松原みきさん、海外でブーム再燃!46億回再生「真夜中のドア」新バージョン&未発表曲「スカイレストラン」発売
2004年10月に亡くなった歌手・松原みきさん(享年44)の代表曲「真夜中のドア~Stay With Me」(1979年発売)の新バージョン「―2024」と、未発表曲「スカイレストラン」がこのほど発売された。
目次
生誕65周年、デビュー45周年
没後20年の節目を迎えた今年、松原さんの歌声がよみがえる。
「真夜中―」は、チャンネル登録者数約250万人を誇るインドネシアの女性ユーチューバー・Rainych(レイニッチ)がカバー歌唱動画を投稿したことをきっかけに、東南アジアで大流行。
ブームは続き、今年12月3日時点でミュージックビデオや同曲を使用した動画が、46億回以上再生されている。
海外で大ヒット
海外での大ヒット、同曲発売45年の区切りから、新バージョンとして再編集が決定。
作・編曲した林哲司氏(75)が新たにプロデュースした。
林氏は「時空を超えた『奇跡のうた』を、亡き彼女の声を残し手掛けることはとても感慨深い」と振り返った。
未発表曲「スカイレストラン」
さらに、倉庫に保管されていたテープから発掘された未発表曲「スカイレストラン」もリリースすることに。
同じくアレンジした林氏は「当時のみきちゃんの声や息遣いを聴きながら、今はいない現実に切なくなる瞬間もあった。
ただその思いは、次第にポップ色に変化していくことの創造の喜びに変わっていった」と心境を明かした。
ネットの声
「今世界で日本のシティポップが注目されて反響もあるのは、松原みきさんの真夜中のドアが道を開いてくれたから。
今、それだけインパクトを残してくれたのだから、レコ大とか何らかの場でで表彰されてもいいと思う。カヴァーを流行してくれたアジアのYouTuberの方も。そして、日本のシティポップは松原さんをはじめ、山下達郎さん、杏里さん、竹内まりやさんとかいっぱい名曲があるから、今こそそれを流してくれる番組(特番)であってもいいと思う。
深夜のラジオ(またはテレビ)で、DJが簡単な曲紹介だけで流し続けるとかでいいし。
落ち着いてポップを聴ける時間もいいんじゃないでしょうか?」「70年代から80年代の女性ボーカルは、その声の透明度で外国人ボーカルを圧倒するものがありました。
絶対的な声量で勝負するのではなくて、声の透明度と高音域の伸びという日本人「らしさ」で勝負するポップスが多かったのです。
大橋純子さんなんかはその典型でしたね。
今聞いても非常にレベルが高い。最近はまた新たな潮流として、演歌歌手が外国人のボーカルとガチ勝負できる外国の伝統曲を歌う事があります。
丘みどりさんや島津亜矢さんが有名ですね。
演歌とか浪曲はその圧倒的な声量で聴かせるものですから外国の歌曲を苦にしないのです。
演歌を聴いたイタリア人は「ああ、日本のカンツォーネですね。」とアッサリその実力を認めています。
島津亜矢さんのThinkなんかは十分に外国人ボーカルと真正面から勝負できます。」「真夜中のドア2024もスカイレストランも早速購入しました。
「真夜中のドア」については今さら語るべからずの楽曲なので差し控えますが、倉庫というタイムカプセルから掘り起こされた「スカイレストラン」、なんとムーディーで心地よい。
音楽の神様のプレゼントです。」