
1985年にリリースされたRPG「夢幻の心臓II(PC-8801版)」がプロジェクトEGGで無料配信!
D4エンタープライズは、同社が運営するレトロゲーム配信サービス・プロジェクトEGGにおいて、本日2月4日より「夢幻の心臓II(PC-8801版)」の無料配信を開始した。
本作は、1985年にリリースされたロールプレイングゲーム。
前作で、夢幻の心臓を手に入れて帰還したはずの主人公だったが、到着した場所はエルダー・アインという場所だった……。
主人公は、再び元の世界へと戻るための冒険をすることになる。
目次
ゲーム概要
タイトル:夢幻の心臓II(PC-8801版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:クリスタルソフト
オリジナル版発売年:1985年
発売日:2025年2月4日
価格:無料 ※プロジェクトEGG月額サービス登録が必要です。
特典:当時のマニュアルをPDF収録
配信サイト:https://www.amusement-center.com/project/egg/game/?product_id=1940
夢幻の心臓を手に入れ、死の世界・夢幻界から戦士はよみがえった。
85年クリスタルソフトのRPG『夢幻の心臓II(PC-8801)』がプロジェクトEGGにて2月4日より配信開始。 pic.twitter.com/ON1avpUgEy
— Dolly (@dolly12659500) January 31, 2025
いま、戦士の目の前に広がる自然の風景は、まがまがしい夢幻界のものとはたしかに異なり、生命あるものの美しさがあった。
しかし、それらのひとつひとつをよく見ると、細かい構造が自分の世界のものと少しずつ異なっているのに戦士は気づいた。
「おかしい……この風景は私の生まれ育った土地のものとちがう。」戦士は軽い疑惑を覚えた。
しかし、夢幻界とはまったく違う澄んだ空気を吸い、どこまでも続く青い空を見るうちに、気分は自然に高揚してきた。
「ああ、この風景に比べ夢幻界はなんと毒々しかったことか、空気は悪魔のように毒気を含んでいたことか……。」
夢幻界
戦士は、再び生命を与えられた喜びをからだ中で味わっていた。
と、その時、戦士のまわりをサッと影が横切り、はるか頭上で恐ろしい鳴き声が響いた。
戦士は、長い夢幻界での生活で身につけた条件反射とも言える反応力で、一瞬のうちに剣を抜き、身構えながらキッと上空をにらんだ。
その空には、信じられないことに全長が50メートルはあろうかという巨大なドラゴンが口から炎を吐きながら飛んでいた。
「なんだと!ここはまだ夢幻界なのか!?私の生まれた世界にはドラゴンなどという化け物はいなかったはずだ!!」驚きにあぜんとしている戦士の上空を、ドラゴンはその巨大なからだを支えるにはあまりにも小さい翼をゆっくりと動かしながら飛んでいく……。
国産RPGの名作
本作は1985年にリリースされたロールプレイングゲーム。
前作で夢幻界から脱出して元の世界へと帰還したはずの主人公でしたが、実はそこは別世界エルダー・アインだったため、再び元の世界へと戻るための冒険をすることになります。
前作と同様にトップビューで世界を探索しつつ、エンカウント&コマンド選択式のバトルを採用していますが、今回の敵との遭遇はシンボルエンカウントとなっており、敵を回避しながら探索を進めることが可能となっています。
最大で5名までのパーティを編成でき、職業は英雄、勇者、貴族、魔導師、賢者、言霊使い、聖戦士、召霊術師、船乗り、バイキング、戦士、剣士など多数。
呪文は「封印よ、退け」「炎よ、我が剣となれ」「幻の援軍来たれ」など、雰囲気のある名前がそろっており、このあたりは多くのユーザーに好評となりました。
前作では夢幻の心臓を手に入れることで夢幻界から脱出することができましたが、この“II”の世界となるエルダー・アインから脱出するにはどうすればいいのでしょうか。
国産RPGの名作と名高い本作、国産の王道RPGが好きならぜひともプレイしてほしい作品です。
プロジェクトEGGでPC-8801版の「夢幻の心臓II」が昨日から無料配信されてますねぇ(*´艸`)#レトロゲーム pic.twitter.com/XnUaWmaQdM
— BEASTMAN (@beastman_jp) February 4, 2025
ネットの声
「なつかしや
表示方法も当時のままなのかな?
(線画が見える速さで描画され、その後に色が塗られていく)」「和製ウルティマの登場ですねぇ…クリスタルソフトのゲームは、外国の優れたゲームを日本文化的にアレンジの基礎を確立したと、思うのは 私だけでしょうか? 過去の偉大なクリエイター達の功績に光を照らして欲しいですね。」
「懐かしい・・・今でもたまに脳内に響くわこの移動音。さまよえる塔は当時凄い驚いて感動した覚えありますわ。」