実は間違っている『目薬の差し方』4つ!瞬きをするのがダメって本当?
目の症状を緩和させるために、目の渇きを潤すために…さまざまな理由で目薬を差す機会があると思います。
しかし、意外にも目薬の正しい差し方を知っている人は少ないです。
ここでは、目薬の間違った差し方と正しい差し方を解説していきます。
目次
目薬を使用する人の中には正しい差し方を知らない人も多い
皆さんは普段、目薬を差す機会はありますか。
目に何らかの症状が出た時に処方してもらった目薬を差したり、目が乾いた時に潤いを与えるために差したりする人も多いでしょう。
何気なく差している目薬ですが、実は目薬には正しい差し方があります。
この正しい差し方をしっかり理解せずに使用している人が少なく、そのせいで実は効果が薄れている可能性もあることをご存知でしょうか。
目薬は正しい差し方をしてこそ効果が出るもの。
ぜひこの機会に目薬のやりがちな間違った差し方と正しい差し方について確認しましょう。
ロート製薬よくわかってる pic.twitter.com/T9GuwgGQU5
— サッ助 (@p6pR4LYeYUkxwXj) March 13, 2022
実は間違っている『目薬の差し方』4つ
まずは実は間違っている目薬の差し方について紹介していきます。
多くの人がやりがちな目薬の差し方の中には、実は効果が薄れてしまう差し方もあります。
以下の差し方に心当たりのある方は、次回から差し方を見直しましょう。
1.点眼部分がまつ毛や眼球、目尻についている
目薬を差す時、目薬の点眼部分(差す先端部分)がまつ毛や目尻、まぶた、眼球などについてしまっていませんか。
「きちんと目薬液が目の中に入るように」と目薬を近づけて差したくなる気持ちはよくわかりますが、あまりにも近づけてしまうと、こうしたまつ毛や目尻、まぶた、時には眼球についてしまうことがあります。
まつ毛や目尻、まぶた、眼球には、花粉やハウスダストといった汚れが付着しています。
目薬にこうした汚れが付着してしまうと、細菌が繁殖する原因となるので気をつけましょう。
2.目薬を高い位置から差そうとする
上記で紹介した差し方とは反対に、目薬を高い位置から無理に差そうとしたり、下瞼を指で下げずに差そうとしたりする差し方もおすすめできません。
このような方法で差そうとしても、実際にはきちんと適量の目薬液が目の中に入っておらず、効果が半減してしまう可能性が高いからです。
3.目薬を差した後に瞬きをする
目薬を差した後にパチパチと瞬きをする人を見かけますが、目薬を差した直後に瞬きをしてしまうと、せっかく目に差した目薬液が零れ落ちてしまいます。
目薬は、液体を指定量、きちんと目に差すことで効果を発揮します。
せっかく差した目薬液が零れ落ちてしまうと、指定量差すことができていない可能性が高く、思うように効果を発揮してくれない原因になるのです。
4.目から零れ落ちた目薬液を目に流し込む
目薬を差した時、液体が目から零れ落ちてしまうことは珍しくありません。
しかし、この時、零れ落ちた液体を目に再度流し込もうと指で眼球へと移動させる行為はNGです。
目から零れ落ちた目薬液には、すでに目尻や?についていた花粉やハウスダスト、細菌などの汚れが含まれています。
その汚れた液体を目の中に流し込んでしまうと、新たなトラブルを生んでしまう恐れがあります。
目から零れ落ちた分の目薬液は、再度新たに目薬を差すことで補いましょう。
また、零れ落ちた目薬液は、ガーゼやティッシュなどで拭き取ってください。
5.指定された量を守らず差している
意外と多くの人が指定された量を守らず差していることが多いです。
特に市販されている目の渇きを潤す目薬に関しては、たくさん差せば差すほど潤うと考えている人が多い印象です。
しかし、目薬はたくさん差せば効果が大きく上がるわけではありません。
むしろ、たくさん差してしまうと、目に入りきらなくなり、目薬液が目から零れ落ちて効果が半減してしまう可能性が高いです。
目薬は病院で指定された量、あるいはパッケージに記載されている適量を守って差すようにしましょう。
目薬が喉に流れてしまうのを、そんなもんかと漫然と我慢し続けてきたのだけど、目薬の差し方を調べたら、目頭を押さえるべしとあった。涙のう?喉への道を塞ぐためらしい。
やってみたら確かに喉に流れなくなった。
教えてくれよと思う一方で、不快なら我慢せずにさっさと調べとけ自分、とも。— cameron (@teaandperfume) March 10, 2022
効果をしっかり出すために!正しい目薬の差し方を解説
目薬の効果をしっかり発揮するためには、正しい差し方で使うことが大切です。
以下の手順で正しい目薬の差し方をマスターしましょう。
- 目薬を差す前に手を石鹸で綺麗に洗う
- 下瞼を軽く下げて目薬が眼球やまぶたにつかないように差す
- 目薬を差した後は1分ほど目を閉じて目頭を軽く押さえる
1?2才ぐらいの子どもの目薬の差し方の説明があったなう。
親の膝枕で仰向けさせて、両サイドの膝で軽く顔を抑えるようにして。
「目を閉じてても良いので」、目頭の方にさすんだって。
さしたあとに目をパチパチするっていうので良いのではって。
できた時、めちゃくちゃ褒めるのがとても大事だと。— ?らんぼ? (@Lauranboid) March 7, 2022
目薬を差す時は手を清潔にしておくことが大前提です。
その上で、目薬の点眼部分が肌や眼球につかないよう気をつけながら、適量を確実に目の中へと差すことがポイントです。
また、目薬を差した後は、瞬きせずにしっかり目を閉じ、目頭を押さえてください。
目頭を抑えることで、液体がしっかりと目に浸透しやすくなりますよ!
いかがでしたか。
目薬の効果をしっかり発揮するためには、正しい差し方を実践することが重要です。
今回紹介した間違った差し方は見直し、正しい差し方で目薬の効果を実感しましょう。