江戸時代の女性たちは生理にどのように対処していたのか?今とは違う事情も
女性であれば嫌でも付き合っていかなければいけない「生理」。
毎月やってくる生理が苦痛で苦痛で仕方ない、という方も少なくないのではないでしょうか?
現代では、ナプキンやタンポン以外にも色々な選択肢が増えてきました。
しかし、そのような生理用品がなかった江戸時代に、女性たちはどのように生理に対処していたのでしょうか。
調べてみると、今とは異なる事情も見えてきました。
目次
生理のときには「お馬」を使う!?
現代のようなナプキンがなかった江戸時代、女性たちは生理になると、前垂れがあるふんどしのような布を使っていたそうです。
そして、この布が馬の顔に似ているということから「お馬」なんて呼ばれたとか。
そして、その「お馬」のなかにぼろ布や浅草紙(使用済みの和紙。現代でいう再生紙のようなもの)を入れてあてていたとか。
ものすごく基本的なことを確認していただきたくて呟くのですが、生理痛があれば保険で飲めるピルがあります。ジェネリックだと1シートの薬剤の自己負担は700円しませんし6月からはジェネリックの選択肢が増えます。時々生理痛のために飲んでるのに自費ピルの人がいるので医師に確認してほしいです。
— 宋美玄??子宮体がん検診は実は不要です (@mihyonsong) March 20, 2022
農村部では天然素材の使用も
上記のような浅草紙は、都市部では使うことができたものの、農村部では事情が違いました。
紙は貴重だったため、その代わりに綿やススキの穂といった天然素材を使っていたそうです。
正直仕事中生理痛で辛くても「他の女性社員だってみんな我慢してるんだし私より症状重い人だっているんだから」って隠して働いてる人が大半だと思う。
— どうしても働きたくない (@fu_majime66) March 21, 2022
そもそも、生理の事情が今と少し違う?
上記のとおり、色々な手段があったことがわかります。
しかし、当時の生理事情は、今とは少し違うところもあったようです。
というのも、まず、江戸時代は人々の栄養状態がそれほど良くなかったため、女の子が初潮を迎える時期は、おおよそ15歳ごろだったそうです。
そして、最初に妊娠するのも10代の終わりごろと早いこと、生涯に産む子どもの数も多かったこと、そして平均寿命も50歳以下だったことなどから、実際に生理がない期間が多かったと言われています。
元カノが急に生理なって俺のベッド汚して泣いた時、全然気にしてないよって布団洗って替えの服とナプキンと好きなお菓子買ってきて慰めたら「手慣れすぎて他の女の影を感じた」って理不尽に振られたの思い出した。
— ?? (@sex_herasou) March 20, 2022
出血のコントロールも!?
生涯における生理回数の他にも違いがあり、江戸時代の女性たちは出血のコントロールもできていたと言われています。
それは、今と違う生活様式で、着物を着てすり足のような歩き方をしていたことから、筋肉が発達しており、膣を締めて出血のコントロールをしていたというのです。