と錯覚してしまいました。
共演した先輩たちにかわいがられ、六本木界隈ではどの店に入っても“顔パス”かつタダで遊ぶことができた2人だったのです。
当時のスーパースター気取りだった超バブリーな生活だったのですね。
しかし、だんだんと我が強くなってくると、陥りやすい罠にはまってしまいます。
しくじり先生:元いいとも青年隊の工藤兄弟 「ウキウキWatchingしてたら沈んじゃった先生」に - 毎日新聞 https://t.co/iCUyxoZUe1
— やんくり (@krymhryk) November 1, 2019
自分たちを個人として見てくれない“双子押し”の仕事にストレスを感じはじめたのです。
ついには“双子ネタ”での出演を完全拒否してしまいます。
その結果、彼らを待ち受けていたのが大転落人生だったのです。
転落人生のきっかけとなったのは、笑っていいともの降板、ホリプロ退社などさまざまな要因が重なったのですが、鮮烈だったのが、坂本一生とのトラブルです。
あろうことか番組収録中に坂本一生と乱闘事件を起こしてしまったのです。
最初はネタでは?
なんて話もあったのですが、
番組収録中に起こった坂本一生とのケンカは本当だったようです。
新聞でも報道されたくらいですし、実際に本人たちも認めています。
しかし、坂本一生だけは覚えてないとシラを切っているのです。
実際どうなんでしょうか。
バカと連呼されていますが、本当は覚えているけど、非があるから認めたくないのかもしれませんね。
現在は、過去ほどのわだかまりは残っていないようですが、工藤兄弟と坂本一生にはほとんど接点がないようですよ。
といっても、話題になるくらい当時ほどの人気がないことも大きいですが…。
いずれにしても爽やかさを売っていたイメージも失墜します。
もともと、双子キャラというだけで受けていたのですから、転落するのも早かったといえそうですね。
まさに、急転直下…テレビの露出が激減どころかまったく見なくなったのです。
マネーの虎に出演
2003年に工藤兄弟はマネーの虎に出演しています。
投資家側ではなく、志願者側です。
スタビライゼーションのDVDを制作するための資金として555万円を希望したのです。
年収1億円あった貯金はほとんどなくなってしまったようですね。
過去に工藤兄弟がものまねの番組に出ていたことを知っていた岩井社長と南原社長が、二人で半分ずつ出資することになり、マネー成立です。
結果は…
当時はDVDなどで流通させるしかなかったのでしょう。
売り上げが明記されているような情報は、検索してもどこにも掲載されていませんでした。
現在ヤフオクで500円、Amazonで千円程度で売られています。
内容が薄いんです…。
この程度の情報は腰痛対策の基本中の基本なので、改めて買う必要はないというのが現状です。
当時にしても工藤兄弟の名前で売れるか…というところが注目だったのかもしれません。
現在でしたYouTubeなどで配信するレベルですね。
工藤兄弟の今
工藤兄弟は2008年に芸能界を引退しています。
その後、個人事務所「JK sports」を設立。
現在は体操指導員として、子供たちに体操を教えています。
【工藤兄弟 体操教室を営む現在】https://t.co/Rnvv5TGgFa
1991年の「ホリプロスカウトキャラバン」をきっかけに芸能界入りした工藤兄弟。「笑っていいとも!」のいいとも青年隊を務めるなど活躍した。現在はホリプロを退所、幼児向け体操教室などを手がけているという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 3, 2019
ホームページはこちらです。
体操選手を育てるような厳しいものではなく、小学校で体操嫌いにならないように、マット運動や逆立ちなどを分かりやすく教える教室なんだそうです。
夏はキャンプ、秋は日帰り遠足など、ホームページには生き生きとした子供たちの写真が掲載されています。
芸能界で失敗すると、とかく転落人生と言われがちですが、工藤兄弟に限ってはまったくそんなことはありません。
どん底から這い上がった、まさにバラ色の人生といえるのではないでしょうか。
工藤兄弟と子供たちの笑顔がなによりもそれを物語っていますよ。
ネットの反応
「懐かしい!2人の出ていた頃の「いいとも」が全盛期だったかもしれませんね。後半は、完全に惰性でやっている感じでしたから。」
「昔マネーの虎で現金ゲットしてたけど、今の事業はその時始めた事業がずっと続いてるのかな。だとしたら凄いね。」
「むかし坂本一生とバトルしてたなー。いまはアラフィフなのに若々しい。うらやましい。ホリプロやめて10年経ってもこうやって出てこれるのは、すごいことだと思います。」
結果良ければ全て良し。タレントで成功しない人のほうが多いのですから、すごく良い人生だと思います。