コロナ感染拡大第2波が懸念されるなか、じりじりと近づく夏の季節。

30度を超える日々も増え「もうマスクは勘弁してくれ…」と思っている人も多いのでは? 

感染予防という大義名分はありますが、どうやら「マスクのつけすぎ」による思わぬ弊害もあるようです。

「感染予防」「顔隠し」…マスクの使用目的は様々。

鼻や喉の粘膜を保湿・保温するには?

鼻や喉の乾燥は、風邪をひきやすい状態をつくります。

話すことを仕事とするアナウンサーや歌手などは、就寝時にマスクを着用することで鼻や喉を保護し、体調を自己管理するそうです。

マスクによる鼻や喉の保湿・保温効果は、症状の悪化を防ぐ重要な機能のひとつでもあります。

予防に役立つ

鼻や喉の粘膜が乾燥すると、空気中の粒子が直接粘膜と接触。

細菌を体内に取り込みやすくなるため、さまざまなアレルギー症状を誘発してしまいます。

粘膜の保湿ができていれば、いったん取り込んだ粒子を外に出そうとする体の機能が働くのです。

結果的に取り込みを防ぐことにつながります。

このように粘膜を保護することで、ある程度の疾病を予防できるのです。

そのため、防護という着用目的でないのであれば、多少マスクの漏れが生じたとしてもその影響は小さいといっていいでしょう。

風邪をひいたときのマスク

風邪をひいてマスクを使用するという人が多いかと思います。

このとき、マスクを着用することによって鼻や口が覆われ、

炎症を起こした喉に外部の冷たい空気が流れ込むのを防ぎ、刺激を和らげてくれます。

また、吐いた息の水分がマスクの内側にこもるため、

粘膜を潤し、喉の痛みや咳の悪化を防ぐ役割もしてくれるのです。

マスク内はウイルスが繁殖しにくい環境

風邪を引き起こすウイルスは、温度が低く乾燥した環境を好んで繁殖します。

マスクを着用すると、マスク内には温かく湿った空気がこもるため、

ウイルスは活発に活動したり繁殖したりすることが難しくなるのです。

インフルエンザや花粉症の予防には濡れマスク?

過去に、厚生労働省の花粉症対策に、濡れマスクが効果的という記載がありました。

実際にマスクやガーゼを湿らせて使用してみると、

息苦しく呼吸がしにくくなり、とてもつけられたものではありません。

しかし、濡れマスクを提唱する臼田篤伸(うすだとくのぶ)氏の話では、

喉の保湿にはマスクの濡らし方と着用方法にコツがあり、

インフルエンザ予防や声嗄がれ対策につながるとされています。

こちらも、鼻や喉の粘膜を保湿・保温することを目的としたマスクの活用法として紹介されている例のひとつでしょう。

顔を隠すには?

人目を避ける、剃(そ)り忘れた無精ひげを隠す、ノーメイクを隠すなど、主に自己満足を得るためのマスクの使用方法です。

マスクを着用することで、他人には顔の表情が読み取られにくくなり、

雰囲気も変えられるので、そういった意味では楽しい使用目的がいろいろあるのかもしれません。

近頃、美人に見せるマスク、小顔マスク、男前マスクなど、

さまざまなうたい文句のついたマスクを目にするようになりました。

以前は、マスクの着用は時季的な出番が多かったのですが、

最近では一年を通して着用する人が増えてきました。

嫌いな人の前に行くと顔に出てしまうので、

それを隠すために着用するという人もいるでしょう。

そこで、精神的な安定確保のためにマスクをつけることから逃れられないことが、今、社会問題になっています。

『[だてマスク]依存症?無縁社会の入り口に立つ人々?』(扶桑社新書)の著者である菊本裕三氏が警鐘を鳴らしているように、

マスク依存症という言葉まで現れ、世間に広がりつつあるのです。

心の拠(よ)り所としてマスクを着用するのは自由なのですが、何か淋しさを覚えてしまう人もいるのではないでしょうか。

マスク着用が犯罪を助長

2019年10月、民主化デモ参加者のマスクや覆面の着用を禁止する、

「覆面禁止法」を制定した緊急条例が公布された国がありました。

デモ参加者がマスクなどで顔を隠すことを禁止したもので、

顔を覆うことが過激な行為を助長させるとして、デモの抑止効果を狙っているとされています。

デモ参加者は対抗し、それでもなおマスクを着用して行われたこともニュースになりました。

マスクの着用目的にかかわらず、マスクを着用して散歩している人も取締りの対象になる可能性が危惧されました。

顔認証による人物特定技術の普及化と、

個人情報と紐付けされる監視社会を象徴する出来事に、マスクが大きく関わっているのです。

なお、デモの抑え込みに使用される催涙ガスを防ぐには、

『防毒マスク(全面形)』を着用しなければなりません。

紫外線対策

UV(紫外線)カットフィルターを採用したマスクがあります。

たいていの人は日焼け止めクリームと併用すると思うのですが、

直接UVの侵入を防ぎ、日焼け防止になる効果が期待されるマスクです。

UVカットと同時に、ケース1の目的を達成できるマスクがあればよいのですが、

UVカットのみを目的とした着用も、れっきとしたマスクの着用目的です。

この場合、フィルターにUVカットの性能さえあれば、防じん性能や着用方法には、

そこまでこだわる必要はなくなります。

言うまでもありませんが、UVカット性能を施していない通常の衛生マスクや防じんマスクはUVを通すため、

日焼け防止効果は限定的です。

ネットの声

「暑い中マスク着用何てしたくないのが本音。しかし未着用は入店、入室出来ない場所も多い。交通機関は心配だし冷房が効いていますから着用します。コロナ厨も多いし。早く治療薬、ワクチンの実用化が待たれる。」

「マスク依存症ではないですが、コロナ以前から使用していました。ゴミ出し行く時など。誰かに会った時、あいさつと同時に、作り笑いを無理にする必要が無くて良い。」

「インフルエンザのシーズンにコロナ禍がはじまったので、インフルエンザ予防の流れでマスク着用したまま、7月…いつもだと、花粉対策で5月くらいで外してるんだけどな。早く終わって欲しいな。今の感じだと恒久的にマスクを外せないんじゃないかとか思ってしまうのです。」

マスクをするメリットもあります。

女性ならすっぴん隠しなどもありますよね。

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