
『紅の豚』フィオはその後どうなった?
5年後の姿もかわいいヒロインを解説!
スタジオジブリのアニメ映画『紅の豚』は、宮崎駿監督の飛行機への憧れが全面に押し出された作品。
この作品の主人公ポルコ・ロッソは豚の姿になったパイロットで、ヒロインのフィオも飛行機の設計技師です。
この記事では、フィオのキャラクターについてポルコ・ロッソとの関係性や物語のその後など掘り下げて紹介します。
目次
ジブリ映画『紅の豚』フィオ・ピッコロについて
名前 | フィオ・ピッコロ |
---|---|
年齢 | 17歳 |
声優 | 岡村明美 |
仕事 | 設計技師 |
フィオ・ピッコロは飛行艇製造会社「ピッコロ社」の社長の孫であり、優秀な設計技師です。
17歳という若さで、元イタリア空軍のエース・パイロットだったポルコ・ロッソの愛機サボイアを修理・改良する仕事を任されました。
若い女性にとってはアウェイな仕事場にも関わらず、周りの男性にもまったく引けを取らない勝気な性格。
物怖じもせず、はっきりした物言いで、仕事に対しては真摯な態度で取り組みます。
ポルコ・ロッソに淡い恋心を抱いており、彼と昔馴染みであるマダム・ジーナのことが気になっている様子。
空賊には強気で対応していましたが、実は後で怖かったことを明かすような可愛らしい一面も持ち合わせています。
『紅の豚』フィオの想いはポルコに届く?
フィオはポルコに敬愛の念を抱いているのと同時に、真っ直ぐな好意を向けています。
その気持ちは言葉にも態度にも端々に表れていて、ずっと一途に想い続けているようです。
カーチスとの対決後にはポルコにキスして「好き」とはっきり告白していました。
しかしフィオは17歳でポルコはそれより20歳ほど年上と、かなり年の差があります。
マダム・ジーナも昔から彼のことを想い続けていて、恋のライバルとしては強敵。
最終的にはポルコがどちらを選んだか、あるいは選ばなかったのかはわかりません。
ただ、ポルコ・ロッソはフィオの気持ちに応えることなく、彼女をマダム・ジーナに預けて去ってしまいました。
フィオのキスでポルコが人間に戻る?
劇中でポルコが人間の姿に戻る瞬間が2回あります。
カーチスとの対決前夜に弾丸の準備をしている時と、カーチスに勝利した後フィオにキスされた時。
勝利の後の姿はカーチスのセリフのみにとどまりますが、フィオは2回ともその姿を目撃しています。
そもそもポルコは自分で自分に「豚になる魔法」をかけていて、どうやらそれは自分の意志で解くことができる模様。
一瞬でも人間の姿に戻ってしまったのは、対決のため真剣に準備に取り組んでいる時、キスで意表を突かれた時です。
しかし最後にうっかり人間に戻ったものの、宮崎駿監督曰く「この後すぐに豚に戻る」とのこと。
豚の姿で生きることは、彼にとってこの先も変わらない強い意志であるようです。
フィオはその後どうなる?
フィオの祖父は「ピッコロ社」の社長であり、父親は優秀な設計技師で元空軍のパイロットでした。
そんなエリート家系に育ったフィオも若くして優秀な飛行艇の設計技師。
自分の仕事に情熱と責任を持ち、ポルコの愛機サボイアに関しては修理のほか改良まで手がけています。
仕事熱心で優秀なフィオが、この物語の先にピッコロ社を継ぐというアフターストーリーは目に見えて納得いく展開です。
ポルコからの信頼も厚いため、もしかしたらその後も修理を請け負うこともあるかもしれませんね。
何よりも、ポルコに同行して最後まで彼とサボイアのサポートをした経験は、彼女のその後の人生にきっと大きな影響を与えるに違いありません。
フィオの5年後の姿がかわいい!
ピッコロ家はどうやら女系が強いようで、ピッコロ社の工場では親族の女性たちがたくさん働いています。
その中にひときわ美しい女性がいますが、それがフィオの姉ジリオラです。
実はこのシーンの絵コンテには「フィオの5年後」と書かれているとか!
となると、ジリオラがフィオの5年後の姿ということに。
17歳のフィオの5年後は21歳、このジリオラのようにすっかり成熟した女性になっていると考えられます。
これは可愛いし、美しい!
もともとフィオは、祖父であるピッコロのおやじもポルコに「手を出すなよ」と忠告するほどの器量良し。
そもそものポテンシャルが高いので、きっとより強く美しい女性になることでしょう。
夢を壊すようで申し訳ないですが、実はフィオの50年後はこんな感じに…