主要キャスト決定…Netflixリブート版『大草原の小さな家』が着々と進行中

ローラ・インガルス・ワイルダーの自伝的小説を原作とする『大草原の小さな家』。

Netflixによってリブートされることが発表されたのは3か月前のこと。

その続報として、ついにインガルス家の主要キャスト4名が決定した。

不朽の名作が現代の視点で再び映像化へ

1974年から放送されたオリジナル版テレビドラマは、当時の技術水準を超えたスケール感と感動的な物語で国内外から高い評価を得た。

エミー賞では4部門を受賞、日本では1975年よりNHKで放送されるや否や幅広い世代に支持され、現在も「不朽の名作」として親しまれている。

今回のリブート版において、物語の主人公であるローラ役に抜擢されたのは、『レッスン in ケミストリー』でブリー・ラーソンの娘役を演じ注目を集めたアリス・ハルシー。

彼女の無垢なまなざしを通して、フロンティアの厳しい現実と家族の絆を描いていく。

姉のメアリー役には『ACCUSED/罪の真相』などに出演しているスカイウォーカー・ヒューズ、

父チャールズには『INTERCEPTOR/インターセプター』や『エルヴィス』などで知られるオーストラリア人俳優のルーク・ブレイシー、

母キャロライン役には『パーム・ロワイヤル』で知られるクロスビー・フィッツジェラルドがキャスティングされた。

ローラの視点で語られるNetflix版

Netflixによれば、新作は「家族ドラマであり、壮大なサバイバル物語、そしてアメリカ西部の起源譚の一部」と位置づけられており、当時の開拓者たちの苦悩と勝利を多角的に描くという。

これは、かつてマイケル・ランドンが製作総指揮と主演を兼ねて描いたオリジナルシリーズとは異なり、よりローラの視点に重きを置いた語り口になるとのことだ。

本リブート版のショーランナーを務めるのは、『ザ・ボーイズ』や『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で脚本を手がけたレベッカ・ソネンシャイン。

さらに、オリジナルシリーズの製作総指揮エド・フレンドリーの息子、トリップ・フレンドリーも製作に名を連ねる。

記念すべき第一話の監督には、『レッスン in ケミストリー』のサラ・アディナ・スミスが起用されており、現代的な映像感覚と原作の素朴さをどう融合させるのかにも期待が高まっている。

脚本とショーランナーはレベッカ・ソネンシャイン

脚本とショーランナーは、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』や『ザ・ボーイズ』で知られるレベッカ・ソネンシャインが担当する。

Netflixがシリーズ化を正式に発表した際、彼女は「5歳のときにこの本に恋をした」と語っている。

そして、「この本が作家と映像作家を志すきっかけになった」とも明かした。

さらに、ソネンシャインは製作総指揮も兼任する。加えて、『ザ・ボーイズ』のジョイ・ゴーマン・ヴェッテルスや、フレンドリー・ファミリー・プロダクションズのトリップ・フレンドリーも名を連ねている。

なお、フレンドリーは旧作の製作総指揮を務めたエド・フレンドリーの息子である。

第1話の監督は、サラ・アディナ・スミスが務める予定だ。

Netflixは、長年構想されてきた『大草原の小さな家』新シリーズの制作を本格化させている。

また、キャストと制作陣も続々と発表中だ。かつて多くのファンに愛された物語が、現代の視点で新たに蘇る。

ネットの声

「何回見てもこころ温まるいいドラマです。特にメアリーが好きでした。目が見えなくなって可愛いそうであまり見ませんでした。つい最近NetflixかHuluで全シリーズやってましたので、そのときは全部見ました。本当に面白かったです。孫たちにも見せてやりたいです。」

「数年前に映画化でキャスト発表を待つのみとなっていたものが、ポリコレ旋風で流れて、漸くNetflixでドラマ化なのですね。本当に、変に原作を改変しないで欲しいです。」

「全シリーズDVDセットを購入して、妻と少しづつみてます。全部で200話くらいあってオリジナルは8年ぐらいかかってたと思うけど、全部やるのかな。たいへんそう。」

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