「本を読むって、やっぱいいですよ」又吉直樹が語る「こんなわかりやすい投資はない」」

又吉直樹、なぜ読書をするべきなのか「僕がずっと言ってきたことですけど…」

お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が2日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を更新。

読書のメリットを熱弁した。

読書は「わかりやすい投資」

又吉は、「僕がずっと言ってきたことですけど」と前置きしながら、「本を読むって、やっぱいいですよ」と強調。

「30歳になって、今さら本を読んでもなって思う人が多いと思う。30歳から新たに趣味を見つけてはじめるって、先行してその趣味をやってきた人に追いつけないとか思ってしまう」としつつ、

「そんなん、ホント関係なくて。本を一冊読めば、一冊分蓄積されるもんやと、僕は思ってる」と自身の考えを語った。

続けて、

「他人との比較じゃなくて。何千冊読んだ、何万時間読んだみたいな勝負じゃない。自分自身の人生にとって、一冊読めば一冊の価値がちゃんと返ってくる。こんなわかりやすい投資はない」と主張した又吉。

本を一冊購入すれば、「1,000円ですごい時間を過ごせる」「安くはないけど、その値段に価値は見合ってる」と話し、「年取ってもできる趣味やし、ホンマに退屈な時間がなくなるんで。読書さえできれば」とアピールした。

人生の選択肢が広がっていく

読書の効果については、

「小説やったら、作家が誰かの人生の一時期だったり、半生だったりを書いてるわけですよね? それが自分の中にインストールされる」と説明。

小説を読むことで、

「こういうことを考えるんやって。俺と一緒の部分と違う部分があるなってなるじゃないですか」と語り、

「自分の生き方と近いところは補足されて、より明確に言語化できて整理できる。違うところは、新しい道筋とか、新しい価値観を導入できるから、選択肢が広がっていく」とした。

共感力アップの効果も

「10冊読めば、10冊分の自分の何かが強化されて、新しい道筋が生まれる。“多声性”って言うらしいんですけど、声が複数になっていく。小説を読むことで、そういうのが得られるらしい」と語った又吉。

読書をすることで、

「考え方が立体的になる」そうで、

「相手の言うことにいちいち反発せずに済む。そういう考え方もありますよねって、受け入れやすくなる」

「建設的な会話ができたり、相手の立場に立って物を考えられる」と共感力アップの効果があると話していた。

ネットの声

「私はずっと本が読めない事がコンプレックスでした。
自分の無知が恥ずかしくて知ったかぶりをしてしまう日々を20代まですごしていました。でも30代に突入して急に本が読めるようになり、とにかく毎日が充実しています。
無知である事が恥ずかしかった20代から、今では自分の知らない事が沢山あるってなんてワクワクするんだろうと思えるようになれました。」

「深いです。
「相手の言ってることにいちいち反論しなくて済む」、納得です。「多声性」、初めて知りました。
本を読むと自分の心の奥にある、言葉にできないでいた感情が予期せずに癒されるされることがあります。
そんな時、本っていいなぁって思います。」

「やっぱり本の話しをされてる時は熱量が違う気がしますね!わたしが読書を好きになってよかったなと思ったのは、一冊を通読できなくてもいちいち挫折しなくなったことでした。」

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