
再利用可能“布製マスク”1億枚を1住所2枚配布へ
安倍首相は、政府の対策本部の会合で、洗濯することで繰り返し使える布製マスクを国が買い上げ、1住所あたり2枚を郵送で配布すると発表しました。
1住所2枚配布
安倍首相「全国で5,000万あまりの世帯すべてを対象に、日本郵政の全住所配布システムを活用し、1住所あたり2枚ずつ配布する」
会議で安倍首相は、「店頭でマスクの品薄状態が続いており、国民に大変不便をかけている」と述べました。
そのうえで、自らが着用している布製マスクは使い捨てではなく、洗剤で洗えば再利用可能だと指摘。
5月にかけて、布製マスク1億枚の確保のめどがたったとして、布製マスクを、1住所あたり2枚ずつ配布すると表明したのです。
感染者数の多い自治体から、順次配布を開始するということです。
入国拒否も…
安倍首相は3月31日、新たに感染症危険情報をレベル3に引き上げた49の国と地域について、3日午前0時から入国拒否とすると表明。
これであわせて73の国と地域が、入国拒否の対象となります。
さらに全世界からの日本人を含む入国者全員について、指定場所での14日間の待機と公共交通機関の使用自粛を要請すると表明しました。
一方、文部科学省が新たに学校再開のガイドラインを定めたことを受けて、臨時休校にともない、仕事を休んだ保護者については、引き続き、助成金などの支援を続けると強調しています。
百田尚樹氏吠える
小説家の百田尚樹氏が1日、自身のツイッターを更新し、安倍晋三首相がこの日、国内全世帯に「布マスクを2枚ずつ配る」と発表したことに怒りを爆発させました。
百田氏は
「一つの家庭に2枚の布マスク? なんやねん、それ。大臣が勢揃いして決めたのがそれかい! アホの集まりか。全世帯に郵便で2枚のマスクを配るって…」
と全く想定外の政府の案に絶句したのです。
「そんなことより、緊急事態宣言とか、消費税ゼロとか、金を配るとか、パチンコ店禁止とか、エイヤッ!とやることあるやろ」
と指摘し
「これ、エイプリルフールのつもりか。もしかして全閣僚が集まって考えついたウソか?」と吐き捨てたのです。
百田氏はこれらの投稿の前に
「日本経済は今、体にたとえると毛細血管がやられかけている状態。末端の経済、庶民の経済を救わないと生命が危ない。消費税5%なんて、全然即効性がない上に、システム的に時間がかかりすぎる。今すぐに消費税0%! 安倍さん、政治生命を懸けろよ! 命懸けでやってくれ」
とツイートしていました。
さらに
「パチンコ店を強く自粛要請するべき。学校を休校させて、卒業式や入学式をやめさせて、多くの楽しいイベントを自粛させて、なぜ、感染の温床になりかねないパチンコ店を自由にさせているのか! 自民党にも野党にもパチンコ利権で甘い汁を吸っているクズ議員がいるのはわかるが、何とかしやがれ!」
と怒りをあらわにしていたのです。
何を考えて…尾木ママ
『尾木ママ』こと教育評論家の尾木直樹氏が1日、自身のブログでマスク配布についてコメント。
「政府は全世帯に郵便で布製マスク2枚を配るというのです!」と書き出し、
「もう《今頃》何を考えておられるのでしょうか?今はそんなレベルの話じゃないでしょう まさに【緊急事態宣言】出すか出さないかの瀬戸際 遅すぎる批判が国内外から殺到しているというのにーー」と指摘。
「政府の対策本部には届いてないのでしょうか!」と記したのです。
この状況に、自身の心境は「本気で心配です!」と告白。
「緊急対応しているのは会社や学校、市民・テレビなど国民の側だけかもしれないです!」とし、「とんでもない様相を呈して来ました?ねーー みなさんはどう考えますか! 尾木ママだけの焦りや心配ならいいのですがーー」
と結んでいました。
ネットの反応
「まぁ、「やらんよりはマシ」と言ってやりたい気持ちはあるんですが、「そこじゃない、そうじゃない」と言いたくなる気持ちもあって…。いやほんと、金の使い方が間違ってる…。」
「各世帯にマスク2枚を配布…海外からどんな反応されることやら。。もっと優先してやるべきこと・決断すべきことが山ほどあるはずです。」
「まあ確かに、こんな愚策は1カ月半以上前にすでに行われいても不思議じゃない。でも、繰り返し使えるからって。たった2枚だけ?!とは思うね。」
マスクを手に入れることができない人が多い中でこれは良策と思ったのですが、批判しか聞こえてきません。
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